贋日光は結構です
テーマ:旅日記
2010/02/04 09:12
さ~て、逆回しで終りから始まった旅日記も今日でおしまいにいたしましょう。長かったですな。とても1泊2日の内容ではございませんでした。もっとも初日(1/27)は6時汽車で出発でしたからね。
福山駅で大型レンタカーを借りて最初に向かいましたのが生口島。つい2ヶ月前にお亡くなりになられた平山郁夫さんの生誕地でありまして、まずその「平山郁夫美術館」で高尚な芸術作品に触れるところからスタート。
さて、昼食は尾道ラーメンと決まっていたのですが...。いや、先にラーメンの話しましょか。ラーメン好きの方多いみたいですしね。訪れたのは
壱番館というお店で
一番人気は角煮ラーメン
この角煮ラーメンを注文される方がほとんどだったんですが、私は「え~!?ラーメンに角煮ぃ?」と超クエスチョンマークで、
味玉チャーシュー下さい!
で、隣のモンテK山さんの角煮をちょいと箸でこそいで「ちょっと頂戴」。うん、なかなかうまい。麺は平打ち麺でやや縮れ麺でしょうか。スープは醤油ベースですが色が濃いですね~。その割には辛くない...と思っていたんですが、やっぱり辛かったですわ。飲み干せませんでスープは全員お残し。
まあ、「可もなく不可もなく」の尾道ラーメンでありましたが、さて平山美術館の後に、少し時間がありましたので、折角なので近くの「耕三寺」にお参りしよう、ということに相成りました。
「耕三寺」は「西日光」と呼ばれており、紅葉の季節などよくツアー広告でこの文字を見かけます。
ふむ、なるほど、なるほど。立派な門であります。近づいてみますと、
さすが、西日光と呼ばれるだけのことはある、などと言いながら中へ入って行きますと、「千仏洞地獄峡」なるものが。面白そうじゃない、と入っていきますと、ごつごつとした岩肌に仏像がそれこそ山ほど埋め込んでありまして、地獄の再現なんか極楽なんかようわからん洞穴でありました。
結構不気味
さらに「未来心の丘」と称する大理石の庭園なんかも現われまして、この辺りから「ちょっと、ここは怪しいんちゃう」と皆に猜疑心が出て参りまして、そういう目で建物を見ますと、何か東南アジアの寺院風にも見えて参ります。
浄土真宗本願寺派の由緒あるお寺とばかり思っていたのですが、どうやら大阪で特殊鋼で財を成した人が僧籍に入り、母親の報恩のために建てたお寺だということがわかりました。
その方の名が何と「耕三寺耕三」。これは「こうぞうじこうぞう」なのか「こうさんじこうぞう」なのか?と参加者相互で議論になりましたが、これは「裁判員裁判と一緒や」というK重さんのツルの一声で、「こうぞうじこうぞう」ということになりました。(でも、どうやら本名は「金本福松」さんらしい)
結局、西日光は「贋日光」という結論にいたりまして、来年の旅行は本物目指して「日光東照宮と鬼怒川温泉」の旅に決まりましたとさ。めでたし、めでたし。
(追記)
今回の旅行をお世話いただきました旅行社M君、そして研修委員長のS酒店さん、誠にありがとうございました。なお、こうした楽しい旅ご希望の方、ご用命はぜひマルセンツーリストへ(完全に回しもんです)
福山駅で大型レンタカーを借りて最初に向かいましたのが生口島。つい2ヶ月前にお亡くなりになられた平山郁夫さんの生誕地でありまして、まずその「平山郁夫美術館」で高尚な芸術作品に触れるところからスタート。
さて、昼食は尾道ラーメンと決まっていたのですが...。いや、先にラーメンの話しましょか。ラーメン好きの方多いみたいですしね。訪れたのは
壱番館というお店で
一番人気は角煮ラーメン
この角煮ラーメンを注文される方がほとんどだったんですが、私は「え~!?ラーメンに角煮ぃ?」と超クエスチョンマークで、
味玉チャーシュー下さい!
で、隣のモンテK山さんの角煮をちょいと箸でこそいで「ちょっと頂戴」。うん、なかなかうまい。麺は平打ち麺でやや縮れ麺でしょうか。スープは醤油ベースですが色が濃いですね~。その割には辛くない...と思っていたんですが、やっぱり辛かったですわ。飲み干せませんでスープは全員お残し。
まあ、「可もなく不可もなく」の尾道ラーメンでありましたが、さて平山美術館の後に、少し時間がありましたので、折角なので近くの「耕三寺」にお参りしよう、ということに相成りました。
「耕三寺」は「西日光」と呼ばれており、紅葉の季節などよくツアー広告でこの文字を見かけます。
ふむ、なるほど、なるほど。立派な門であります。近づいてみますと、
さすが、西日光と呼ばれるだけのことはある、などと言いながら中へ入って行きますと、「千仏洞地獄峡」なるものが。面白そうじゃない、と入っていきますと、ごつごつとした岩肌に仏像がそれこそ山ほど埋め込んでありまして、地獄の再現なんか極楽なんかようわからん洞穴でありました。
結構不気味
さらに「未来心の丘」と称する大理石の庭園なんかも現われまして、この辺りから「ちょっと、ここは怪しいんちゃう」と皆に猜疑心が出て参りまして、そういう目で建物を見ますと、何か東南アジアの寺院風にも見えて参ります。
浄土真宗本願寺派の由緒あるお寺とばかり思っていたのですが、どうやら大阪で特殊鋼で財を成した人が僧籍に入り、母親の報恩のために建てたお寺だということがわかりました。
その方の名が何と「耕三寺耕三」。これは「こうぞうじこうぞう」なのか「こうさんじこうぞう」なのか?と参加者相互で議論になりましたが、これは「裁判員裁判と一緒や」というK重さんのツルの一声で、「こうぞうじこうぞう」ということになりました。(でも、どうやら本名は「金本福松」さんらしい)
結局、西日光は「贋日光」という結論にいたりまして、来年の旅行は本物目指して「日光東照宮と鬼怒川温泉」の旅に決まりましたとさ。めでたし、めでたし。
(追記)
今回の旅行をお世話いただきました旅行社M君、そして研修委員長のS酒店さん、誠にありがとうございました。なお、こうした楽しい旅ご希望の方、ご用命はぜひマルセンツーリストへ(完全に回しもんです)