黒かげカラス街道

テーマ:まちづくり
「黒壁ガラス街道」ではありませんよ、最初に言っておきますけど。最近夕刻に、そうですね日没前の5時半過ぎに駅前通りの、ちょうど市役所東別館、しまむら、カメラのキタムラ、リカマン辺りをお通りになったことあります?

まあ気持ち悪いですよ。電線に隙間なく並び「か~か~」と鳴き喚くおびただしい数のカラスの群れ。私は車で通り過ぎるだけですが、糞害に遭いそうでとても電線の下を歩く勇気はありませんし、ヒッチッコックの鳥のように襲撃される危険すら感じるほどです。

よく地震の前兆などと言われることがありますが、どうやら迷信であり、あのようにカラスが夕刻に群れをなすのは、そのすぐ近くに「ねぐら」があるからなのだそうです。そう言えば、まーぼうさんが八幡宮がねぐらになっているようなことを書かれておりましたが、あのような大量のカラスが八幡さんでお休みなのでしょうか?

カラスは山に可愛い七つの子がいるんじゃなかったのかよォ、「山」によォ。しかも「七羽」くらいなら文字通り可愛いもんなんだけど....。

そんなことを考えておりましたら、日経新聞「うたの動物記」に、「七つの子」の「七つ」は「七羽」ではなく「七歳」のことなんだと書かれておりました。そして「七歳は人の子どもの可愛い盛り。カラスに託して人情を歌っているのである。それくらい読めなくてどうしよう。」と続きます。なるほど、あれはカラスの歌ではなかったわけですね。

神武天皇東征の際、先導役を務めた八咫のカラスはサッカー日本代表のエンブレムにもなっているので有名でしょうが、何とノアの箱舟から一番に放たれたのも鳩ではなくカラスだったんだそうです。手ぶらで帰還したためオリーブの葉を銜えて帰って来た鳩に栄光の座を譲ったのだとか。

先のコラム、最後は高浜虚子の「行水の女にほれる烏かな」という「カラスの行水」を逆手に取る人を食った句で締めくくられておりましたが、行水に見とれているうちに「一網打尽!」。あの辺りにはプールか露天風呂が要りますかね、新市長さん。

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