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まちづくりの実践

テーマ:まちづくり
昨日の日経新聞「春秋欄」を読んで、地域政策プランナーで法政大学名誉教授の田村明さんが亡くなられたことを知った。民間企業から横浜市職員に転じ、高速道路の地下化、港北ニュータウン、横浜スタジアムの建設などの実績を上げ、全国に「まちづくり」という言葉を広めた。

と言っても、私は面識もなく、どんな人物なのかも知らない。ただ、まちづくり3部作と言われる「まちづくりの発想」「まちづくりの実践」「まちづくりと景観」という著作(いずれも岩波新書)を読んで共鳴し、それらが自分のまちづくりに対する考え方のバックボーンになっていることは確かだ。

それらに書かれていたフレーズで印象に残るものは多い。

・ユーモアの言える自由な人間関係が「まちづくり」の成功の秘訣
・土(地元)、風(外部)、火(情熱)、手(ノウハウ)の合体

・amenity(快適さ)=the right things in the right place(しかるべき場所にしかるべきものを)
・よい都市景観とは生活者が生み出し、愛情を持って維持されるもので、生活の便利さと従来の個性的景観を調和させる知恵が必要

・「内は自分のもの外はみんなのもの」「ぼくのうちも景観のひとつ」
・所有権者の論理(評価による財産価値の向上)より生活者の立場

・総合的視点を持つ部局を中心とする景観行政と地方分権法に基づく独自の自主条例

「生活する人々が誇りと愛情を持って育てた景観でなければ訪れる人も感動しない、と田村さん。暮らして楽しく、愛着を持て、人も呼べるまちづくりとは。難しい宿題を残し、この冬83歳で生涯を閉じた」と結ばれていた日経のコラム。

「まちづくりの実践」という本には次のようにも書かれていた。「理念に現実を近づけるのが『実践』、落差を指摘し慨嘆するのが『評論』、あきらめるのが『迎合』」

最近、すっかり評論家に成り下がっている自分への自戒とともに、田村さんのご冥福を心よりお祈りいたしたい。

22222

テーマ:よもやま話
今日は平成22年2月22日ということで、2がずらずらずら、いやずらずらずらずらずらと並んでおりますね。さて、2月22日は何の日か調べてみましたら、「猫の日」だそうでして、理由が「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」の語呂合わせだとか。ちなみに犬の日は11月1日だそうで、理由は言うまでもなかろ。

さらに「食器洗い乾燥機の日」ですと。これによって食後のゆとりができ、夫婦だんらんの時間ができるということから、「ふう(2)ふ(2)にっ(2)こり」の語呂合せ。どこぞのご夫婦に知らせてやりたい。

そして、おでんを食べるときに「フーフーフー」と息を吹きかけることから「フー(2)フー(2)フー(2)」の語呂合せで、「おでんの日」でもあるらしい。なんてことを書いておりますと、おでんが食べたくなりますな。私は大根、玉子、じゃがいもを頂戴しますかな。ああスジも美味いな。練りもんも適当に...。

そうそう、美味いもんを頂いている時に最高に腹が立つのがタバコの煙とそのにおい。どうやら飲食店全面禁煙の検討がなされているそうですが大賛成ですね。ということで、毎月22日が新たに「禁煙の日」に指定されるんだとか。理由ですか?「2」がスワン(白鳥)の姿に似ているところから「スワン(2)吸わん(2)」と、これまた語呂合わせ。

さて、2月22日と言いますと、8年前、まだ私がYEG(長浜商工会議所青年部)に所属していた時の例会を思い出します。当時私はアントレプレナーズ委員会担当の副会長だったのですが、D君たちの発案で、曳山博物館の広場にコタツをずら~っと並べ、温かい食べ物を準備して、2月の寒い中屋外で懇親会を行なったことを覚えています。

その例会の締めのあいさつを依頼されました。その年の9月に近畿ブロック大会を長浜で開催することが決まっておりました。「今日は2002年2月22日ですね。秋には近畿ブロック大会を控えており、まさに今日の日のようにとっても2(荷)が重いですけど、一致団結して頑張りましょう」と申し上げたことを思い出しました。







週末の食卓(20)

テーマ:週末の食卓
(その1)
テレビで老夫婦がマラソンに挑戦しているというのを見ていた母

母: この人らすごいで~

私: 何が?

母: ギブスに乗るらしいわ

私: ギネスやろ


まあ、骨が折れることではありますが...。



(その2)
タカ&トシが大島でクエを釣るという番組がちょうど流れていた時に

息子: あんな~、この間久しぶりに「アラ(*1)」見たわ

私: へ~、どこで?

息子: 中学校の時の先生が亡くなって、お葬式に行った時に

妻: 何で、そんな所に「クエ(*2)」がいるのよ?

息子: クエ~?何でクエが関係あるんよ~?

母: 何や? 先生のアラ(*3)が見えたんか?


と、支離滅裂の会話がありました。

(*1) 息子の中学校時代の友人のアダ名
(*2) 妻の生まれた福岡では「クエ」を「アラ」という
(*3) 説明するまでもなく、粗(アラ)つまり欠点

アブ○ジンさん

テーマ:よもやま話
きのう新聞をながめてたら、
いきなり
なぜか、どきっとしてしまいますね。アブラチャン以来の衝撃。

記事を読んだけど
何が何だか、さっぱり理解できない。

アブシジンさん、あんた何もん?植物ホルモン。

ってことで、こりゃMashiToshiさんの専門分野かな~?



三位一体

テーマ:スポーツ
17日(水)の朝日新聞夕刊に長野五輪スピードスケート男子500m金メダルの清水宏保選手が「条治よ悔しかったか」という題で寄稿していた。条治とは、先日行なわれたバンクーバー五輪同種目で、銅メダルを獲得した加藤条治選手のことだ。
清水加藤
清水は、銀メダルは金に届かなかった悔いが残り、銅メダルは表彰台に上がれたという財産が残るという意味合いで「銀メダルは悔しいメダル、銅メダルはほっとするメダル」と一般的に呼ばれるが、と述べた後、

自分が長野五輪の1000mで獲得した銅メダルは、500mの金の勢いで取らせてもらったまさに「嬉しいメダル」だったが、今回の銅メダルはそうでないだろうと加藤に語りかける。つまり、目の前にぶらさがっていた金メダルを取り漏らしたレースだっただろう、と。

清水は加藤にこう言われたことがあるという。「清水さん、あんなにつらいトレーニングをやらなきゃいけないなら、僕スケートやめます。楽して金メダル取りたいですね。」清水は心配機能を高めるために失神寸前まで自分を追い込むトレーニングをしてきており、それに対する反応だったらしい。

清水は加藤を天才だと認めたうえで、彼の敗因はスタミナ不足で、それは1000m練習の不足から来たもの、と喝破し、加藤は500mに特化して1000mを捨てたが、500mを一日2回滑る今の五輪では1000mの練習が不可欠なんだと指摘する。

「銅メダルで満足していないはずだからあえて言う。4年後金メダルを手にするには練習方法の変更が必要だ」という清水の苦言に加藤は応えられるのか。4年という時間は長いようで短い。才能と努力、そして運の三位一体で今度こそ金メダルを取ってほしい。誰が何と言っても、そちは加藤。
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