筆舌に尽くす
テーマ:よもやま話
2014/11/21 09:49
昨晩は長浜専門店会秋の例会。ということで向かった先は木之本町杉野。と言うたら、もうおわかりですね。
吹き抜けと巨大な梁
おかめちゃんから不在と聞いていた店主のひょっとこさんより長治庵の歴史
さてお料理なんですが、いやその前にお酒はビール、この日ちょうど解禁になったボージョレ・ヌーボー、北国街道の熱燗、そして七本鎗の冷酒。いただき過ぎまして今日は完全に二日酔いでございます。
しかし、おかめちゃんはホント割烹着が似合いますな。落ち着いておられるし、控え目だし素晴らしい女将さんです。また、高校生の娘さん二人が美人姉妹でお給仕のお手伝いをなさる。自分の娘に爪の垢を煎じて飲ましたい、という声しきり。
あ、料理でしたね。ほんまはね、写真を載せずに文章だけでと思ったんですが、筆舌に尽くし難いので一応
突き出しの山菜
土筆に山葵にイタドリだそうです。イタドリをいただくのは初めて。しかし、三品三様の味付けで単純に山菜と呼ばせないぞというプライドが見られます。手造りの箸袋も心がこもっています。
写真は撮り忘れましたが、鍋はイノシシ肉と野菜を陶板で蒸し焼き風にしたもの。イノシシの臭みを心配しましたが、適度な野趣と味噌とニンニクの風味がいい具合に野菜に染みこんでいます。
鹿肉のルイベ
鹿は30年ほど前に一度ステーキで食べたことがありますが、刺し身は初めて。これちょっと吃驚しますよ。口に入れると溶けます。まったく臭みはありませんし、肉というよりむしろマグロの赤身に近いか。
川鱒の竹皮包み焼
適度に散りばめられた山椒の実が内臓の臭み消しになっているのか。どの料理にも共通していましたが、素材を最大限に活かす調理法と味付けが極められています。骨はもちろん頭も丸ごと完食。
むし飯
これもいいですよ~。あんかけ好きにはたまりません。うなぎとむかごが入っております。とにかく、初めて食べるものが多く新鮮。長浜にこんな料理を食べさせる店があったのか、と皆感嘆。人生最高の料理かも、という声も。
さらに、写真はありませんが天ぷらは、ワカサギと山菜。人参の天ぷらが予想もしない柔らかな歯ごたえ。噂に聞いていた御飯とお漬物が期待に違わずまた美味い。ついついお代わりをしてしまいました。
ひょっとして料理が物足らないのではと心配して幹事さんが特別注文された
近江牛の炭火焼
もちろん美味いに決まってるんですけど、他のオリジナル料理と比べるとやや蛇足の感があった、というのは贅沢か。
実は「ブログには書くな。宣伝せずに、ひっそりと我々だけのものとしておきたい」という意見もあったのですが、ついつい筆舌に尽くしたくなりまして。長治庵の皆様、本当にありがとうございました。最高の料理、ごちそうさまでした。
吹き抜けと巨大な梁
おかめちゃんから不在と聞いていた店主のひょっとこさんより長治庵の歴史
さてお料理なんですが、いやその前にお酒はビール、この日ちょうど解禁になったボージョレ・ヌーボー、北国街道の熱燗、そして七本鎗の冷酒。いただき過ぎまして今日は完全に二日酔いでございます。
しかし、おかめちゃんはホント割烹着が似合いますな。落ち着いておられるし、控え目だし素晴らしい女将さんです。また、高校生の娘さん二人が美人姉妹でお給仕のお手伝いをなさる。自分の娘に爪の垢を煎じて飲ましたい、という声しきり。
あ、料理でしたね。ほんまはね、写真を載せずに文章だけでと思ったんですが、筆舌に尽くし難いので一応
突き出しの山菜
土筆に山葵にイタドリだそうです。イタドリをいただくのは初めて。しかし、三品三様の味付けで単純に山菜と呼ばせないぞというプライドが見られます。手造りの箸袋も心がこもっています。
写真は撮り忘れましたが、鍋はイノシシ肉と野菜を陶板で蒸し焼き風にしたもの。イノシシの臭みを心配しましたが、適度な野趣と味噌とニンニクの風味がいい具合に野菜に染みこんでいます。
鹿肉のルイベ
鹿は30年ほど前に一度ステーキで食べたことがありますが、刺し身は初めて。これちょっと吃驚しますよ。口に入れると溶けます。まったく臭みはありませんし、肉というよりむしろマグロの赤身に近いか。
川鱒の竹皮包み焼
適度に散りばめられた山椒の実が内臓の臭み消しになっているのか。どの料理にも共通していましたが、素材を最大限に活かす調理法と味付けが極められています。骨はもちろん頭も丸ごと完食。
むし飯
これもいいですよ~。あんかけ好きにはたまりません。うなぎとむかごが入っております。とにかく、初めて食べるものが多く新鮮。長浜にこんな料理を食べさせる店があったのか、と皆感嘆。人生最高の料理かも、という声も。
さらに、写真はありませんが天ぷらは、ワカサギと山菜。人参の天ぷらが予想もしない柔らかな歯ごたえ。噂に聞いていた御飯とお漬物が期待に違わずまた美味い。ついついお代わりをしてしまいました。
ひょっとして料理が物足らないのではと心配して幹事さんが特別注文された
近江牛の炭火焼
もちろん美味いに決まってるんですけど、他のオリジナル料理と比べるとやや蛇足の感があった、というのは贅沢か。
実は「ブログには書くな。宣伝せずに、ひっそりと我々だけのものとしておきたい」という意見もあったのですが、ついつい筆舌に尽くしたくなりまして。長治庵の皆様、本当にありがとうございました。最高の料理、ごちそうさまでした。