浜ジャズ
テーマ:まちづくり
2014/09/24 08:57
四半世紀ほど前に、アメリカのNBAつまりプロバスケットボールに嵌った時期がありまして、応援していたのはボストン・セルティックスというチームだったのですが、中にユタ・ジャズ(JAZZ)なんていう名のチームもあり、音楽名をチーム名にするなんて変だなと何となく思っておりました。
後で調べてみると、元々ジャズの発祥地であるニューオーリンズにあったチームがフランチャイズをユタ州のソルトレークシティに移したものの、チーム名だけはそのままJAZZを継承したとのこと。ジャズに所縁のない地域に移ってもその名を名乗り続けるのも何か妙な気がしますが...。
さて、そのジャズですが、市議のひょっとこさんが「久々のよいイベント」と評された「浜ジャズ」が昨年に引き続いて長浜のまちなかで開催されました。スタッフも若い人が中心となっており、私は当日の朝、申し訳程度に設営のお手伝いをしただけ。にもかかわらず、「油甚さんもこれ着て」と渡されたスタッフTシャツ。
![](../../resources/member/000/070/0205298/HER4xx5u.jpg)
「Let's groove together.」と書かれておりますが、grooveなる単語はお目にかかったことがありませんで、「どういう意味?」と聞いたスタッフはポカンと聞こえぬふりをしておりましたが、調べてみると「大いに楽しむ」とか「(みごとなジャズ演奏を)聞く」とかいう意味らしい。
JAZZそのものの語源も諸説あるようですが、発祥の地ニューオーリンズでは元々「JASS(ジャス)」と言われていたみたいですね。農協のガソリンスタンドちゃいまっせ。フランス語のスラングで性行為を表す、とか書いてましたけど、このニューオーリンズジャスと区別するためにシカゴでJAZZ(ジャズ)と呼ばれたのが起源とか。
個人的には特に興味もないのですが、ジャズは日本人の感性には意外と合うようでファンは多いですね。昨日は朝から晩まで賑わった長浜のまち。「浜ジャズ明けたら暇じゃず」、「Let's gloom together.」なんてことにならないことを願います。
後で調べてみると、元々ジャズの発祥地であるニューオーリンズにあったチームがフランチャイズをユタ州のソルトレークシティに移したものの、チーム名だけはそのままJAZZを継承したとのこと。ジャズに所縁のない地域に移ってもその名を名乗り続けるのも何か妙な気がしますが...。
さて、そのジャズですが、市議のひょっとこさんが「久々のよいイベント」と評された「浜ジャズ」が昨年に引き続いて長浜のまちなかで開催されました。スタッフも若い人が中心となっており、私は当日の朝、申し訳程度に設営のお手伝いをしただけ。にもかかわらず、「油甚さんもこれ着て」と渡されたスタッフTシャツ。
![](../../resources/member/000/070/0205298/HER4xx5u.jpg)
「Let's groove together.」と書かれておりますが、grooveなる単語はお目にかかったことがありませんで、「どういう意味?」と聞いたスタッフはポカンと聞こえぬふりをしておりましたが、調べてみると「大いに楽しむ」とか「(みごとなジャズ演奏を)聞く」とかいう意味らしい。
JAZZそのものの語源も諸説あるようですが、発祥の地ニューオーリンズでは元々「JASS(ジャス)」と言われていたみたいですね。農協のガソリンスタンドちゃいまっせ。フランス語のスラングで性行為を表す、とか書いてましたけど、このニューオーリンズジャスと区別するためにシカゴでJAZZ(ジャズ)と呼ばれたのが起源とか。
個人的には特に興味もないのですが、ジャズは日本人の感性には意外と合うようでファンは多いですね。昨日は朝から晩まで賑わった長浜のまち。「浜ジャズ明けたら暇じゃず」、「Let's gloom together.」なんてことにならないことを願います。
墓地のマナー
テーマ:よもやま話
2014/09/23 09:11
今日は彼岸の中日ですが、先週の金曜日にお墓の草むしりに行きました。お盆にきれいにしたところなので、そんなに生えてないやろと高をくくっていたのですが、さすが雑草、油断はなりません。
最近目立つのが、「すぎのこ」っていうんですか?ヒョロヒョロっとしたやつ。これが根っこから抜こうと思うと、途中でパツンと折れて根が残る。まあ、これから冬に向かうし、まあええか。それとタンポポが「ここはオレの陣地や」とばかりに葉を広げておりまする。
さて、うちの墓の隣の一画が市の管理地というか、お墓のない所でして、普段は赤く塗られた角柱が立っているのですが、それが抜かれて、その上に除草剤で枯れたと思われる雑草が山積みになっているではありませんか。
まあ、そのうち腐るでええやろと、そのまま放置しとこかとも思ったんですが、よく見るとその下にワンカップなどの一合瓶が数本と缶ビールの空き缶が捨ててあるではありませんか。おいおい、誰やこんなとこに捨てるのは、と持ち帰ることに。
で、ふと自分ところの墓を見ると、線香立ての穴にろうそくが2本残っております。よう、倒れんと残ってるなあ、と思い触れてみると、それはろうそくではなくて、何とたばこの吸い殻。
誰かここで、ワンカップ飲みながらタバコ吸ったんでしょうか。で、その吸い殻をよりにもよって線香立てに立てやがって。これがまた、穴のサイズが憎いほどタバコの太さにぴったり。
うちは食べ物は動物があさると困るので持ち帰るのですが、「お酒は誰か飲んでくれやある人があるで、置いてくんや」という母の習慣を踏襲してきたのですが、こんな輩がいるようではもうそれもできませんな。「お酒だけは置いてってくれ」という酒好きだった線香、いや先考(亡父)の声も聞こえるのですが....。
最近目立つのが、「すぎのこ」っていうんですか?ヒョロヒョロっとしたやつ。これが根っこから抜こうと思うと、途中でパツンと折れて根が残る。まあ、これから冬に向かうし、まあええか。それとタンポポが「ここはオレの陣地や」とばかりに葉を広げておりまする。
さて、うちの墓の隣の一画が市の管理地というか、お墓のない所でして、普段は赤く塗られた角柱が立っているのですが、それが抜かれて、その上に除草剤で枯れたと思われる雑草が山積みになっているではありませんか。
まあ、そのうち腐るでええやろと、そのまま放置しとこかとも思ったんですが、よく見るとその下にワンカップなどの一合瓶が数本と缶ビールの空き缶が捨ててあるではありませんか。おいおい、誰やこんなとこに捨てるのは、と持ち帰ることに。
で、ふと自分ところの墓を見ると、線香立ての穴にろうそくが2本残っております。よう、倒れんと残ってるなあ、と思い触れてみると、それはろうそくではなくて、何とたばこの吸い殻。
誰かここで、ワンカップ飲みながらタバコ吸ったんでしょうか。で、その吸い殻をよりにもよって線香立てに立てやがって。これがまた、穴のサイズが憎いほどタバコの太さにぴったり。
うちは食べ物は動物があさると困るので持ち帰るのですが、「お酒は誰か飲んでくれやある人があるで、置いてくんや」という母の習慣を踏襲してきたのですが、こんな輩がいるようではもうそれもできませんな。「お酒だけは置いてってくれ」という酒好きだった線香、いや先考(亡父)の声も聞こえるのですが....。
甘いもんやおまへん
テーマ:よもやま話
2014/09/22 08:54
去年の8月、そして今年の曳山祭の際に私も生出演させていただいたのですが、大手門通りのまちづくり役場内に設けられたサテライトスタジオから放送されていた「さざなbeゲーション」。諸事情から今月末で番組終了とのこと。
そこで、アナウンサーをなさっていたパーソナリティの小川順子さんが、昨日わざわざご挨拶に訪れて下さいました。今年の祭の時に出演した際の写真とともに、「これも、よかったらどうぞ」と下さったのが
これ、ふなずしパイ![](../../resources/member/000/070/0205182/EAPZzYvy.jpg)
「あ~ん、これ聞いたことありますわ。ぜひ頂戴いたします」と思わず言ってしまいました。3時のおやつに早速いただくことにいたしました。
封を切った途端に、軽く鼻に芳香が突き刺さります。所詮チーズのまがいもんやろとなめていたところに先制パンチを食らった感じです。おぉ、なかなかやるやん。
![](../../resources/member/000/070/0205183/t3FswLpY.jpg)
二つに割って切り口を見ると、看板に偽りなし。多重構造になっており、ちゃんとパイの様相を呈しております。一口頬張ってみると、お、来た来た、チーズに似てはおりますが、ちょっと違います。
決して不快ではない、鮒の微妙な生臭ささえ感じられるではありませんか。ツンとした酸味もほのかに残り、鮒ずしの王道を外れ話題作りに走っただけの菓子ではないことは確かです。
袋の裏の原材料を見てみましょう。「小麦粉、バター、ふなずし、卵、香辛料」とありますように砂糖が入っておりません。そう、原料のふなずしの製作過程同様、そしてサテスタの運営と同じく、このお菓子も決して甘いもんやおまへんのどす。
私、最初「ふなずし」の後に「卵」と書いてあるのを見て、おぉスゲー、オレンジ色に輝くあの鮒ずしの卵もちゃんと塗り込んだるんかぁ、と感動してしまったんですが、よく考えてみると菓子を作るのに使われる鶏卵のことですね、これ。
守山のモンレーブさんが製造販売されているこのお菓子、1個100円(税別)のようです。本物の鮒ずしに比べるとお手頃価格ですね。おがじゅんさん、どうもありがとうございました。サテスタは無くなっても、今後ともよろしくお願いいたします。
そこで、アナウンサーをなさっていたパーソナリティの小川順子さんが、昨日わざわざご挨拶に訪れて下さいました。今年の祭の時に出演した際の写真とともに、「これも、よかったらどうぞ」と下さったのが
これ、ふなずしパイ
![](../../resources/member/000/070/0205182/EAPZzYvy.jpg)
「あ~ん、これ聞いたことありますわ。ぜひ頂戴いたします」と思わず言ってしまいました。3時のおやつに早速いただくことにいたしました。
封を切った途端に、軽く鼻に芳香が突き刺さります。所詮チーズのまがいもんやろとなめていたところに先制パンチを食らった感じです。おぉ、なかなかやるやん。
![](../../resources/member/000/070/0205183/t3FswLpY.jpg)
二つに割って切り口を見ると、看板に偽りなし。多重構造になっており、ちゃんとパイの様相を呈しております。一口頬張ってみると、お、来た来た、チーズに似てはおりますが、ちょっと違います。
決して不快ではない、鮒の微妙な生臭ささえ感じられるではありませんか。ツンとした酸味もほのかに残り、鮒ずしの王道を外れ話題作りに走っただけの菓子ではないことは確かです。
袋の裏の原材料を見てみましょう。「小麦粉、バター、ふなずし、卵、香辛料」とありますように砂糖が入っておりません。そう、原料のふなずしの製作過程同様、そしてサテスタの運営と同じく、このお菓子も決して甘いもんやおまへんのどす。
私、最初「ふなずし」の後に「卵」と書いてあるのを見て、おぉスゲー、オレンジ色に輝くあの鮒ずしの卵もちゃんと塗り込んだるんかぁ、と感動してしまったんですが、よく考えてみると菓子を作るのに使われる鶏卵のことですね、これ。
守山のモンレーブさんが製造販売されているこのお菓子、1個100円(税別)のようです。本物の鮒ずしに比べるとお手頃価格ですね。おがじゅんさん、どうもありがとうございました。サテスタは無くなっても、今後ともよろしくお願いいたします。
体操不服につき
テーマ:まちづくり
2014/09/21 08:57
昨日の午前中は小学校の運動会視察。今年は3班に分かれ、私は教育委員長職務代理のI女史、指導課のS副参事、Yすこやか健康課長と共に、神照小・北小・南小・南郷里小・北郷里小と、長小を除く旧長浜市内5小を回らせていただきました。
最初に訪れた神照小では開会式に参加。児童諸君が堂々とした入場行進を見せてくれまして、そう言えば我々も子どもの時には「かしらー、右っ!」とかやったなぁ、と懐かしく感じました。我々の時はもっぱら「双頭の鷲の旗の下に」だったと思うんですが、今どきはサッカーワールドカップの入場曲なんですね。
神照小、北小、南小は体操服の更新が検討または実施されつつあり、特に短パンが従来のものでは短すぎて恥ずかしいと高学年女子児童、親御さんを中心に評判がすこぶる悪いんだそうであります。よく見ると、我が母校、北小ではシャツの方も私たちが着ていたのと同じ白色でチャックのを着てますやん。
![](../../resources/member/000/070/0205154/W1aO49Xr.jpg)
![](../../resources/member/000/070/0205153/optVWXtb.jpg)
てことで、上の写真のように、来年から採用される新しい体操服が展示されておりました。なかなか格好良いですね。ちなみに、南小ではPTAの体操服検討委員会で候補に選ばれた数点が並んでおり、運動会で保護者投票がされている最中でした。
I女史の学区の南郷里小はもう10年以上前から、当節風の体操服に変わっていたとのことでした。「IさんがPTAの時に、格好ええのにしてぇ~、と声高に叫ばはったんでしょう?」と言うたら、「いえいえ、うちの娘の時にはもう変わってました」と。
さて、最後に訪れた北郷里小は校舎の東側がグランドになっており、臥龍山の山並みの中央に伊吹山が浮かび上がるという絶好の背景。
これは絶景ですわ
折しも、1,2年生による「ようかい体操」が始まるところでした。校長先生が、壇上で指導される先生をこっそり指さして「S副参事の奥さんです」「へぇ~、そうなんですかぁ。あ~っ、Sさん、これに到着時間合わせやったでしょう?」とからかいますと、「いやいや、私の計算ではちょうど終わっているはずだったんです」と苦笑い。
ようかい体操、私たちの正面の先頭の列で踊っていた2年生の少女の飛び抜けて柔軟かつ華麗な動きに目が釘付けに。是非この才能を伸ばして欲しいものです。あ、そうそう、徒競走が男女混合で行われていた南小。最速組のレースを制したのは女子で、彼女は何と今年の県大会で滋賀県記録を塗り替えたそうな。
男子諸君も女子に負けないように奮起されたし。
最初に訪れた神照小では開会式に参加。児童諸君が堂々とした入場行進を見せてくれまして、そう言えば我々も子どもの時には「かしらー、右っ!」とかやったなぁ、と懐かしく感じました。我々の時はもっぱら「双頭の鷲の旗の下に」だったと思うんですが、今どきはサッカーワールドカップの入場曲なんですね。
神照小、北小、南小は体操服の更新が検討または実施されつつあり、特に短パンが従来のものでは短すぎて恥ずかしいと高学年女子児童、親御さんを中心に評判がすこぶる悪いんだそうであります。よく見ると、我が母校、北小ではシャツの方も私たちが着ていたのと同じ白色でチャックのを着てますやん。
![](../../resources/member/000/070/0205154/W1aO49Xr.jpg)
![](../../resources/member/000/070/0205153/optVWXtb.jpg)
てことで、上の写真のように、来年から採用される新しい体操服が展示されておりました。なかなか格好良いですね。ちなみに、南小ではPTAの体操服検討委員会で候補に選ばれた数点が並んでおり、運動会で保護者投票がされている最中でした。
I女史の学区の南郷里小はもう10年以上前から、当節風の体操服に変わっていたとのことでした。「IさんがPTAの時に、格好ええのにしてぇ~、と声高に叫ばはったんでしょう?」と言うたら、「いえいえ、うちの娘の時にはもう変わってました」と。
さて、最後に訪れた北郷里小は校舎の東側がグランドになっており、臥龍山の山並みの中央に伊吹山が浮かび上がるという絶好の背景。
![](../../resources/member/000/070/0205152/OVHcStXl.jpg)
折しも、1,2年生による「ようかい体操」が始まるところでした。校長先生が、壇上で指導される先生をこっそり指さして「S副参事の奥さんです」「へぇ~、そうなんですかぁ。あ~っ、Sさん、これに到着時間合わせやったでしょう?」とからかいますと、「いやいや、私の計算ではちょうど終わっているはずだったんです」と苦笑い。
ようかい体操、私たちの正面の先頭の列で踊っていた2年生の少女の飛び抜けて柔軟かつ華麗な動きに目が釘付けに。是非この才能を伸ばして欲しいものです。あ、そうそう、徒競走が男女混合で行われていた南小。最速組のレースを制したのは女子で、彼女は何と今年の県大会で滋賀県記録を塗り替えたそうな。
男子諸君も女子に負けないように奮起されたし。
母白内障手術
テーマ:よもやま話
2014/09/20 09:27
待ちに待った日が昨日ついにやって来ました、母にとって。そう白内障の手術。何と1週間あけて両目とも行なうことに。が、これがなかなか大変でんがな。
まず手術3日前から、朝、昼、夕、寝る前と一日4回、目薬の点眼。これを本人がしてくれたらええんですけど、「私はよう差さん」と来た。ちょっと、ばあさん甘やかしすぎたかもしれまへん。しゃあないで、妻と二人で空いてるほうが差すことに。差し忘れないように表まで作って。
当日は指定された2時45分に眼科へ。手術は15分くらいで終わりますから、と聞いていたのですが、それはあくまでも執刀時間。いきなり「手術は4時過ぎになる予定です」と来た。時計見て思わず「ひょえ~」と言いそうになりましたがな。
で、看護師さんが、「それではまず体温と血圧測りますねぇ。その後、目薬を5分おきくらいに10回ほど差しますのでね」。「息子さんですか?ずっとお付き添いいただけるんですか?」「あ、はい、まあ」
幸いにも本を持参したので、とりあえずそれを読むわけですが、待合室は術前、術後の患者さんとその付き添い者であふれ、その人たちに順々に看護師さんが大きな声で(お年寄りが多いからか?)説明されているのを聞いていると、内容を覚えてしまうくらい。
10回の点眼が終わった後、「十分に目が大きくなっているかどうか見ますから、ちょっと待って下さいね」と言われたのですが、「やっぱりもう1,2回差しますね」と。「そうそう、私は目が小さいんです」と母。瞳孔が開ききってないんやわ、と説明しても、小声で「やっぱり目の大きい人は得やな」とささやく。
4時前にようやく名前を呼ばれて室内に入ったのですが、その後心配になるくらいなかなか出て来ない。5時近くにようやく出てきて母曰く、「中でも4人くらい待ってやあって、めちゃくちゃ待たされたわ」。まあ、それくらいでないと、流れ作業的な患者の処置をスムーズに行えないのでしょう。
確かに手術はそう大したことはなかったようでしたが、この後しばらく待って血圧をまた測り、今後のことについて色々と説明を受け、さらに会計までまた待って、結局終わったのが5時半。
それはええけど、明朝も診察を受け術後3日間は3種類の目薬を5分おきに一日4回点眼せなあかんそうな。「家族だけに任せずに自分でもせなあきませんよ」と看護師さん。「いや、甘えますぅ~!」て、婆さんええ加減にしときなはれや(笑)
まず手術3日前から、朝、昼、夕、寝る前と一日4回、目薬の点眼。これを本人がしてくれたらええんですけど、「私はよう差さん」と来た。ちょっと、ばあさん甘やかしすぎたかもしれまへん。しゃあないで、妻と二人で空いてるほうが差すことに。差し忘れないように表まで作って。
当日は指定された2時45分に眼科へ。手術は15分くらいで終わりますから、と聞いていたのですが、それはあくまでも執刀時間。いきなり「手術は4時過ぎになる予定です」と来た。時計見て思わず「ひょえ~」と言いそうになりましたがな。
で、看護師さんが、「それではまず体温と血圧測りますねぇ。その後、目薬を5分おきくらいに10回ほど差しますのでね」。「息子さんですか?ずっとお付き添いいただけるんですか?」「あ、はい、まあ」
幸いにも本を持参したので、とりあえずそれを読むわけですが、待合室は術前、術後の患者さんとその付き添い者であふれ、その人たちに順々に看護師さんが大きな声で(お年寄りが多いからか?)説明されているのを聞いていると、内容を覚えてしまうくらい。
10回の点眼が終わった後、「十分に目が大きくなっているかどうか見ますから、ちょっと待って下さいね」と言われたのですが、「やっぱりもう1,2回差しますね」と。「そうそう、私は目が小さいんです」と母。瞳孔が開ききってないんやわ、と説明しても、小声で「やっぱり目の大きい人は得やな」とささやく。
4時前にようやく名前を呼ばれて室内に入ったのですが、その後心配になるくらいなかなか出て来ない。5時近くにようやく出てきて母曰く、「中でも4人くらい待ってやあって、めちゃくちゃ待たされたわ」。まあ、それくらいでないと、流れ作業的な患者の処置をスムーズに行えないのでしょう。
確かに手術はそう大したことはなかったようでしたが、この後しばらく待って血圧をまた測り、今後のことについて色々と説明を受け、さらに会計までまた待って、結局終わったのが5時半。
それはええけど、明朝も診察を受け術後3日間は3種類の目薬を5分おきに一日4回点眼せなあかんそうな。「家族だけに任せずに自分でもせなあきませんよ」と看護師さん。「いや、甘えますぅ~!」て、婆さんええ加減にしときなはれや(笑)