數とseveral

テーマ:言葉・漢字
一昨日、「数人は何人か?」という題で書いたのですが、そう言えば似たような表現で英語では「a few」というのがありますね。

a fewというのは、私自身「2、3の」という風に訳していたのですが、どうやら感覚的にはもうちょっと幅がありそうですね。それこそa fewほど多い、「2~5」くらいのようです。

では「2、3の」はどう言うんかとなると、「a couple」を使うんだと。え?カップルは2でしょう、普通。私も「二つの」という意味でしか考えていなかったんですが、3くらいまでは使うんですね。男女関係も三角関係とかありますから、その辺が考慮されてるんでしょうか。

さらに「several」ってのもありますが、これこそ「数~」と訳してましたわ。severalって何となくsevenっぽいでしょ。だから7くらいという説もあるようですが、これは最低5以上、人によっては2桁も行くといいますから、絶対数においては日本の「数(すう)」より多く、曖昧さでは「数(すう)」に匹敵するという感じでしょうか。

ところで、漢字の「数」は略字であり、元々は「」なんですね。
ほんでね、左側の「婁」という字は「母+中+女」の会意文字で、母も女も女性であって、女性を捕えてじゅずつなぎにして引っ張る様という恐ろしい意味なんだそうな。それこそ強制連行ですやん。

そう考えると、英語のseveralもむしろ「severe(こわい、過酷な、なさけ容赦ない)」と関係あるんではないかと思えてまいります。

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