祭人魂
テーマ:曳山・歌舞伎
2014/09/30 09:17
縁ありまして、昨年に引き続き今年も岐阜県東濃の金幣社、恵那神社秋季大祭の奉納文楽の大夫を務めさせていただきました。このお祭りは毎年9月29日と日が定められております。
昨年同様、快晴に
折しも当神社の存する中津川市から遠からぬ所にそびえる御嶽山が突然の爆発。もしかして噴煙の被害に遭うのではと心配いたしましたが、ほとんど影響はありませんでした。それでも恵那峡あたりからは御嶽山の白い噴煙が真横に流れているのが遠目に見ることができました。
前日の夜はリハーサルだったのですが、昨年と違いテレビカメラが入って物々しい雰囲気。いきなりディレクターが「よろしくお願いします」と、番宣のタオルを手渡されました。どうやら、中津川川上(かおれ)の恵那文楽保存会を密着取材されているようです。
当日ももちろん、人形や人形遣いさんを中心にカメラが向けられます。私たち大夫・三味線にはインタビューはありませんでしたが、アップで撮れるカメラを床の近くに置かせてほしいので了承をとの依頼がありました。
テレビカメラを向けられて緊張するようなことは無くなりましたが、今年は何とシートを敷いた観覧席の最前列、私たちの真ん前に小学生男子が数名陣取りました。うわ~っ、こりゃやりにくいなぁ。
いやな予感が的中いたしまして、話の筋や浄瑠璃が単調になってくると、子どもたち敏感に、というか正直に退屈さを表に出し、いつの間にかゲームとか始めているではありませんか。おいおい、そんなら最初からそんなところに陣取るなっちゅうの。
一番ありがたいのは、中年~お年を召した女性ですね。一生懸命芝居に集中して下さいますし、終了後もテレビ局のインタビューに対して「良かったわ~」と大げさなくらいに応じて下さっていました。
約35分間の奉納文楽。御嶽山の御霊安まれと祈祷されていたのか、神事が長引いて開始時刻が大幅に遅れましたが、滞りなく無事終了いたしました。今回は中津川在住の三味線さんの龍太さんには何から何まで大変お世話になりました。どうもありがとうございました。
なお、テレビの番組名は「祭人魂(まつりびとだましい)」で、放映は11月1日(土)の午前11時25分~11時40分。お楽しみに、でも東海テレビなんで関西地区では視聴できませんとのこと。祭人だましかよ。
昨年同様、快晴に
折しも当神社の存する中津川市から遠からぬ所にそびえる御嶽山が突然の爆発。もしかして噴煙の被害に遭うのではと心配いたしましたが、ほとんど影響はありませんでした。それでも恵那峡あたりからは御嶽山の白い噴煙が真横に流れているのが遠目に見ることができました。
前日の夜はリハーサルだったのですが、昨年と違いテレビカメラが入って物々しい雰囲気。いきなりディレクターが「よろしくお願いします」と、番宣のタオルを手渡されました。どうやら、中津川川上(かおれ)の恵那文楽保存会を密着取材されているようです。
当日ももちろん、人形や人形遣いさんを中心にカメラが向けられます。私たち大夫・三味線にはインタビューはありませんでしたが、アップで撮れるカメラを床の近くに置かせてほしいので了承をとの依頼がありました。
テレビカメラを向けられて緊張するようなことは無くなりましたが、今年は何とシートを敷いた観覧席の最前列、私たちの真ん前に小学生男子が数名陣取りました。うわ~っ、こりゃやりにくいなぁ。
いやな予感が的中いたしまして、話の筋や浄瑠璃が単調になってくると、子どもたち敏感に、というか正直に退屈さを表に出し、いつの間にかゲームとか始めているではありませんか。おいおい、そんなら最初からそんなところに陣取るなっちゅうの。
一番ありがたいのは、中年~お年を召した女性ですね。一生懸命芝居に集中して下さいますし、終了後もテレビ局のインタビューに対して「良かったわ~」と大げさなくらいに応じて下さっていました。
約35分間の奉納文楽。御嶽山の御霊安まれと祈祷されていたのか、神事が長引いて開始時刻が大幅に遅れましたが、滞りなく無事終了いたしました。今回は中津川在住の三味線さんの龍太さんには何から何まで大変お世話になりました。どうもありがとうございました。
なお、テレビの番組名は「祭人魂(まつりびとだましい)」で、放映は11月1日(土)の午前11時25分~11時40分。お楽しみに、でも東海テレビなんで関西地区では視聴できませんとのこと。祭人だましかよ。