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錦織ッチ

テーマ:スポーツ
テニスの全米オープン準々決勝の後、「何や、にしこりとかいう選手が勝ったいうてテレビでやってたけど、あの字(錦織)で、にしこりて読むのはちょっと納得がいかんなあ」と、母が妻と息子に対してしきりに言っていたらしい。

そうそう、私も中学・高校と一緒だった同級生に錦織と書いて「にしきおり」と読む名字の女子がいたからか、これ以外の読みがあるなどと想像したこともありませんでした。30歳過ぎてこちらに再び戻って来るまでは。

その後でした、びわ町にある錦織という在所が「にしこおり」と読むのを知ったのは。ほぉ~、変わった読み方をするんやなと思っているうちに慣れてしまったわけで、実はテニスの錦織選手も「にしこおり」選手だと私も思っていたのです。

「名字由来net」というサイトによると、全国に「錦織」姓の方は11,800人ほどいらっしゃるようですが、驚いたことに、読み方は「にしごり、にしこり、にしこおり、にしこうり、にしごおり、にしきおり、にしきお、にしおり」とさまざま。

で、この名字のルーツは近江国滋賀郡錦織庄がルーツとあります。現在も大津には錦織という地名があるようですが、「滋賀県の地名(平凡社)」には、ここも含めた錦織庄は地内に近江大津京が営まれ、「和名抄」滋賀郡錦部(にしこり)郷の遺称地とされる、と書いてありました。

遺称地とは「遺構・遺跡があったと古くから伝承がある地」とのことだそうですが、ちなみにびわ町の錦織の方は、「古代錦織の部民の住した地とする説があり、「和名抄」記載の浅井郡錦部(にしこり)郷の遺称地とされる」と書かれておりました。

錦織圭選手は、島根県松江市の出身だそうですが、もしかするとルーツは滋賀県、いやびわ町かもしれない、と考えるとちょっとワクワクして来ますね。いや、そうでもないか。

すっかりファンにでもなったのか、準決勝の後には「にしこりが、今度はジョコ、ジョコ、ジョコバッチに勝ったらしいな」と母。惜しい!ジョコビッチやわ。残念ながら、決勝ではチリッチに敗れて散りっちでしたが、母がどういう感想をもらすか楽しみッチ。

保齢球

テーマ:よもやま話
何時だったか、週一で届けられる近江毎夕新聞に読解力検定の例題が掲載されていたのですが、その中に「『撞球』を表すのは下のどれ?」という問題があり、選択肢は5つ。

①バスケット ②バレー ③サッカー ④ビリヤード ⑤ボウリング

正解は④のビリヤードなんですが、解答欄にそれぞれの日本語名が書かれておりました。①籠球、②排球、③蹴球までは知っていたのですが、ボウリングの日本語名は初耳。皆さん、わかりますか?

何と「十柱戯(じっちゅうぎ)」と云うそうな。ピンが「柱」で、それが十本あるから「十柱」なんでしょうね。他の競技みたいに球がつかないんですね。

これは中国語由来なのかな?と思い調べてみますと、違いましたわ。中国ではボウリングは別の名前で呼ばれておりまして、「保齢球」と云うそうであります。こっちはちゃんと球がつきますんやな。

「バオリンチュー」と発音するようで、「ボウリング」の発音に似た当て字なんですね。あるサイトの解説を読みますと、ボウリングはどの年齢層でもできて、無理がなく若さを保つことができるスポーツなので、うまい当て字を考えたものだと書いてありました。

私はボウリングが苦手で、投げ方がまずいのかすぐに腰を痛めそうになり、とても保齢になりそうにはありません。

あ、そうそう、新聞に新刊本の宣伝で「男の若さを保つテストステロン」と書いてございましたが、テストステロンの分泌元である◯◯玉は冷やしておくことが肝要なようでして、いやはや、これこそまさに「保冷球」ですね。

訪ねる立場迎える立場

テーマ:まちづくり
前日の朝にかなり激しい降雨があり、グランドの回復状態が心配されましたが、昨日無事長浜市内各中学校の運動会が開催されました。今年は南回りが担当となり、びわ中、北中、西中、南中、東中、浅井中の6校を訪問させていただきました。

まず最初のびわ中は開会式から。全員起立となりまして、最初テントの中に居たのですが、市会議員さんを始め他の来賓の方がテントの外に出て最前列に並ばれるものですから、私も何となくこれに倣わざるを得ないような空気を感じまして一歩前に。

真夏のカンカン照りとまではいきませんが、それでもじわじわと弱火で加熱されたホットプレートみたいな状態が続き、雨天後特有の湿気も相俟って、いきなり熱中症にならへんかと不安になりましたが、子供たちの手前甘っちょろい姿を見せるわけにもいかず、しばし直立不動。

この後訪れた北中(神照G)、西中、南中と、時間帯のせいかテントの向きのせいか、我々来賓にあてがわれる最前列は、微妙に日なたになっておりまして、不快な観戦が続きます。しかも午前中の種目って徒競走ばかりでして、こう言っちゃあなんですが結構退屈なんです。

そんな中、過日の内閣改造で国交省政務官に就任されました地元の上野代議士も各校を訪問されておりまして、西中、南中、東中の3校で時間差でお会いいたしました。就任のご報告を兼ねての帰郷と将来の有権者への顔見世でしょうか。

某中の校長先生が、「ここのグランドは水はけが悪いので、何とかしてくだはい、って代議士に頼んどきましたわ」。「何て言うてやありました?」「いやぁ、ほれどころではありませんわ、っちゅう顔してやありました」。さもありなん。

徒競走ばかりの中、唯一東中ではフィールド中央で行われていた走り高跳びが、学校新記録もかかっていたようで全校生徒そしてギャラリーの注目を一手に集めておりました。2年生が二人残って見事なジャンプを披露してくれ、跳躍後のバーの動静に場内が一喜一憂。

幸い、東中、浅井中ではテント内最前列にも日陰が生まれ人心地ついたわけですが、「午前中の競技は見てても面白ないし、来年からは団体競技やリレーで盛り上がる午後の訪問にしたらどう?」と提案してみたのですが、教育指導課長曰く、

「確かに委員長の仰るとおりなんですが、皆さんを迎える学校側としては、どこも午前中を希望されるんです」。ほらほやわな。鬱陶しい来賓訪問は、早う片付けてしまいたい、それが人情というもんです。

かむ

テーマ:言葉・漢字
3ヶ月前に「亀裂歯症候群」というタイトルで書きましたが、先日メンテナンスで歯医者さんに行った時に診てもらいましたら、やはり右上の奥歯がはっきり割れていることが判明いたしました。

神経の無い歯が割れることはあっても、神経が生きたまま歯が割れることは極めて稀な症例とのことで、先生も十数年の歯科医人生で初めてとのこと。ま、とりあえず歯を丸ごと抜かずに割れていない部分は残すべく治療していただくことになりました。

「それにしても、よほど『かむ』力が強いんですね」と先生がおっしゃったわけですが、「かむ」という語を辞書で引きますと、「嚙む」「咬む」「嚼む」と3つ出てまいります。

大辞泉では、それぞれの違いについては書かれておりませんでしたが、語感の辞典によりますと、「嚙む」は歯で食べ物などを挟んで砕く意として使われる基本形で、「咬む」は動物がかみつく意を書き分けて示す場合の表記だそうな。さらに「嚼む」は咀嚼の「嚼」ですが、細かく噛み砕く意を明確にする意図がある時に用いられることがあるようです。

私に関して申し上げますと、自らの歯を自らの歯で割り折るほどの力でかんでいるようでありますから、動物的な「咬む」がふさわしいのかもしれません。

ところで、「かむ」と言えば、「鼻をかむ」はどんな字を書くのかわかりますか?「嚙む」や「咬む」では鼻を怪我しそうだしなぁ、と調べてみますと、こんな字があるのですね、「手偏に鼻」で「」という字が書かれておりました。

これじゃ、もろ「手鼻(てばな)」ですよね。そう言えば、日本人は丁寧にティッシュなどで鼻をかみますが、鼻の高い欧米人は平気で手鼻をかむ印象があります。潔くもありますが、かんだ洟はどう処理するのか考えると手放しでは評価できませんな。

♪あなたが擤んだ....

赤毛の大臣

テーマ:よもやま話
朝ドラ「花子とアン」。ついに題名の元となる「赤毛のアン」の原書をスコット先生から手渡された花子。しかし英語名は「Anne of green gables」となっていましたね。あれ?これじゃ、緑毛とちゃうんかい?と一瞬思ってしまいました。

どうやら、gablesというのは切妻屋根のことのようで、アンが住むことになる家の屋号が「green gables(緑色の切妻屋根の家)」だったからみたい。原題には赤毛とは書いてないんですね。

さて赤毛といえば、安倍改造内閣の新閣僚を紹介する朝日新聞の記事を読んでおりましたら、総務相に任命された高市早苗氏のところに「学生時代はヘビーメタルバンドの活動をしたり、髪をピンクに染めてバイクを乗り回したりしたことも」なんて書いてありました。

昨今、記事の信憑性が疑われて信頼性が大きく揺らいでいる朝日新聞ですが、高市氏の学生時代については、私が事実であったという証人になりましょう。と言っても一度お会いしただけなんですが。

学生時代、「三商大ゼミ」なるものがございまして、私の母校と神戸大、大阪市大の三校で同系統の事柄を専門に学ぶゼミが集い、年に一度持ち回りで討論会を行っておりました。私が4年の時の会場は神戸大で、同大の相手ゼミは経営学の占部ゼミでした。

さて昼間の討論の後、夜は懇親会。確か二次会はカラオケだったのですが、そこに遅れて突然革ジャンを着てバイクで乗り込んで来たのが高市女史でした。彼女は当時神戸大3回生で昼間の討論時は不在。真面目そうな他のメンバーと比較すると一人浮いた存在で、とてもお仲間とは信じられない出で立ちでございました。

その時に一緒にカラオケを歌ったような歌わなかったような...。しかし、後日なぜか一度お手紙をやり取りしたことがございます。こちらから先に出した覚えはないのですが、内容は他愛もないものだったように思います。(こんなことになるなら、取っておけばよかったと悔やまれます・笑)

一つ覚えていることが、私が「高市早苗さんって平仮名で書くと『たかいちさなへ』、何か高い小さな屁みたいですね」と書いたこと。最近は高く大きく勇ましい音を鳴らしておられますが、透かさず、ぶっ放しすぎに気をつけて、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
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