甘いもんやおまへん

テーマ:よもやま話
去年の8月、そして今年の曳山祭の際に私も生出演させていただいたのですが、大手門通りのまちづくり役場内に設けられたサテライトスタジオから放送されていた「さざなbeゲーション」。諸事情から今月末で番組終了とのこと。

そこで、アナウンサーをなさっていたパーソナリティの小川順子さんが、昨日わざわざご挨拶に訪れて下さいました。今年の祭の時に出演した際の写真とともに、「これも、よかったらどうぞ」と下さったのが

これ、ふなずしパイ

「あ~ん、これ聞いたことありますわ。ぜひ頂戴いたします」と思わず言ってしまいました。3時のおやつに早速いただくことにいたしました。

封を切った途端に、軽く鼻に芳香が突き刺さります。所詮チーズのまがいもんやろとなめていたところに先制パンチを食らった感じです。おぉ、なかなかやるやん。

二つに割って切り口を見ると、看板に偽りなし。多重構造になっており、ちゃんとパイの様相を呈しております。一口頬張ってみると、お、来た来た、チーズに似てはおりますが、ちょっと違います。

決して不快ではない、鮒の微妙な生臭ささえ感じられるではありませんか。ツンとした酸味もほのかに残り、鮒ずしの王道を外れ話題作りに走っただけの菓子ではないことは確かです。

袋の裏の原材料を見てみましょう。「小麦粉、バター、ふなずし、卵、香辛料」とありますように砂糖が入っておりません。そう、原料のふなずしの製作過程同様、そしてサテスタの運営と同じく、このお菓子も決して甘いもんやおまへんのどす。

私、最初「ふなずし」の後に「卵」と書いてあるのを見て、おぉスゲー、オレンジ色に輝くあの鮒ずしの卵もちゃんと塗り込んだるんかぁ、と感動してしまったんですが、よく考えてみると菓子を作るのに使われる鶏卵のことですね、これ。

守山のモンレーブさんが製造販売されているこのお菓子、1個100円(税別)のようです。本物の鮒ずしに比べるとお手頃価格ですね。おがじゅんさん、どうもありがとうございました。サテスタは無くなっても、今後ともよろしくお願いいたします。

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