菅浦再訪

テーマ:まちづくり
昨日の続きなんですが、あの後、菅浦に向かいまして、資料館と菅浦集落を視察。ここへ来るのは3回めですが来るたびごとに新しい発見があります。長浜市文化財保護センター所長のお話によると、菅浦って漁業が主要産業では無かったんだそうです。

むしろ、山が迫っているので林業や、大浦と争奪戦を繰り広げた山間地の農業、そして何より油桐の種から絞る油を燈明用に供給していたんだそうです。
石碑の後ろが油桐の木

資料館入口の右側に置かれた油桐の実の写真。これがやがて茶碗の中の黒い実状になり、これから油を絞るらしい。菅浦文書や神社の鰐口など貴重な資料が沢山展示されていたのですが、個人的には油桐が一番気になりましたわ。

しかし、菅浦のまちなみは本当に「ホッ!」としますね。日本の原風景とよく言われますが、そんな言葉がしらじらしく感じることがない数少ないスポットではないでしょうか。
50年前ここにいた彼が
今や教育長
いやいや、それは嘘ですけど、この写真50年前とほぼ同じ位置で撮ってるんですが、確かに同じような風景が残っているんです。この写真の子どもさんは「ひとし君」だそうで、現在は60歳前後で今も菅浦でお暮らしだそうです。

前回訪れた時は西の四足門だけしか見られませんでしたが、今回は東端まで歩いて東の四足門も確認いたしました。
四足門と長浜城歴史博物館長

散策を終えて、つづらお荘にて懇親会。美味しいお料理とお酒に舌鼓を打ちながら、教育委員会事務局の皆さんとの楽しい懇親の場となりました。帰りは、つづらお荘のバスで送って頂いたのですが、菅浦から大浦に至る道路がまさにサファリーパーク状態。

鹿の群れに何度も出くわしました。一匹や二匹じゃないですよ。何十匹よぉ~。ここを車で通行される方、ぜひとも一般車両保険にご加入下さい。あ~ぁ、それにしても、菅浦のデパート「大八商店」に売っていた小鮎の炊いたん、新鮮さ、艶、照りとも申し分無かったのに、買って帰らなかったのは一生の不覚。

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2013/06      >>
26 27 28 29 30 31 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧