カマス実験

テーマ:よもやま話
カマスの開きが無性に食べたくなる時があります。すだちとかかぼす絞ってね。

ところで、「カマスの実験」って聞いたことありますか?実は先日の野洲高校の山本監督が講演の中で教えて下さったんですけど、カマスって食欲旺盛と言いますか餌に獰猛に向かっていくようですね。

そんなカマスを何匹か水槽に入れ餌を与えないで空腹状態にします。そして水槽の真ん中に透明なガラス板を入れ、カマスを右側に集め、左側にはカマスの大好物の小魚を。カマスはここぞとばかり小魚に突進しますが、ガラス板に激突。

何度も何度も激突を繰り返しますが、やがて疲れて次第に小魚の方に近寄らなくなります。この状態を「学習的無力感」というそうです。さて、ではここで真ん中の仕切りガラスを取り除いてみましょう。どうなるか?

一気に餌に向かうか、と思いきや、一度無気力になったカマスたちはもう小魚に反応しなくなるそうです。人間も同じで失敗して怒られて、失敗して怒られてが繰り返されると、完全に無気力状態になるわけですね。

でね、この無気力状態を解決しカマスに餌を食べさせるにはどうしたら良いでしょうか?「正解は一発かます」、と言ってるほど世の中は悠長な時代では無くなっておりますので、直ちに申し上げましょう。

何と「新しいカマスを水槽に入れる」。そして餌を放り込むとこのカマスは餌にパクっと飛びつきます。これを見ていた無気力カマス君たち、「あれ、食べられるの?」と気がつき、また食欲旺盛な元の状態に戻るんだそうです。

だから「組織は常に環境を変えてモチベーションを保つ必要がある」と山本監督はおっしゃいます。コブログもニューカマーの一層の参加をお待ちいたしております。それを見て休眠ブロガーさんも復活してね。

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