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お疲れ様です

テーマ:政治
去る22日投開票の大津市長選で見事当選した越直美氏。ポスターの顔写真とちょっと違うじゃないか、という件は置いといて、全国最年少の市長(36歳)誕生だそうです。36歳っていうと◯◯さんとかと同じ世代か?若っ!

これまでの最年少女性市長は尼崎市の稲村和美市長で39歳(当選時38歳)、男性も含めると北海道夕張市の鈴木直道市長(30歳)が最年少と報じられております。しかし、女性の歳を公表するのは失礼と言いますが、こうなるとボンボンお構いなしですな。さて、これで滋賀県は知事、県庁所在地の市長ともに女性となりました。

最近はそれほど違和感を感じなくなりましたが、そう言えば、嘉田知事に変わった時に、ちょうど長浜市の議長も女性で、女人禁制の長浜曳山祭でお二人をどういう形で夕渡りのパレードに参加していただくか、当時の総当番の方たちが相当頭を悩ませたと伺ったことがあります。

朝日新聞の天声人語の中には「ガラスの天井」ということが書かれてありました。女性の進出を阻む見えない障壁をこう言うのだそうで、米国でさえ大勢がこの天井に頭をぶつけて沈んでいくそうです。「障壁を青天井に変えていくパワーを期待したい」と、嘉田知事、越新市長にエールを送っていました。

ガラスの天井以前に、名前からして嘉田(肩)に越(腰)とお疲れのたまりやすい首長のお二人でございます。パートナーシップ(湿布)を効かせて、難局を乗り越えていただきたいものです。

認めん印

テーマ:保険・金融
昨日の午後、よりにもよってすさまじく吹雪いたほんの短い、まさにその時間帯に銀行回りをしておりました。いわゆる自動引落の依頼書を届けに。掛売りのお客様で、ガソリン代や灯油代を口座からの引落しでお支払いいただいている方が何名かおられまして、銀行ごとに依頼書を届けます。

この依頼書の受取り方が各行によってさまざま。N信さんは受領書を発行され、S銀さんは控えをこちらに渡されるだけなのですが、KA銀行さんだけは、なぜかこの書類を届けた本人のサインと押印が求められるのです。

B銀の時はそんなことなかったと思うのですが、合併以降変わったような気がします。この書類、通常は事務員さんが届けているのですが、その時の状況に応じて私が赴くこともあります。しかし、普段その習慣がないため、ついつい認印を持参することを失念いたします。

昨日は、前もって事務員さんに念を押されまして、「あ、そうやったね」とバッグに入れて車に乗ったのですが、車をS銀の駐車場に止めて、ついついバッグを持たずにKA銀に行ってしまい、窓口の女性の顔を見て気がついた。

慌てて取りに行き、また戻って、「あのぉ、この認印って何で要るの?サインしてるんやしええやん」と申しますと、「いや本部の方からの指示で」と。そらそう言いますわね。「けど、他の銀行さん、こんなん要りませんよ。ここだけ要るんで、ついつい持ってくるの忘れてしまいますがな。」

まあ、日本はサインではなく印鑑の文化ですからね。それを全面的に否定するもんではありません。実印や銀行の口座印、これらは確かにあやふやなサインよりも信用がおける気がします。しかし、認印はどうなんよ?こんなもん、どこでも誰でも買えますやん。最近は100円ショップでも買える。

そうそう「シャチハタは認印として認めん」とよく言われますよね。理由は発売当初インクがにじんだことと、ゴム製なので変形するからなんだとか。でも最近のは性能が上がってそうでもないらしく、当初のシャチハタ排除の慣行が今もだらだらと引き継がれているらしい。

そう言えば最近は住民票の取得や自動車保険の申し込みなどでも自筆であれば、認印は要らなくなっているはず。実印や口座印はともかく認印に権威を持たせるのはもうやめにしたらどうでしょう。サインと免許証での本人確認、あるいは拇印でもいいよ。とにかく、みだりに印鑑を持ち歩かんでもええようにしてほしい。

ってのは私のわがまま?(はんこ屋さんごめんね)

オットマン

テーマ:よもやま話
今日は、のっけから質問です。皆さん
この写真の
椅子の前に置いてある、足乗せる台、何ていうか知ってますか?

うちには、こんな洒落たもん置いてないので、今まで興味も関心もなかったのですが、先日昼ごはん食べながらテレビ見てたら、通販のCMで出てきた。何や「オットマン」、「オットマン」と連呼しているので画面を見たら、この足置き台のことだった。これって一般常識でっか?

しかし、何でオットマンって言うの?妻に聞いても「さぁ~あねぇ」。う~ん、何でやろ?足を「おっと」とか言いながら乗せるからか?まさか奥さんが夫の背中がわりに足を乗っけるからでもあるまい。オットセイに似ているから、愛称っぽく「オットマン」なのか?

調べてみますと、な、なんと、由来は「オスマントルコ」の「オスマン」とのこと。英語で「オスマン」は「ottoman」つまり、「オットマン」となるらしい。「オットマンの(椅子)」が語源だそうな。

18世紀後期にオスマントルコからイギリスにもたらされ普及したようで、円形や八角形、S字型に組み合わされたものなどデザインもさまざまとなり、アメリカでも流行したそうだ。当時のヨーロッパはトルコ風のものが流行っており、その流れの一つとして取り入れたらしい。

そうか、日本にもそのまま伝わっちゃたんだね。まだ「オスマン」なら連想できたろうに。「お~い、ちょっとそれ取ってくれ」「え、これ?」「うん、それそれ」「はいよ」「お、すまんすまん」「オスマン」みたいな、しょうもないCMもできたろうに。

変な風呂に国の名前をつけられて、さんざ迷惑したトルコ。このオットマンについては文句はねえんでしょうか?

ダイエットのダイエット

テーマ:政治
民主党政権が消費税増税に本気になって取り組み始めましたが、その前に国会議員定数減もやるぞ~、なんて言ってますけど、先日朝日新聞の天声人語に「ダイエットのダイエット」は迅速に、なんてことが書いてありました。

何のこっちゃいな?ってことですけど、英語の diet は小文字で書くと、皆さんよくご存知の「ダイエット」、大文字で書くと、「国会」(正確には The Diet )という意味になるんですね。だから、国会の定数削減は「ダイエットのダイエット」。

さて、「ダイエット」の方は元々ギリシャ語の「生活様式」を意味する diaita がラテン語の diaeta になって古フランス語を経由して diet に、「国会」の方は、ラテン語の「一日の仕事」を意味する dieta が英語では diet になったんだそうです。

そうか、やっぱりダイエットは元々「生活様式」っていう意味なんだから、偏ったものばかり食べたり、無理に食事制限をするのではなく、規則正しい食生活と仕事・運動が結局、健康体を維持するってことなんじゃないでしょうか。

一方の国会、英語表記として Dietを使うのは、日本やリヒテンシュタインなどごく少数だそうで、英仏は parliament 、米国は congress、中国、韓国などは national assembly と称するようです。

日本の場合は、語源が「一日仕事」だから、国会のダラダラした雰囲気や、疲れたら議員さんが居眠りするのも頷けますね、と書いておられる方がいらっしゃいましたが、確かに至言。

定数削減、削減っていうけれど、余裕のない仕事・生活は結局無理がたたって、どこかで破綻する危険性が大きいような気もします。ダイエットはいずれもほどほどがいいのかもしれません。

堂に入る

テーマ:言葉・漢字
先日、SirMurai先生が、「お堂に入っておられるお地蔵さんと、そうでない方の違いは、なんなんでしょう。」と書いておられまして、そう言えば「堂に入る」という言葉はこういうところから来ているのかな?とふと思ったんです。

つまり、お堂に入っているお地蔵さんは、堂々としているというか御姿が様になっているみたいな。まあ、違うと思うけどとりあえず調べてみっか。

そもそも、「堂に入る」とは「学問や技術がすぐれて奥深いところまで進んでいる」という意味。そこから「物事に習熟している」とか「身についている」という意味合いで使われてますね。

ところが、面白いことに「堂に入る」だけでは「堂に入った」ことにはならんみたいですね。って禅問答みたいですが、この言葉、「堂に升りて(のぼりて)室に入らず」からできたんだそうです。

「堂」とは「客間・表座敷」のことで、「室」は「奥座敷」のこと。客間に上がった程度では奥のことはわからないから、「堂に升りて室に入らず」は、学問や技芸がそこそこの水準に達しているが、奥義をきわめるまでには至っていない、ということを意味するんだそうです。

あれ?おかしいじゃないか、「堂に入る」というのは「奥義をきわめている」んじゃなかったのか?と思いましたら、実は「堂に入る」は「堂に升りて室に入る」の(升りて室に)を略した言い方なんだそうですよ。しかし、そんないい加減なことってあるんですかねぇ。

それなら「室に入る」って言えばいいじゃないかよ、って思うんですけど、「質に入れる」と間違いやすいからかな。「質に入れる」のが「堂に入る」身分だけにはなりたくないものです。


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