元日の新聞

テーマ:よもやま話
元日の朝、年賀状来てるかな~と思って表の郵便受けを見に行くと、おびただしい新聞と広告で、口の中に無理やりサンドイッチを押しこまれたような状態になっている。

よくもまあ入ったなあと感嘆するぐらいの分厚い新聞の束を力任せに引っこ抜くと、中にはこれまた分厚い年賀状の束がどさりと沈み込んでいる。

それにしても元日の新聞。何であんなに量が多いのか?本紙以外にも特集版みたいのがいくつか入っている。それとTV番組専用のやつ。世の中随分変わってきているのに、元日新聞のこの状態は旧態依然だ。

私は毎日、新聞読みますけどねぇ、こんなにたくさん一度に持って来られちゃ読む気失せますぜ。特集も読む気がせん。正月前に準備した新春対談とかって何か笑える。前の年に「来年に向けて」とかいう記事で小出しにしたっていいはずだ。どうせ、前年に取材してんだから。

TV欄にしても大げさだ。正月特番とかいうけど、近頃は年中特番ばかりで毎日が正月状態みたいなものじゃないか。内容はないけど。せいぜい箱根駅伝やラグビー、アメフトなどのスポーツ番組が特徴といえば特徴だが、考えてみるとラグビーもアメフトも正月にしか見ないスポーツになっちゃたな。

さらに、企業の「謹賀新年」のあいさつのオンパレード。年賀状以上に無駄ではないか?いったい新聞業界は何を考えているんだ?と思いましたら、新聞協会が昨年「正月の新聞の読み方や広告」についてアンケートを取ったとのこと。

それによれば、「元日の新聞を『のんびりした気分で読む』(75・4%)、『読むのが楽しみだ』(64・2%)との回答が多かった。元日の新聞広告については『企業姿勢や考え方が伝わってくる』(62・1%)、『初売り広告情報を楽しみにしている』(56・4%)などの声が寄せられた。」と書いてあるではないか。

まあ、正月の新聞を気ぜわしく読む人はいないのは理解できるが、2/3の人が読むのを楽しみにしているとは...。どうも新聞協会の自画自賛ぽくって信用ならないんだけど、私の方がおかしいのかな? 

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