足元にご注意下さい
テーマ:よもやま話
2011/01/11 09:17
昨日は十日戎の本日。例年は10日は集金日なので9日か11日に奉仕に行くのですが、今年は成人の日の祝日と重なり、集金先の企業さんがほとんどお休みなので、この日に奉仕に行かせていただきました。
あるいは雪が降るのではないかと思っていたのですが、予想に反する好天。風もなく地元、観光客含めて実に多くの参拝客で賑わい、福笹や熊手、箕などの福飾りも例年以上の売上。
私たちは現在、昔の銀座商店街の野球部の流れを組む組織とゆう歌舞伎のメンバーが合流したような組織で一つのブースを担当しているのですが、代表世話人のK君の様子が突然おかしくなっているのに気がつきました。
「もう、めちゃめちゃテンション下がった、帰ろかな~」「どうしたん?」「昼めし食いに行った後、だれかが靴を間違えやったんやて~」。彼の足元を見ると茶色のブーツを履いています。「それ、自分のちゃうん?」「違うて~、俺のは黒いやつで中に毛が生えたる温かいやつなんや。しかもこれちょっと大きいし~」
「でも、昼飯時に間違えられたんやったら、えべっさんの奉仕の関係者やろ」「ほうや~、ほんで場内放送も頼んだし、全部のブース聞きに回ったし、靴脱ぎ場も戻ってないかと3回くらい見に行った」
「ほうか、その靴新らしかったん?」「いや、1年くらい履いてるし、別に高級でもないんやけどぉ」「ないんやけど?」「帰って、『あんた何してるんよ~!』て怒られるに決まったるやろ。それが憂鬱なんやて~」なるほど、なるほど。
で、しばらくして、同じブース内のIさんの足元を見ると黒いブーツ。「あれ、Iさんとちゃうんか、間違えてや~るの?」「いや、飯から帰って来て一番に聞いたけど違うて言わ~るし、そんな大きさの違う靴間違えるアホおるんかて言われたし」
するとIさん、突然「あれ~、ほう言うとこの靴何かちょっと小さいなあ」と言って脱ぐと確かに中に毛が生えていて温かそう。K君のブーツを見て「あっ、それそれ、わしのそれやわ~」「ちょっと、Iさん~、勘弁してくださいよ~」「いや~、何や温かいなと思たわ」ってことで、燈台下暗し。犯人は身近にあり。良かったねK君。
あるいは雪が降るのではないかと思っていたのですが、予想に反する好天。風もなく地元、観光客含めて実に多くの参拝客で賑わい、福笹や熊手、箕などの福飾りも例年以上の売上。
私たちは現在、昔の銀座商店街の野球部の流れを組む組織とゆう歌舞伎のメンバーが合流したような組織で一つのブースを担当しているのですが、代表世話人のK君の様子が突然おかしくなっているのに気がつきました。
「もう、めちゃめちゃテンション下がった、帰ろかな~」「どうしたん?」「昼めし食いに行った後、だれかが靴を間違えやったんやて~」。彼の足元を見ると茶色のブーツを履いています。「それ、自分のちゃうん?」「違うて~、俺のは黒いやつで中に毛が生えたる温かいやつなんや。しかもこれちょっと大きいし~」
「でも、昼飯時に間違えられたんやったら、えべっさんの奉仕の関係者やろ」「ほうや~、ほんで場内放送も頼んだし、全部のブース聞きに回ったし、靴脱ぎ場も戻ってないかと3回くらい見に行った」
「ほうか、その靴新らしかったん?」「いや、1年くらい履いてるし、別に高級でもないんやけどぉ」「ないんやけど?」「帰って、『あんた何してるんよ~!』て怒られるに決まったるやろ。それが憂鬱なんやて~」なるほど、なるほど。
で、しばらくして、同じブース内のIさんの足元を見ると黒いブーツ。「あれ、Iさんとちゃうんか、間違えてや~るの?」「いや、飯から帰って来て一番に聞いたけど違うて言わ~るし、そんな大きさの違う靴間違えるアホおるんかて言われたし」
するとIさん、突然「あれ~、ほう言うとこの靴何かちょっと小さいなあ」と言って脱ぐと確かに中に毛が生えていて温かそう。K君のブーツを見て「あっ、それそれ、わしのそれやわ~」「ちょっと、Iさん~、勘弁してくださいよ~」「いや~、何や温かいなと思たわ」ってことで、燈台下暗し。犯人は身近にあり。良かったねK君。
喝とあっぱれ
テーマ:言葉・漢字
2011/01/10 09:31
日曜日の朝に4チャンネルで放映される「サンデーモーニング」という番組の中に「週刊御意見番」というコーナーがありますよね。大沢親分と張本さんが「か~っつ!あっぱれぇ!」とやるやつ。(大沢親分は昨年10/7に逝去され、その後は御意見番は週交代で入れ替わり。昨日は王さん)
喝!あっぱれやってくれよぉ
スポーツ関連の話題に対して、たるんどる~という場合は「喝!」、これはすごいプレーだという場合は「あっぱれ~」という評価が与えられるのですが、この番組の目玉と言っても過言ではないでしょう。
さて、「喝」というのは「相手を制止するために大声でどなる」ということで「一喝する」とかいう言い方をしますよね。ところが意外にも、「かつを入れる」場合の「かつ」は「喝」ではなくて「活」なんだそうです。息を吹き返らせたり、元気づけるわけなので、そう言われればそうなんですが、これは絶対間違えますよね。
一方「あっぱれ」を漢字で書くと、「天晴れ」だと思いがちなのですが、これ当て字なんですよ、実は。「あっぱれ」には当て字ではなく日本で作られた漢字、つまり「国字」である「遖」という字があるんです。「しんにゅう」に「南」と書きます。
「あっぱれ」とは「驚くほど立派、すばらしい」という意味ですから、「天晴れ」という当て字はこの意味にふさわしいと感じるのか比較的よく使われますが、「遖」はあまり使われませんよね。
それにしても、なぜ「遖」が「あっぱれ」なのか?漢和大辞典によれば「南が、太陽の光を受けて明るくみごとであることをあらわしている」のだそうです。そして、たまたま見つけたブログに次のように書かれているのを見て得心。
「辛」つらい時に一本貫いて頑張ると
「幸」幸せになる。幸せを大切に囲むと
「南」になる。南、すなわち明るい方向に進んでいくと
「遖」あっぱれとなる。
「遖」にたどりつくには、スタートは「辛」なんだと...。
これ考えた人に「あっぱれ!」
喝!あっぱれやってくれよぉ
スポーツ関連の話題に対して、たるんどる~という場合は「喝!」、これはすごいプレーだという場合は「あっぱれ~」という評価が与えられるのですが、この番組の目玉と言っても過言ではないでしょう。
さて、「喝」というのは「相手を制止するために大声でどなる」ということで「一喝する」とかいう言い方をしますよね。ところが意外にも、「かつを入れる」場合の「かつ」は「喝」ではなくて「活」なんだそうです。息を吹き返らせたり、元気づけるわけなので、そう言われればそうなんですが、これは絶対間違えますよね。
一方「あっぱれ」を漢字で書くと、「天晴れ」だと思いがちなのですが、これ当て字なんですよ、実は。「あっぱれ」には当て字ではなく日本で作られた漢字、つまり「国字」である「遖」という字があるんです。「しんにゅう」に「南」と書きます。
「あっぱれ」とは「驚くほど立派、すばらしい」という意味ですから、「天晴れ」という当て字はこの意味にふさわしいと感じるのか比較的よく使われますが、「遖」はあまり使われませんよね。
それにしても、なぜ「遖」が「あっぱれ」なのか?漢和大辞典によれば「南が、太陽の光を受けて明るくみごとであることをあらわしている」のだそうです。そして、たまたま見つけたブログに次のように書かれているのを見て得心。
「辛」つらい時に一本貫いて頑張ると
「幸」幸せになる。幸せを大切に囲むと
「南」になる。南、すなわち明るい方向に進んでいくと
「遖」あっぱれとなる。
「遖」にたどりつくには、スタートは「辛」なんだと...。
これ考えた人に「あっぱれ!」
週末の食卓(33)
テーマ:週末の食卓
2011/01/09 09:12
年末年始編
(その1)
大みそか。紅白歌合戦でバックダンサーつきの歌手が歌っている時に
母: おい、この後ろで踊ってや~る人は誰が雇ってや~るんやいな?歌手か?NHKか?
私: 知ら~ん
娘: ていうか、ほんなこと知ってる人だれもいんやろ
母: いや、おまんら歌のこと詳しいがな
妻: ていうか、歌と全然関係ないじゃないですかぁ
とにかく、本筋以外のことがやたら気になるんです。
(その2)
お節料理のお重に入った黒豆を食べながら
母: あ~、やっぱりプロが炊いた黒豆はおいしいなあ。なかなかこうやってふっくらとつやのええ黒豆は炊けんのや。私らでは無理や。これどこのやいな?
娘: ほうなん、ほんなおいしいんか?
母: 違うな~、やっぱり
娘: お母さん、おばあちゃんがこの黒豆すごいおいしいけど、どこのやつやて言うてやあるで
妻: えっ?それお母さんが炊いて下さったやつじゃないですかぁ。
母: ???
黒豆だけはホント上手に炊か~ります。
(その1)
大みそか。紅白歌合戦でバックダンサーつきの歌手が歌っている時に
母: おい、この後ろで踊ってや~る人は誰が雇ってや~るんやいな?歌手か?NHKか?
私: 知ら~ん
娘: ていうか、ほんなこと知ってる人だれもいんやろ
母: いや、おまんら歌のこと詳しいがな
妻: ていうか、歌と全然関係ないじゃないですかぁ
とにかく、本筋以外のことがやたら気になるんです。
(その2)
お節料理のお重に入った黒豆を食べながら
母: あ~、やっぱりプロが炊いた黒豆はおいしいなあ。なかなかこうやってふっくらとつやのええ黒豆は炊けんのや。私らでは無理や。これどこのやいな?
娘: ほうなん、ほんなおいしいんか?
母: 違うな~、やっぱり
娘: お母さん、おばあちゃんがこの黒豆すごいおいしいけど、どこのやつやて言うてやあるで
妻: えっ?それお母さんが炊いて下さったやつじゃないですかぁ。
母: ???
黒豆だけはホント上手に炊か~ります。
御御籤
テーマ:よもやま話
2011/01/08 09:00
「御御籤」。これ何と読む?「ごごくじ」?いやいや今は午前9時。じゃなくって「おみくじ」なんですね。色々な漢字が当てられるようですが、元々は「籤(くじ)」を丁寧に言った「みくじ(御籤)」にさらに「御」をつけたんですね。森光子さんの「御御御付(おみおつけ)」のCMを思い出します。
さて私は毎月一日にお多賀さんに参拝するのですが、りんぽんさんのブログにありましたように正月は大変混みますので、少し時期をずらしてお参りいたします。てことで昨日行って参りました。念のために通常の306号線ルートではなく、南彦根回りで行きましたら道路もスムーズに。
小雪の舞い散る多賀大社
参拝の後、拝殿の右手を見ましたら、「おみくじ」という大きな看板が立っておりまして、
このように普通・恋・子供
などと書かれております。今までこんなのあったっけ?「普通」のおみくじって何か値打ちなさそう。そして、中央に独り赤い文字で主役気取りの「恋」。
で、社務所の方を見ますと、「みくじ」と「おみくじ」の二枚看板。
そうか「おみくじ」は「みくじ」に「御」をつけたんかぁと、このとき改めて再認識したわけで、冒頭の文章と相成ったわけであります。
私は吉凶を神に委ねるというのはどうも苦手でおみくじはあまり引かないのですが、せっかくなんで一丁引いてみようかという気になり、列に並びました。角柱型の御籤箱が3種類あって、何も書いてないのと、あとは「恋」、「子供」と書かれております。さっきの看板の意味がわかりました。テーマ別になってるわけですね。
順番が参りましたが、まあ一応「大人」ですし、「恋」もちょっとそそられたものの我慢して「普通」の御籤箱をカシャカシャカシャと揺すります。しかし、出てきません。もう一回、シャカシャカシャカ。あれ?出んがな。何度も繰り返し、やっと手のひらに感触が、と思ったら蓋に打ち付けてあった細い釘が抜け出たんやんかあ。
後ろに並んでおられた方々の冷たい視線を背中に感じましたので、小市民ですねえ、私おみくじ諦めました。これでは今年も大阪のおばちゃんに対抗できそうにありませんね。
さて、おみくじと言えば、妻と交際中だったか結婚したてだったかに参拝した明治神宮のそれが今でも心に残っております。明治天皇の御歌で「目に見えぬ 神にむかいて 恥じざるは 人の心の まことなりけり」と書かれておりました。今も自分の行動指針となっているありがたい御御籤です。
さて私は毎月一日にお多賀さんに参拝するのですが、りんぽんさんのブログにありましたように正月は大変混みますので、少し時期をずらしてお参りいたします。てことで昨日行って参りました。念のために通常の306号線ルートではなく、南彦根回りで行きましたら道路もスムーズに。
小雪の舞い散る多賀大社
参拝の後、拝殿の右手を見ましたら、「おみくじ」という大きな看板が立っておりまして、
このように普通・恋・子供
などと書かれております。今までこんなのあったっけ?「普通」のおみくじって何か値打ちなさそう。そして、中央に独り赤い文字で主役気取りの「恋」。
で、社務所の方を見ますと、「みくじ」と「おみくじ」の二枚看板。
そうか「おみくじ」は「みくじ」に「御」をつけたんかぁと、このとき改めて再認識したわけで、冒頭の文章と相成ったわけであります。
私は吉凶を神に委ねるというのはどうも苦手でおみくじはあまり引かないのですが、せっかくなんで一丁引いてみようかという気になり、列に並びました。角柱型の御籤箱が3種類あって、何も書いてないのと、あとは「恋」、「子供」と書かれております。さっきの看板の意味がわかりました。テーマ別になってるわけですね。
順番が参りましたが、まあ一応「大人」ですし、「恋」もちょっとそそられたものの我慢して「普通」の御籤箱をカシャカシャカシャと揺すります。しかし、出てきません。もう一回、シャカシャカシャカ。あれ?出んがな。何度も繰り返し、やっと手のひらに感触が、と思ったら蓋に打ち付けてあった細い釘が抜け出たんやんかあ。
後ろに並んでおられた方々の冷たい視線を背中に感じましたので、小市民ですねえ、私おみくじ諦めました。これでは今年も大阪のおばちゃんに対抗できそうにありませんね。
さて、おみくじと言えば、妻と交際中だったか結婚したてだったかに参拝した明治神宮のそれが今でも心に残っております。明治天皇の御歌で「目に見えぬ 神にむかいて 恥じざるは 人の心の まことなりけり」と書かれておりました。今も自分の行動指針となっているありがたい御御籤です。
消えた貯ネタ
テーマ:よもやま話
2011/01/07 09:18
毎日ブログの更新大変ですね~、とよく言われるんですが、さすがに毎日欠かさず書くほどネタと時間が満ち溢れているわけでもないんです。これと言って変わったことがない日がほとんどですからね。
しかし、次々とネタが沸いてくる日もあり、そういう時は一気に書き上げて、ネタの貯金をいたしまして、公開前に若干の手直しをして小出しにしていきます。同じ様なこと前にも書いたかな?
で、昨日のネタも実はそうした貯ネタだったのですが、たまたま前日の夜に「公開日を指定」して予約の手続きをしておりました。日付を1月の6日に直して、公開時刻も9時、え~何分にしようかなあ~、28分ぐらいにしとこか、ってな具合に。
で、公開のボタンをクリック。するとどうしたことでしょう。いつもなら公開記事の一番上に表示され、一番右の公開欄だけが×になって表示されるはずなのに、出てきません。
あれっ?もしかして「今すぐ公開」にしたんか?と思い、急ぎトップページを開いてみても、それらしきものは見当たりません。え゛~~っ!消えてもたんかいなぁ。何でよ~。ずっとオンラインでつながってたやん。
ちょっと諦めきれませんで、「キーワード検索」とやらをやってみようと、昨日のブログタイトル「シャーペン」と打ち込みました。じゃ~ん、一番上に「シャーペン(じんとにっく)」と出てきました。あれ、あるやん。日付は1月6日、確かに1月6日とあります。
なのに何故?と、よ~く目を凝らして見てみますと、年号が...、あれま2010年になってますやん。そうか、このネタ去年書いたから、年も2011年に直さなあかんかったんや。
てことで、2010年1月6日の記事を探しましたら、ありました、ありました、二つ並んでおりました。皆さんも昨年書いた貯ネタの公開予約時はお気をつけくださいませ。
しかし、次々とネタが沸いてくる日もあり、そういう時は一気に書き上げて、ネタの貯金をいたしまして、公開前に若干の手直しをして小出しにしていきます。同じ様なこと前にも書いたかな?
で、昨日のネタも実はそうした貯ネタだったのですが、たまたま前日の夜に「公開日を指定」して予約の手続きをしておりました。日付を1月の6日に直して、公開時刻も9時、え~何分にしようかなあ~、28分ぐらいにしとこか、ってな具合に。
で、公開のボタンをクリック。するとどうしたことでしょう。いつもなら公開記事の一番上に表示され、一番右の公開欄だけが×になって表示されるはずなのに、出てきません。
あれっ?もしかして「今すぐ公開」にしたんか?と思い、急ぎトップページを開いてみても、それらしきものは見当たりません。え゛~~っ!消えてもたんかいなぁ。何でよ~。ずっとオンラインでつながってたやん。
ちょっと諦めきれませんで、「キーワード検索」とやらをやってみようと、昨日のブログタイトル「シャーペン」と打ち込みました。じゃ~ん、一番上に「シャーペン(じんとにっく)」と出てきました。あれ、あるやん。日付は1月6日、確かに1月6日とあります。
なのに何故?と、よ~く目を凝らして見てみますと、年号が...、あれま2010年になってますやん。そうか、このネタ去年書いたから、年も2011年に直さなあかんかったんや。
てことで、2010年1月6日の記事を探しましたら、ありました、ありました、二つ並んでおりました。皆さんも昨年書いた貯ネタの公開予約時はお気をつけくださいませ。