喝とあっぱれ
テーマ:言葉・漢字
2011/01/10 09:31
日曜日の朝に4チャンネルで放映される「サンデーモーニング」という番組の中に「週刊御意見番」というコーナーがありますよね。大沢親分と張本さんが「か~っつ!あっぱれぇ!」とやるやつ。(大沢親分は昨年10/7に逝去され、その後は御意見番は週交代で入れ替わり。昨日は王さん)
喝!あっぱれやってくれよぉ
スポーツ関連の話題に対して、たるんどる~という場合は「喝!」、これはすごいプレーだという場合は「あっぱれ~」という評価が与えられるのですが、この番組の目玉と言っても過言ではないでしょう。
さて、「喝」というのは「相手を制止するために大声でどなる」ということで「一喝する」とかいう言い方をしますよね。ところが意外にも、「かつを入れる」場合の「かつ」は「喝」ではなくて「活」なんだそうです。息を吹き返らせたり、元気づけるわけなので、そう言われればそうなんですが、これは絶対間違えますよね。
一方「あっぱれ」を漢字で書くと、「天晴れ」だと思いがちなのですが、これ当て字なんですよ、実は。「あっぱれ」には当て字ではなく日本で作られた漢字、つまり「国字」である「遖」という字があるんです。「しんにゅう」に「南」と書きます。
「あっぱれ」とは「驚くほど立派、すばらしい」という意味ですから、「天晴れ」という当て字はこの意味にふさわしいと感じるのか比較的よく使われますが、「遖」はあまり使われませんよね。
それにしても、なぜ「遖」が「あっぱれ」なのか?漢和大辞典によれば「南が、太陽の光を受けて明るくみごとであることをあらわしている」のだそうです。そして、たまたま見つけたブログに次のように書かれているのを見て得心。
「辛」つらい時に一本貫いて頑張ると
「幸」幸せになる。幸せを大切に囲むと
「南」になる。南、すなわち明るい方向に進んでいくと
「遖」あっぱれとなる。
「遖」にたどりつくには、スタートは「辛」なんだと...。
これ考えた人に「あっぱれ!」
喝!あっぱれやってくれよぉ
スポーツ関連の話題に対して、たるんどる~という場合は「喝!」、これはすごいプレーだという場合は「あっぱれ~」という評価が与えられるのですが、この番組の目玉と言っても過言ではないでしょう。
さて、「喝」というのは「相手を制止するために大声でどなる」ということで「一喝する」とかいう言い方をしますよね。ところが意外にも、「かつを入れる」場合の「かつ」は「喝」ではなくて「活」なんだそうです。息を吹き返らせたり、元気づけるわけなので、そう言われればそうなんですが、これは絶対間違えますよね。
一方「あっぱれ」を漢字で書くと、「天晴れ」だと思いがちなのですが、これ当て字なんですよ、実は。「あっぱれ」には当て字ではなく日本で作られた漢字、つまり「国字」である「遖」という字があるんです。「しんにゅう」に「南」と書きます。
「あっぱれ」とは「驚くほど立派、すばらしい」という意味ですから、「天晴れ」という当て字はこの意味にふさわしいと感じるのか比較的よく使われますが、「遖」はあまり使われませんよね。
それにしても、なぜ「遖」が「あっぱれ」なのか?漢和大辞典によれば「南が、太陽の光を受けて明るくみごとであることをあらわしている」のだそうです。そして、たまたま見つけたブログに次のように書かれているのを見て得心。
「辛」つらい時に一本貫いて頑張ると
「幸」幸せになる。幸せを大切に囲むと
「南」になる。南、すなわち明るい方向に進んでいくと
「遖」あっぱれとなる。
「遖」にたどりつくには、スタートは「辛」なんだと...。
これ考えた人に「あっぱれ!」