豊公園論争

テーマ:まちづくり
以前、「伊吹山論争」というタイトルで、伊吹山は「いぶきやま」なのか、あるいは「いぶきさん」なのかということについて書いたことがありますが、長浜にはもう一つ「豊公園論争」というものが存在いたします。少なくとも私の中では。

その前に、長浜の人間は「豊公園」をほぼ間違いなく「ほうこうえん」と正しく呼ぶことができますが、初めてこの文字を目にした人の半分以上は「ゆたかこうえん」と読みたくなるのではないかと推測いたします。

私たちが子どもの頃は単純に「公園」と呼んでおりましたこの「豊公園」。明治42年に整備されたそうですが、長浜城主だった豊太閤・豊臣秀吉公にちなんでこの名称となったことは周知のとおりであります。

さて皆さん、「豊公園」は「豊・公園」それとも「豊公・園」、一体どっちなんですか?と改めて聞かれた時、自信を持って答えることができますか?そんなもん、公園なんやから「豊・公園」に決まったるやんか、と思う方が多いかもしれませんね。

「Art in Nagahama」というイベントがありますが、元々は豊公園の自由広場が会場であったため、当初は「Art in the Hoh (park)」と称されていた経緯があります。「豊公園」が「Hoh park」と認識されていたことからすると、やはり「豊・公園」なんでしょうか?

しかし、秀吉公は尊称で「豊公」と呼ばれるのだから、その意味では「豊公・園」と考えるのが順当。「兼六園」や「後楽園」のように公園と名のつかないものもあるのだし、だいいち「豊公荘」は「豊公・荘」でしょうが。

まあ、どちらにもとれる掛詞だったというのがおそらく正解なんだとは思いますが、ご存知の方がいらっしゃれば是非教えていただきたく存じます。

豊臣秀吉公を「豊公」というように、菅原道真公は「菅公」と呼ばれますよね。どこかに「菅公園」というのがないかな、と思ったのですが、「豊公園」のようにそのものずばりの公園はないようですね。

でも、世の中おもしろいですね。同じ「菅」でも菅原道真公ではなく菅首相の公園はあるみたいです。それも官房長官つきで。週刊誌やワイドショーネタにもなっていたようですが、こんな公園が実在するとはね。
神奈川県川崎市多摩区
さて本日は民主党の党大会とやら。彼らはいずこの方向へ(ん)?

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