シャーペン

テーマ:よもやま話
先日、tossanのブログにシャープペンの話題が出てきましたが、それを読んで幼い頃の記憶が蘇ってまいりました。現在のようなノック式のシャープペンシルが登場し始めたのは、1970年くらいではなかったでしょうか?

それまでは、芯が太くて胴体を回転させると、モニョモニョと芯が出てくるのとか、その前だと、上部を押すと先っぽの金属が花びらみたいにピョローンと開いて鉛筆の芯くらいの太さのやつが出てくるのとかがあったように思います。確か「サム」とかいう名前だったような...。

ちなみに「シャープペンシル」というのはれっきとした和製英語でございまして、「シャープ」はあの液晶や太陽電池で名を馳せた「シャープ」のことだっせ。いやむしろ早川金属工業が、開発したシャープペンシルから「シャープ」という社名に変更されたといった方が正しいのかも。

もっとも、私たちは「シャーペン」と呼んでおりましたけど、これを最初見た時、何と便利なものができたのかと感激した覚えがあります。鉛筆をわざわざごりごり削らんでもええし、先述の「サム」も先が丸くなったら一々ナイフで削らなあかんかったんですけど、シャーペンはずっと先が細いままですもん。

当時は目新しさからか、色々な記念品や贈答品に使用され、父がどこかからもらって来たのを土産として私にも譲ってくれたので、これは便利と学校へも持って行ったのですが、ほどなく小学校で「シャーペン持参禁止令」が出たように記憶しております。

確か、「鉛筆とは握りが違うので、書道教育上好ましくない」とか何とかいう理由だったと思いますが、まだ誰にでも手に入るような状態でなかったから、あるいは奇抜なものはまず排除するという体制によるものだったろうと推察いたします。

中学校以降になると、値段も下がり一気に普及したように思います。今でも「私は鉛筆でないとどうもしっくり来んわ」という方もいらっしゃいますが、私は逆にどうも鉛筆は苦手です。でも人間は、カチカチカチと神経質で線が細いより、「太い芯があって、周りに木(気)を使う」、鉛筆のような人柄が望ましいんでしょうけどね。

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