もはや簡保にあらず

テーマ:保険・金融
息子を被保険者とする学資保険が満期となりました。いわゆる簡保というやつですが、最近色々と物入りですのでありがたい限りであります。そこで郵便局さん、いや正確に言いますと「かんぽ生命」の職員さんが手続きに来て下さいました。以前のようになじみの長浜の郵便局員さんではなく、大津からはるばるお越しです。

満期金が振り込まれる振込先を記入するわけですが、さてそこで「引続き養老保険に加入していただきたく計算書を作ってきました」と来た。「いや、しかしお金要るしなあ」と言いますと、「満期金を現契約の半分くらいにしたプランですので半分は残りますよ」と。

毎月口座払いする方法もありますが、超低金利の昨今、10年間の総払込保険料は満期金を大きく上回ります。万が一の時の保険料が入っているのだから当たり前といえば当り前なのですが、簡保は7~80万円前払いすれば10年後に100万円受取れるというイメージがありますので、「これはあかんやろ~」

一括払いだと、かろうじて満期金と同額程度に収まりますので、「まあしょうがないか~。そしたら今の契約の満期金からこの分を差し引いて振り込んでください」と言いましたら「いや、それはできないんです」

「は~~~?じゃあどうしたらいいん?」「満期金の振込は振込。新しい保険の払込は払込と別々になります。」「そうか、わかった、ほんなら満期金を現金で持って来てくださいな。そこから払いますから」

「わかりました。では今からですと1週間後以降にお持ちできますが」「じゃあ1週間後に」「あの~、その日は息子さんはご在宅ですか?」「いや学校ですが」「何時頃にお帰りですか?」「部活やってるんで夜遅いですよ」

「あ~面接せんとあかんのですね、今ならちょうど居ますけど」「いやそれではダメなんです」「なんで、たった1週間のことやん」「いや、その間に何かあったら、こちらでは責任が取れませんから」

「わかりました、もうええわ、入るのやめますわ。昔は楽に入れたのに、今は民間以上に融通効かんな」「いや、一応民営化されましたんで」「あ~そうか、ほんなら亀井さんに期待して元の郵便局に戻るのを待つわ」

もしかしたら、民営化した郵便局に対し国民に愛想尽かしをさせて、本当に元の国営に戻そうとする高等戦術なのか?いずれにせよ、全然簡易じゃなくなってるし「かんぽ」という冠は取ってほしいですな。

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