対彦根感

テーマ:まちづくり
昨日の高校野球滋賀県予選決勝戦、彦根東惜しかったですねえ。実力的には北大津の方が上だということはわかっていたのですが、予想以上の善戦だっただけにちょっと悔しい気持ち。

なんて彦根の学校に肩入れするのも自分の息子が通っているからなんですが、県立高校が全県一区制になる前は、長浜からは確か普通科は米原高校より南には行けなかったと思います。なので、彦根東などはどちらかというと憎たらしい存在であったわけです。

長浜と彦根の関係は歴史的にも微妙で、特に長浜は彦根に対するコンプレックスをばねに頑張ってきたように思います。彦根はどちらかというと大津に対する対抗心が強いように思います。

昔は長浜からも彦根東高(当時は彦根中学)へ進学できる時代があったのでしょうか、現在80歳位の方が「わしらは彦中(げんちゅう)出身や」と誇らしげにおっしゃっているのを何回か聞いたことがあります。

元々彦根藩の藩校「稽古館」(のちに「弘道館」)に起源を持つという伝統、彦根城敷地内という独特の立地、文武両道の校風などプライドの源泉となるものを多く有しているのも事実ですね。

さて、こうして長浜というか湖北から彦根の高校へ進学する生徒が増えるということはどうなんでしょう?教育機会選択の問題は置いといて、偏狭な地域主義が解消しより広域的な視点でまちづくりが可能になるという楽観論と湖北が沈没するという悲観論がありますが、私は前者に賭けたいと思います。

それにしても彦根東の校歌いいですよね。

わが母校虎姫高校の質実剛健な校歌と比べると、洗練されているというか斬新ですね。って彦根に魂売るなよ(笑)


(追記)
彦根東高校校歌について調べてみましたら、作詞 吉田精一(舟町の方ではないと思います)、作曲 古関裕而と出て参りました。この古関裕而氏、阪神タイガースの応援歌「六甲颪」、同読売ジャイアンツの「闘魂こめて」、同早稲田大学の「紺碧の空」のみならず、「モスラの歌」も作曲してや~りました。

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