じんとにっく

最近の尋常ならざる雨。昨日は夕方だけでしたが、一昨日は一日中鬼のように降りましたな。てことで、

当店名物の地中油壺

何の変哲もないように見えますが、これが変哲も変哲、超変哲。実はこの中に水が一杯たまりまして、ガラスのふたからもあふれんばかりの状態になっておりました。

例年、この梅雨時には結構水がたまることがあり、番頭さんたちが排水してくださるのですが、ここまで溜まったのは前代未聞。

てことで、揚水器を壷に入れまして、
水を吸い上げて
表の排水溝へ

何とか水が吸い上がりました。

さて、当店にはこの壷以外にも、東側に２個、北側にも２個埋まっておりますが、これらは木の蓋のため中が見えません。もしかしたら、それらにも水が溜まっているのではないかと開けてみます。とりあえず東側は無事．．．．だったのですが、

北側の一つが、わ～オ、
盛りこさんばかりに溜まっておりますがな。

てことでこちらも揚水、排水、揚水、排水。
ウイ～～ン、チュボチュボ

この店は昔からの建物ですので、道路より随分低いため、もちろん湿気は溜まりやすいのですが、壷によって水が溜まるものと溜まらないものがあります。壷がひび割れているものはその隙間から水が入るのでしょうか？

考えてみると、水上居民みたいな生活。いずれにしても、油屋に水がめでは浮かばれませんな。