三町すりかすり

テーマ:曳山・歌舞伎
昨年、一昨年は、GWのこの時期には垂井町の曳山祭に太夫として出場させていただいておりましたが、今年は長浜の自町の方で出場、となり、能力的にも体力的にも商売的にも無理ということで、お断りさせていただきました。

ということで、今年は三役修業塾の仲間であります壽太夫さんが出場され、三味線も新たに翁賀さんが派遣されることになりましたので、昨日は旧伝承委員のメンバーを中心に8名で応援を兼ねて祭見物に出かけました。
翁賀さん、振付さん、壽さん
さて、垂井町には「三町すりかすり」という独特の行事がございます。大垣共立銀行前のやや通りが広くなったところで、通りの両側に待機する二つの山車の間を、東方向からもう一つの町の山車が通りぬけ、その後待機していたうちの一つの山車が、今度は東へ向かって一気に駆け抜けるというものです。

「すりかすり」という名前がつけられておりますので、山車と山車とが擦ったり掠ったりするのか、と思いましたが、さすがにそんなことしたら怪我人続出でしょうから、そこまでは参りませんが、大勢のギャラリーが見守る中、3町の関係者が一同に会し、そこを山車が駆け抜けるわけですから、迫力と緊張感はなかなかのものです。

通りの北側に南向きに待機の東町
通りの南側に東向きに待機の西町
そこへ東から現れる中町紫雲閣
提灯が揺れる、揺れる
ウォーーーーーッ!
あっという間に通り過ぎ
西町の山車の横で切り返し
今度は西町はん鱗閣
曳山前方を大きく持ち上げ
一気に東へ

この間、約5分。3町の位置と動きは一番山がどこになるかで毎年変わるそうであります。何?写真だけではようわからん?そういう方はこちらをどうぞ。

これでも満足できん人は、ぜひ来年の5月3日午後8時30分。垂井でお会いしましょう。See you.

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