言ってみたい(2)
テーマ:よもやま話
2009/09/20 09:14
「シルバーウィークのため、じんとにっくは20日(日)から23日(水)まで臨時休刊とさせていただきます。24日(木)から通常通り更新します。」
むほほほほ、また言ってしまった。某夕刊さんは休ま~れんのかな~?それとも祝祭日は自動的で、断りなしに休みかな~?
という事で、シルバーウィークは店ももちろん営業、どっこも行かんと思いますけんど、しゃくなので、明日から3日間は生ブログではなく、録画(字)公開とさせていただきます。
なお、あらかじめお断りいたしますが、緊急で生ブログをお送りすることがあるかもしれません。何せ家におりますもんで...。
あ、それから、休刊中にもかかわらず、コメントに対するお返事もさせていただきます。何せ家におりますもんで...。
では皆様、 Have a nice silver-week holiday.
むほほほほ、また言ってしまった。某夕刊さんは休ま~れんのかな~?それとも祝祭日は自動的で、断りなしに休みかな~?
という事で、シルバーウィークは店ももちろん営業、どっこも行かんと思いますけんど、しゃくなので、明日から3日間は生ブログではなく、録画(字)公開とさせていただきます。
なお、あらかじめお断りいたしますが、緊急で生ブログをお送りすることがあるかもしれません。何せ家におりますもんで...。
あ、それから、休刊中にもかかわらず、コメントに対するお返事もさせていただきます。何せ家におりますもんで...。
では皆様、 Have a nice silver-week holiday.
楽天的ではない結論
テーマ:よもやま話
2009/09/19 09:24
一昨日、9/17の午後に大垣共立銀行さん主催の電子商取引セミナーが開催されまして、行員さんからしきりにお勧めをいただきましたので出席して参りました。国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を運営する楽天の社員さんが講師で、「ネットショップの開店と成功の秘訣」というテーマでお話をなさいました。
まあ、ネットショップを出すつもりはないんですけど、セミナーの感想を述べたいと思います。
1.まず、インターネット利用者が9000万人も居るのにびっくり
2.そのうち8割(7000万人)がオンラインショッピングを経験、ってホンマか?日本人の半分以上よ...。
3.さらにその8割(5300万人)が楽天会員、ってスゴっ!そういえば俺もメール来るから会員か?
ということで、びっくりしながらも、最初のうちは睡魔と戦って、いや負けていたんですが、最後の方の話はなかなか参考になりました。
店舗運営上の顧客獲得サイクルというのがあって、楽天的には
「集客→参客→接客→増客」をぐるぐると繰返していくことが必要なんだとか。
1.まず、プレゼント企画やオークション、共同購入、メルマガ等で「店舗への入口を増やす」のが「集客」
2.「顧客情報を残してもらう仕掛け」が「参客」という耳慣れない言葉の肝だそうで、例えばオークションで1円からスタートするのは、安く売るためではなく、よりたくさんの人に参加してもらうことが目的なのだとか。
オークションにはずれた人に「オークションはずれたけど、似たようなので○○円のありまっせ」みたいにセグメント配信して、別の商品の購買につなげることもできるのだ、と。
ちなみに、個人情報の取扱いに関しても、事前にメール配信承諾の楽天会員に限られているので問題はなく、オークションこそ「強力な顧客情報収集ツール」なんだそうです。
3.「接客」は文字通り、お客様への対応なんですが、ここでは「2:8の法則」が出て参りました。これは、店舗つまりページと、メールの重要度の割合なんですが、通常の感覚ではページの方が重要と考える人が多いが、実はきれいなページを作るよりも、いいメールをたくさんお客さんに送ることの方が大切なんだとか。
どこかの酒屋さんの手書きのダイレクトメールを思い浮かべますね。
4.そして「増客」のためには、これまでのステップの結果による「リピート」と「口コミ」が鍵になるということだそうです。
まあ、「ネットショッピングに向き、不向きの商品というものはなく、結局どれだけ魅力的な商品を作り出し、販売することができるのかが肝心だ」、という決して「楽天的」ではない結論でセミナーは終了いたしました。
まあ、ネットショップを出すつもりはないんですけど、セミナーの感想を述べたいと思います。
1.まず、インターネット利用者が9000万人も居るのにびっくり
2.そのうち8割(7000万人)がオンラインショッピングを経験、ってホンマか?日本人の半分以上よ...。
3.さらにその8割(5300万人)が楽天会員、ってスゴっ!そういえば俺もメール来るから会員か?
ということで、びっくりしながらも、最初のうちは睡魔と戦って、いや負けていたんですが、最後の方の話はなかなか参考になりました。
店舗運営上の顧客獲得サイクルというのがあって、楽天的には
「集客→参客→接客→増客」をぐるぐると繰返していくことが必要なんだとか。
1.まず、プレゼント企画やオークション、共同購入、メルマガ等で「店舗への入口を増やす」のが「集客」
2.「顧客情報を残してもらう仕掛け」が「参客」という耳慣れない言葉の肝だそうで、例えばオークションで1円からスタートするのは、安く売るためではなく、よりたくさんの人に参加してもらうことが目的なのだとか。
オークションにはずれた人に「オークションはずれたけど、似たようなので○○円のありまっせ」みたいにセグメント配信して、別の商品の購買につなげることもできるのだ、と。
ちなみに、個人情報の取扱いに関しても、事前にメール配信承諾の楽天会員に限られているので問題はなく、オークションこそ「強力な顧客情報収集ツール」なんだそうです。
3.「接客」は文字通り、お客様への対応なんですが、ここでは「2:8の法則」が出て参りました。これは、店舗つまりページと、メールの重要度の割合なんですが、通常の感覚ではページの方が重要と考える人が多いが、実はきれいなページを作るよりも、いいメールをたくさんお客さんに送ることの方が大切なんだとか。
どこかの酒屋さんの手書きのダイレクトメールを思い浮かべますね。
4.そして「増客」のためには、これまでのステップの結果による「リピート」と「口コミ」が鍵になるということだそうです。
まあ、「ネットショッピングに向き、不向きの商品というものはなく、結局どれだけ魅力的な商品を作り出し、販売することができるのかが肝心だ」、という決して「楽天的」ではない結論でセミナーは終了いたしました。
エコナ撤収!
テーマ:油甚本店
2009/09/18 09:01
この油については、いつか書かなければならないと思っていましたが、出荷停止が先になってしまって、良かったのか悪かったのか....。
花王のエコナ
報道によれば、「出荷停止の理由は、同製品に含まれるグリシドール脂肪酸エステルが、体内で分解されると発がん性物質のグリシドールになる可能性があるということで、同社の分析によると、エコナにはグリシドール脂肪酸エステルが一般的な食用油の10~182倍含まれていた。」とのことであります。
この成分については私自身不案内でしたが、そもそもエコナはその成分の80%以上が「ジアシルグリセロール」と呼ばれる、通常の油脂と「似て非なるもの」で、欧米では これの多量摂取は発がん性の危険があるという報告が幾つも発表されているそうです。
通常の食用油に含まれるのは「トリアシルグリセロール」で、「トリ」は「3」、「アシル」は「脂肪酸」、「グリセロール」は「グリセリン」で、左下図の様に、3本の脂肪酸(横白棒)とグリセリン(縦黒棒)がくっついたものです。
トリ(3)ジ(2)
一方、エコナの「ジアシルグリセロール」は、脂肪酸が2本(ジ)しかなく、通常の油脂と見た目も働きも似てはいるのですが、体内に入ると腸管から吸収されにくく、そのまま排出されるため→「体脂肪が減る」というからくりです。
さて、この「ジアシルグリセロール」は実は乳化剤、可塑剤、増粘安定剤などに使われる食品添加物なのですが、常識的な使用料を守っていれば安全とはいえ、厚生労働省が「エコナ」をわざわざ「トクホ(特定保健用食品)」として薦めているのも腑に落ちませんよね。
民主党政権に変わった途端に出てきたことで政治的な意味合いもあるのかとまで疑いたくもなりますが、いずれにせよ、人工的な似非油脂よりも、胡麻油やオリーブ油のように何千年にも亘って使用されてきて、副作用の報告もない自然な食用油を適量摂取することが一番健康のためなのではないでしょうか?
(追記)
花王は「商品の安全性に問題はないが、不安を感じる方がいるため、安心して食べてもらえるようにするまで出荷を止めることにする。同成分(グリシドール脂肪酸エステル)の含有量を大幅に減らし、来年2月にも再び販売する 」と言っているそうです。だれが買おう?
花王のエコナ
報道によれば、「出荷停止の理由は、同製品に含まれるグリシドール脂肪酸エステルが、体内で分解されると発がん性物質のグリシドールになる可能性があるということで、同社の分析によると、エコナにはグリシドール脂肪酸エステルが一般的な食用油の10~182倍含まれていた。」とのことであります。
この成分については私自身不案内でしたが、そもそもエコナはその成分の80%以上が「ジアシルグリセロール」と呼ばれる、通常の油脂と「似て非なるもの」で、欧米では これの多量摂取は発がん性の危険があるという報告が幾つも発表されているそうです。
通常の食用油に含まれるのは「トリアシルグリセロール」で、「トリ」は「3」、「アシル」は「脂肪酸」、「グリセロール」は「グリセリン」で、左下図の様に、3本の脂肪酸(横白棒)とグリセリン(縦黒棒)がくっついたものです。
トリ(3)ジ(2)
一方、エコナの「ジアシルグリセロール」は、脂肪酸が2本(ジ)しかなく、通常の油脂と見た目も働きも似てはいるのですが、体内に入ると腸管から吸収されにくく、そのまま排出されるため→「体脂肪が減る」というからくりです。
さて、この「ジアシルグリセロール」は実は乳化剤、可塑剤、増粘安定剤などに使われる食品添加物なのですが、常識的な使用料を守っていれば安全とはいえ、厚生労働省が「エコナ」をわざわざ「トクホ(特定保健用食品)」として薦めているのも腑に落ちませんよね。
民主党政権に変わった途端に出てきたことで政治的な意味合いもあるのかとまで疑いたくもなりますが、いずれにせよ、人工的な似非油脂よりも、胡麻油やオリーブ油のように何千年にも亘って使用されてきて、副作用の報告もない自然な食用油を適量摂取することが一番健康のためなのではないでしょうか?
(追記)
花王は「商品の安全性に問題はないが、不安を感じる方がいるため、安心して食べてもらえるようにするまで出荷を止めることにする。同成分(グリシドール脂肪酸エステル)の含有量を大幅に減らし、来年2月にも再び販売する 」と言っているそうです。だれが買おう?
三枝の礼
テーマ:政治
2009/09/17 09:06
兄貴、「三枝の礼」って知ってるだろ?
唐突になんだ
俺だって、芸能界のことくらい知ってるさ。
三枝さんのお礼に決まってるだろ?
そうじゃなくって
「三枝の礼」とは、「鳩は親鳥より3本下の枝にとまるということ。鳥でさえ親に対する礼をわきまえているというたとえ」と辞書に書いてあるじゃないか。
つまり、
祖父、一郎 首相
父、威一郎 外相
私、邦夫 総務相
みたいな例えだよ。首相ってのはまずいんじゃないか、兄貴?
何はともあれ、鳩山総理ご就任おめでとうございます。親に対する礼もさることながら、国民に対する礼もわきまえて、期待に応える立派な政治をお願いいたします。
文字通り「華麗なる一族」の鳩山さんですが、長浜に来ていただき、私のブログを見ていただいたらしい「華麗なる『一』族」原口一博さんの総務相ご就任にも、心からお祝い申し上げますとともに、ご活躍をお祈り申し上げます。
唐突になんだ
俺だって、芸能界のことくらい知ってるさ。
三枝さんのお礼に決まってるだろ?
そうじゃなくって
「三枝の礼」とは、「鳩は親鳥より3本下の枝にとまるということ。鳥でさえ親に対する礼をわきまえているというたとえ」と辞書に書いてあるじゃないか。
つまり、
祖父、一郎 首相
父、威一郎 外相
私、邦夫 総務相
みたいな例えだよ。首相ってのはまずいんじゃないか、兄貴?
何はともあれ、鳩山総理ご就任おめでとうございます。親に対する礼もさることながら、国民に対する礼もわきまえて、期待に応える立派な政治をお願いいたします。
文字通り「華麗なる一族」の鳩山さんですが、長浜に来ていただき、私のブログを見ていただいたらしい「華麗なる『一』族」原口一博さんの総務相ご就任にも、心からお祝い申し上げますとともに、ご活躍をお祈り申し上げます。
「村」という生き方
テーマ:まちづくり
2009/09/16 09:11
昨日は長浜専門店会青年部の例会があり、6月の東北旅行の思い出話に花が咲きました。さて、その時に訪れました小岩井農場があるのは岩手県雫石町というところで、昔全日空機と自衛隊機が衝突したことで名前が全国区となった町です。この雫石町と盛岡市の間に「滝沢村」という村があることがわかりました。
さてそもそも、「村」という響きからは、人口数千人の鄙びた空間を想像するのが普通であります。ところがこの「滝沢村」、何と人口が5万3千人、全国で最大の村なんだそうです。
これだけの人口を抱えながら何故「市」ではないのか?そもそも「市」となる要件というのは何なのか?どうやら人口だけではないようです。
地方自治法第八条によりますと、市となるためには
(1)人口五万以上を有すること。 という人口要件以外に
(2)当該普通地方公共団体の中心の市街地を形成している区域内に在る戸数が、全戸数の六割以上であること。
(3)商工業その他の都市的業態に従事する者及びその者と同一世帯に属する者の数が、全人口の六割以上であること。
(4)前各号に定めるものの外、当該都道府県の条例で定める都市的施設その他の都市としての要件を具えていること
が必要であり、
滝沢村は、市街地の集積がなく、村民の多くは隣の盛岡市に勤務地や通学校があり、ほぼ完全に盛岡のベッドタウン化していることから、上記の要件を満たさないのだということです。
しかし、ここには多分に戦略的なものが隠されているような気がいたします。そこまで盛岡に依存しているのなら盛岡市と合併してもよさそうなものですが、住民が強硬に反対しているようですし、「村」という響きをむしろ「プラス」に捉えて自己主張する、そんな姿勢が見えるような気がいたします。
広域合併の時代ですが、生き残り戦略は色々とありそうですね。
さてそもそも、「村」という響きからは、人口数千人の鄙びた空間を想像するのが普通であります。ところがこの「滝沢村」、何と人口が5万3千人、全国で最大の村なんだそうです。
これだけの人口を抱えながら何故「市」ではないのか?そもそも「市」となる要件というのは何なのか?どうやら人口だけではないようです。
地方自治法第八条によりますと、市となるためには
(1)人口五万以上を有すること。 という人口要件以外に
(2)当該普通地方公共団体の中心の市街地を形成している区域内に在る戸数が、全戸数の六割以上であること。
(3)商工業その他の都市的業態に従事する者及びその者と同一世帯に属する者の数が、全人口の六割以上であること。
(4)前各号に定めるものの外、当該都道府県の条例で定める都市的施設その他の都市としての要件を具えていること
が必要であり、
滝沢村は、市街地の集積がなく、村民の多くは隣の盛岡市に勤務地や通学校があり、ほぼ完全に盛岡のベッドタウン化していることから、上記の要件を満たさないのだということです。
しかし、ここには多分に戦略的なものが隠されているような気がいたします。そこまで盛岡に依存しているのなら盛岡市と合併してもよさそうなものですが、住民が強硬に反対しているようですし、「村」という響きをむしろ「プラス」に捉えて自己主張する、そんな姿勢が見えるような気がいたします。
広域合併の時代ですが、生き残り戦略は色々とありそうですね。