<<最初    <前    1  |  2  |  3  |  4  |  5    次>    最後>>

リベンジの神様

テーマ:旅日記
小豆島からの帰りは、島の中北部に位置する大部港からフェリーに乗りまして、兵庫県の赤穂市の日出港に到着いたしました。同行者の一人が「折角、赤穂に来たんやから大石神社に参拝していこう」と言い出しまして、降りしきる雨にもめげず参拝してまいりました。

大石神社とは、討ち入りで有名な大石内蔵助をはじめとする四十七士を祀った神社で、赤穂城址の敷地内に位置しております。境内には下の写真の大石内蔵助像以下四十七士の銅像がずらりと並んでおります。
鉄腕アトム風内蔵助さん
下のような記念写真撮影用の看板なども設置されておりますが、この神社のご利益は一体何ぞや?

と思っておりましたら、御手洗のところで見慣れぬものを発見

「木杓の奉献をお願い致します」とありまして、木杓が数個置いてありまして、金1,000円と書いてあります。1,000円をお納めして木杓を持って帰れとでもいうのでしょうか?

いいえ、違いました。どうやら、木杓の裏にお願い事を書いて奉る絵馬のようなもののようです。こんな献杓が御手洗に置いてありました。

大石神社のご利益があったようでございます。さすが仇討の神様。北京五輪のリベンジが叶いましたね。




しょうゆせんべい

テーマ:旅日記
(あらかじめお断りしておきますが、今日も小豆島ネタでございます。)

「名物にうまいものなし」と申しますが、小豆島の名物というと、オリーブ油やそうめんということになるのでしょうか?実際、お土産物売場には、お菓子などでもオリーブにかこつけたものがたくさん並んでおりました。

小豆島は香川県に属しておりまして、当然のことながら「さぬきうどん」文化圏であります。従いまして私としては、お土産は味的にまず「はずれ」がない「さぬきうどん」を中心に組立を考えました。

一方、島の方々に何がうまいのかと率直にお尋ねしますと、口を揃えておすすめになりますのが、何とあなた「しょうゆあげせん」であります。小豆島は醤油メーカーが存在しておりまして、醤油も土産品ではありますが、勧められたのは「しょうゆitself」ではなく、「しょうゆせんべい」でございます。

二手ございまして、ひとつはタケサンの「島の味」

そして、もうひとつが宝食品の「しょうゆせんべい」


この二つ、価格は160~180円程度、味はほぼ同じような感じでして、一言でいいますと見た目の通り「ぼんち揚げ」であります。ただし、ぼんち揚げほどは「くどさ」がない代わりにやや甘く、歯ごたえもしっかりしているように思えます。

この違いは一体何なのかと考えておりましたところ、妻が裏面を見て発見いたしました。通常揚げせんべいの原料は餅米なのですが、この「しょうゆせんべい」の原料は小麦粉となっております。そうめんの産地、そして「さぬきうどん」文化圏であることと関係あるのでしょうか?

その日はダイエットのために昼食をとらなかった妻でしたが、「どれどれ一口」と言って食べ始めたら止まりませんで、「あかん、これ隠しといて!」と言いながら、自分でよくわかるところに仕舞いました。

小豆島の農村歌舞伎

テーマ:曳山・歌舞伎
さて、小豆島での地芝居サミットの続きであります。初日(5/16)は小豆島国際ホテルにて、基調講演・シンポジウムが行なわれ、引き続いて交流会が賑々しく催されました。我が長浜隊も子ども歌舞伎の幟を持ち込んで、次年度開催地のPRを行ないました。

2日目(5/17)は場所を国指定重要有形民俗文化財である「肥土山(ひとやま)の舞台」に移しまして、いよいよ歌舞伎上演であります。小豆島は江戸幕府の天領として栄えたことから上方の芸能がいち早く波及したものと見られておりまして、かつては農村歌舞伎を行なう舞台が33もあったようです。(現存は2箇所のみ)

農村歌舞伎ですから、田舎に舞台はあるわけですが、どんだけ田舎かといいますとですね。まず車は最寄の学校の校庭に駐車いたしまして、そこから歩いてまいります。
幟旗沿いにえっちら、おっちら
周りは全くの農村。歩いても~歩いても~小舟のよう~に
ようやく舞台の屋根が
着きましたでしゅ~

芝居は「三番叟」に始まりまして、次が「鬼一法眼三略の巻 菊畑」

背景も大歌舞伎とは異なり、実地と同じ農村風景が描かれているのですが、後ろの方から舞台を眺めますと、演技が実際の景色の中に溶け込んでしまい、不思議な感覚をおぼえます。

「小豆島 古城の場」というご当地ならではの演目も演じられました。

ちなみに「小豆島」は我々は「しょうどしま」と平滑に発音いたしますが、現地では「しょうどしま」と「しょう」にアクセント(強勢)を置くようであります。

この後「サミット宣言、次回開催地紹介」が行なわれ、午後からも3演目上演されたのですが、生憎時折雨に見舞われる悪天候になり、帰りの時間もありましたので、途中後ろ髪を引かれる思いで現地を後にいたしました。

小豆島ネタ、都合により(何の都合?)もう2,3日引っぱる予定です。



小どしま

テーマ:曳山・歌舞伎
実は、来年の11月に長浜で「全国地芝居サミット」を開催しようではないかと企んでいます。「地芝居」とは「プロが演じる大歌舞伎とは異なり、地方の祭礼などで伝統的に演じられている地歌舞伎や農村歌舞伎」のことで、長浜の曳山祭の「子ども歌舞伎」もこの範疇に入ります。

ほぼ毎年全国各地で開催されており、来年は第20回を迎えます。山組や行政の方はもちろん市民の多くの方のご協力を仰がなければ、とても成功はおぼつきませんので、近日中に準備委員会を立ち上げていく予定です。

そんなこんなで、昨日・一昨日は事前勉強と宣伝を兼ねまして、関係者7名で「第19回全国地芝居サミットin小豆島」へ行って参りました。

こんな船に乗りまして
眼下には天使の散歩道
彼方には源平合戦の地「屋島」が
ほんまに平べったい島


「オリーブ」と「そうめん」と「醤油」と「二十四の瞳」で有名な瀬戸内海の真珠

同行者の中には、うまいことを言う人がおりました。

「これから行くのは小どしま、家で待つのは大どしま(注)」 


疲れましたんで、続きはまた....


(注)年増(としま): 娘盛りを過ぎた女性。一般に30歳代半ばから40歳前後までの女性をいう。江戸時代には20歳前後を年増、20歳を過ぎてから28~9歳ぐらいまでを中年増、それより上を大年増といった。



ティーンエージャー

テーマ:言葉・漢字
昨年娘は成人になりましたので、現在うちのティーンエージャーは一人になりました。ところで、このティーンエージャー(teenager)、日本語に訳すとどうなるでしょう?

私はある時までずっと「10代」のことをいうのだと思っておりました。おそらく正解をご存知の方も最初は「10代」のことだと思っていた方がほとんどなのではないでしょうか。

ティーンエージャーとは、英語でティーン(teen)のつく齢、すなわち13歳(thirteen)から19歳(nineteen)までの子ども達のことを指します。従って、11歳(eleven)や12歳(twelve)の少年少女はこれに含まれないというわけです。

日本語で言うと、「中高生」というのがほぼこの年代を指す表現と等しくなると思いますが、「思春期」と訳すのがより詩的かもしれませんね。

そういう時期はとうに過ぎ去り、気がつけば「アラファイ」。40歳前後が「アラフォー」で、60歳前後は「アラカン(ほぼ還暦)」などと呼ぶそうですね。「アラカン」といえば嵐寛寿郎を思い浮かべる人たちが「アラカン」世代かもしれませんね。
   
国民栄誉賞の決まった森光子さんは、嵐寛寿郎の従妹だそうです。90近くになっても「ティーンエージャー」ですね、あの人は。
<<最初    <前    1  |  2  |  3  |  4  |  5    次>    最後>>

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2009/05      >>
26 27 28 29 30 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧