三種の神器

テーマ:曳山・歌舞伎
三種の神器というものをご存知でしょうか?いきなり大上段に構えて何を言い出すのか、とお思いでしょうか。

「八咫鏡(やたのかがみ)」「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま) 」そして「草薙の剣(くさなぎのつるぎ)」、これらが古来三種の神器と呼ばれておりますが、垂井の曳山三基がそれぞれ、この三種の神器を亭に戴いていることに、恥ずかしながら今年初めて気がつきました。

まずは、今年の一番山、西町「攀鱗閣(はんりんかく)」さん。

ご覧のように、金龍が「八咫の鏡」を戴いております。攀鱗閣の太夫は粋龍(西邑)さん、三味線は賀祝(下村)さんと、共に長浜からの派遣です。

続いて、東町「鳳凰山(ほうおうざん)」さんは、今年は三番山。

こちらの亭には「火焔の勾玉」が載っております。名称の由来でもある鳳凰は、長浜の鳳凰山のそれとは趣を異とし、やや手塚治虫の火の鳥風ですが、長浜の常喜の富田新左衛門の作だそうです。垂井の山の中で唯一名前に「山」がついておりますが、元々「鳳凰閣」であったものを「鳳凰山」に改名したようです。

そして最後に、私がお世話になっております、今年二番山の中町「紫雲閣(しうんかく)」さんです。

この山には、ご覧のように「草薙の剣」が戴かれ、高さが9.1メートルもございまして、長浜の山を優に越える高さを誇っておるそうです。

だれですか?「警官は見た!草彅の剣」なんて言っている人は。


(御礼)
おかげさまで、垂井祭は昨日無事終了いたしました。お天気にも恵まれまして、私自身の体力も何とか持ちまして、昨夜帰浜いたしました。遠方よりご観覧にお越しいただきました皆様、また激励のコメントを頂戴いたしました皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

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