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半沢直樹とりあえず終了

テーマ:よもやま話
昨日ぱんやさんも書いておられましたが、ドラマ半沢直樹がとりあえず終了いたしましたね。とりあえず、と書いたのは、あの終わり方からすれば当然続編が準備されていることが容易に推定されるから。

新聞の書籍広告欄でも、「ドラマの続きはこの本で」と『ロスジェネの逆襲』という小説の宣伝が早くもなされておりました。踊る大走査線がスピンアウト作品を作ったように、例えば金融庁の黒崎を主人公にしたものを作ろうというプランもあるようです。

ところで、最終回の顛末、皆さんはどのようにご覧になられました?結局、中野渡頭取の掌中で踊らされて、彼の思い通りの画に落ち着いた感じがいたしました。やっぱりさすがに北大路欣也さんですわ。

黒崎と岸川部長の娘が婚約していたというストーリーは、ちょっと嘘くさくて、ここは小説の限界を感じてしまいましたが、ドラマの展開上しょうがなかったんでしょうね。それに黒崎って男が好きだったんじゃないのぉ~ん?

それから、今年の流行語大賞候補の「倍返しだ!」。最後は「百倍返し」で役員の面前で大和田常務に土下座をさせた半沢。胸がすいた、という方もいらっしゃるかもしれませんが、私はむなしさというか妙な不快感に囚われました。

「そこまでしなくてもよい」という気持ちと、それをさせたら大和田常務と同じレベルに下がるというか、とにかく「過ぎたるは直樹及ばざるが如し」やわ。仕返しなどというのは達成するまでの過程はともかく、果たし終えた時に快感が残るものでは必ずしもないな、とも。

番組の中で同期の渡真利が言っていたように、大和田常務の処分を平取締役降格に留めたことで逆に彼の力を抑え込んだ頭取。(潜在的な)敵に対して単純な仕返しよりもはるかに効果のある対処策。国際関係、外交にも応用できる話ではなかったでしょうか。

ま、そんなことを言っていては話にならんわけでして、半沢君には出向先のセントラル証券でまたドラマを作っていただいて我々視聴者を楽しませていただきたいと思います。三味線ではありませんが、半沢が本澤になるまで応援いたしましょう。

ブラックバス登場か

テーマ:まちづくり
毎週日曜日の朝日新聞の中に「近江毎夕新聞」が折り込みで入ってまいります。以前は日刊だったのですが、最近は1週間分の特ネタがまとめて掲載されております。(ちなみにネットでも見られます)

その中にありました「水陸両用バスで長浜観光」の記事。水陸両用バスといえば、ちょうど5年前神戸に行った時に見てそのことを「バス釣り」というタイトルでブログに書いたことを思い出しました。

記事によれば、滋賀中央観光バスさんが来年7月から観光定期運行を長浜市で計画しているとのことで、長浜港のスロープをスプラッシュイン(進水)、上陸場所に地上ツアー60分、湖上クルージングツアー20分で、一日4便運行する予定と書いてあります。

ほぉ~、これはよろしいな。以前に長浜でも1回試運転がされたのみで以後たち消えとなっていましたけれど、私の願いが5年越しに叶いまして、この上ない喜びでございます。私が観光客だったら絶対乗ってみたいと思いますもん。

気になる運行コース、それに料金につきましては、まだ未定のようですが比較的安価な設定を目指すと書いてあります。神戸のは大人3,000円、子供2,000円でしたけど、そのあたりの価格でしょうかね。

折しも来年は黒田官兵衛博覧会も予定されている由。黒壁とびわ湖と黒田官兵衛の郷を結ぶ文字通りの「ブラックバス」。この名前ほんまに採用してもらえませんやろか?(かんべい号とかはかんべんしてよ)

青天に名調子

テーマ:まちづくり
2020年の東京五輪開催決定の余韻冷めやらぬ今日この頃ですが、1964年の東京オリンピック開会式はまれに見る晴天で、アナウンサーの「青空です。この空の中に手を入れたら真っ青に染まってしまいそうな青空です」という名台詞が聞かれたそうです。

そこまでの青空ではありませんでしたが、それでも2週間前の雨天とは雲泥の差、好天の下開催された長浜市内の小学校の運動会の参観に昨日もよせていただきました。

今回は、高月の古保利小、七郷小、湖北町の朝日小、速水小、小谷小、そして虎姫小の6校を順に訪問させていただきました。どの学校も万国旗が張り渡されておりまして、これが青空に映え、否が応でも運動会機運は盛り上がりますね。旗のメンテナンスはなかなか大変なようですけどね。

午前中に参観させていただいたのですが、早い時間帯はどの学校もやはり徒競走が中心となるようです。小規模校はレースの前に逐一走る児童の名前を読み上げるんですが、「あれをしないと進行が早く行き過ぎてしまうんや」という本音も外野から聞こえてまいりました。

5校目の小谷小に来ましたら、ようやく徒競走以外の種目を見ることができました。全学年による綱引きの予選が行なわれていました。力のこもった名勝負で、午後に決勝が行なわれるとのことでしたが、「あまりに体力を消耗するのでとても続けては行えないんだ」との校長先生の談。

その後は3年生の児童とその保護者が1対1で競い合いながらの親子対抗リレー。「手加減したらええのに一生懸命やって怪我する親御さんがやあるで心配なんです」とのことでしたが、そういう不心得者はほとんどおられませんで和気藹々の内、ちゃんと子供に花を持たせてレースは無事終了いたしました。

最後の虎姫小は「うちはリレーを中心にプログラムを組んでいます。これでも例年よりはリレー種目減ったんですよ」とのことでしたが、確かにプログラムには「リレー」の文字が踊っています。

折しも始まったのは5年生の色別対抗リレー。4チームの白熱するレースもさることながら、驚いたのは私の隣の席でレース展開を実況するアナウンス役の放送係の少年。

「ただ今のトップは黄組。おっとそれを追う赤組、白組の息詰まる接戦。青組もがんばれ。まだまだチャンスはあります」などと古舘伊知郎顔負けの名調子。テントの中の来賓の皆さんも「お~、うまいこと言いよおるなあ」とレースそっちのけで聞き入ります。

後で教頭先生に伺いましたところ、今から将来アナウンサーになることを希望しており、珠算も有段者とのこと。「ただし給食を食べるのが遅いんですわ。でもそのギャップがまた楽しいんです」と。

2020年の東京五輪にはちょっと間に合わないでしょうけど、大イベントの開会式実況を任されるような名アナウンサーに是非なってほしいものですね。

CM考

テーマ:よもやま話
皆さん、お気に入りのCMとかありますかぁ?私は宇宙人のジョーンズ氏の出てくる缶コーヒーBOSSのCMが好きで、今回の「この惑星のSMAPとよばれるグループは本当にしぶとい。なぜ生き残ることができたのか。歌と踊りを見る限り全く不可解だ」のバージョンも最高。

朝日新聞のCM天気図というコラムの中で天野祐吉さんが、「ジョーンズ氏を本当の宇宙人だと思っている人はいないだろう。が、彼がアメリカの有名な映画俳優だと知らない人はいる。」と書いていましたが、私も当初は全く知りませんで、素人外人をうまく起用したな、くらいに。

「CMに出るタレントの人気なんかは二の次、三の次である。別に素人だっていい、そのCMのねらいをいちばんよくいかせる可能性を持っているのはだれか。その可能性をどううまくひき出すか。そこが勝負だ。」と天野さんは指摘する。

これの正反対に位置するのがトヨタのCMがでないかと個人的には思います。いくつかパターンがあるんだけど、ビートたけし、木村拓哉、笑福亭鶴瓶、石坂浩二、堺雅人、佐藤浩市、さらにはジャン・レノですか、とにかくどんだけカネかかってんねんというくらい有名タレント出してるけど、全然つまらん。

あ、トヨタのCM好きな人いらっしゃったらごめんなさいね。でも、豪華な顔ぶれ並べただけで全然心に響いて来ないというか、もったいないというか。

でも、つまんないと思わせただけでもCMとしては成功だという考え方もあるようですね。とにかくトヨタの印象は植えつけられたわけですから。それに、このCMのせいで将来的にトヨタの車を絶対に買わないという自信もないし。

そうそう、一番好きなCMと言ったはずの、BOSSの缶コーヒーなんて多分自分からすすんで買うことは一生ないだろうし。CMって何なんだろう?

月満ち太陽没す

テーマ:よもやま話
昨日は中秋の名月でしたが、月満つれば日没す。このブログでも「天動説男」としてネタにさせていただきました晴れさんのご訃報に昨日接しました。

晴れさんは、旧長浜市街では知る人ぞ知る有名人。とにかく商売熱心。晴れだけに熱が上がりすぎて、あちこちでメルトダウンを起こされていたようですが....。

私も20年ほど前でしょうか、こちらに帰って来てすぐの頃、留守中に不要なものを置いて行かれたと聞いて、血相を変えて返品に行ったことがあります。それ以来、私は来店されても簡単な挨拶をする程度で、もっぱら相手をするのは事務員さんと母。

事務員さんはいい加減愛想も尽き果てたという感じで接しておりましたが、母は「大の男がああやって頭を下げてやあるのに無下にするもんではない」と、正確度50%くらいの噂話を聞いては話を合わしたり、ごく稀にですがちり紙や半紙などを買っていたようです。

聞くところによると、近年は体調を崩され入退院を繰り返しておられたようで、そう言えば一番最近来店されたのは2週間ほど前だったでしょうか。

うちの事務員さんが世間話どころか「はよ帰って寝てなあかんほん」というほど顔がまん丸に浮腫んでおられました。もっとも母に「相変わらずお元気そうで結構ですな」などと言われて、珍しく「いやぁ、元気でないで困ってるんや」と弱気な言葉を吐いておられたのを思い出します。

それでも帰り間際には「どや、要るもんないか?」の決め台詞で去っていかれましたが、亡くなられた日も散髪に行くと出掛けて、外出先で倒れられたんだそうです。

折しも今日は彼岸の入り。此岸に向かって続々とお戻りのあの世の方々に、すれ違いざま冥土の土産を見せて、「どや要らんか、安うしとくで」とセールスされている姿が目に浮かぶようです。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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