虫養い

テーマ:言葉・漢字
先日、砂かけじじいさんが大辛口の柿の種について書いておられましたが、私も含めてコメントの多くが、「食事までの虫養いにちょこっとつまんで」という砂かけさんの表現に反応。

そう、「虫養い」。これって、滋賀県人少なくとも湖北人は使いませんよね。辞書にもちゃんと出ておりまして、腹の虫に食物を与える意で「空腹を一時的にしのぐこと。またその食物」のこととあります。

お腹が減ると「くぅ~」と腹の虫が鳴きますもんね。いやいや、最近は飽食の時代で空腹になる暇もなく食べている人が増えて腹の虫も随分住みにくい世の中になったといえるかもしれません。

腹の虫と言えば、別のものを想像する人もいるかもしれません。そう回虫ね。実際、水洗トイレが普及する前はお腹に回虫がいる人も結構居て、私たちの子どもの頃は肛門にシールを貼るぎょう虫検査とかあったことを思い出します。

亀仙人さんが「私は『虫押え』というよ」とコメントされていましたが、この「虫押え」も辞書に載っており、「虫養い」と同じ意味以外に「子どもの虫気の予防や治療をすること。またその薬」とあります。

やっぱり、この「虫」は「寄生虫」のことなんでしょうか。ま、しかし藤田紘一郎先生のように「寄生虫博士」を自称し、腹に虫が居ればアトピーにはならない、と今でも腹に寄生虫を飼っておられる方もいるようですけど。それはそれで腹の虫がおさまらないことも増えるような....。

さて、では私たちは「虫養い」のことをどう表現してるんでしょうね?「腹つなぎ」?ん?何なんだろう。

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