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橙魂2013

テーマ:スポーツ
プロ野球交流戦が始まりまして、いきなりセ・パ両リーグの首位同士が激突する巨人vsロッテ戦。昨日は巨人が逆転サヨナラ勝ちで1勝1敗のタイに。

ま、勝負の結果はともかく、ジャイアンツのユニフォーム、なんとかしてくれんか。

去年も「変なユニフォーム」というタイトルで書いたんですが、最近どのチームも復刻版も含めて通常とは異なるユニフォームを着用することがあるのですが、それにしても今年のジャイアンツのそれは酷すぎる。

去年のは上着がオレンジ一色で、それですら「やめてくれ~」だったのですが、今年のは何とオレンジ色が何とランニングシャツ風。これって、バスケットやサッカーの練習で、敵味方を区別するために着るジャケットみたいじゃないですか。

一体全体、誰がデザインするんですかね?これ「橙魂2013」っちゅう名前がついてるみたいです。橙魂で一応「とうこん」と読むらしい。こりゃあ、むしろ「ダイコン」ですやろ。

何か、これとよく似た感じのを今年の曳山祭でも見たような気がして観光協会の曳山祭フォトサイトを覗いてみたら、ありました、ありました。(失礼、無断借用)

孔雀山さんの舞台方の衣裳でした。これって、今年からの登場ですよねぇ。でも、こうやって見ると、こちらは何となく斬新で爽やかな感じもいたします。孔雀山は小さな巨人です、てか。

踏切一旦停止

テーマ:よもやま話
いつだったか新聞を読んでおりましたら、大阪梅田の踏切で遮断機が下り切らないうちに工事用の臨時列車が通過し、直前に自転車が横断したが事故には至らなかった、ということが書かれておりました。

確かに踏切の事故は一旦起きると、それがとんでもない事故につながることは疑いようがなく、そのために細心の注意を払う必要があることは論を俟たないと思います。

そうは言っても、例えば踏切で電車が通り過ぎるのを待って車両がずらりと並んでいる場合、遮断機が開いた後動き始めた車が、どいつもこいつも踏切で一旦停止するのって辛気臭くないですか?

特に見通しが良い踏切で、電車なんか来てないことが明らかなのに、一台一台一旦停止して。そんな悠長なことしてたら、また電車がきてまうがなぁ、みたいな。ま、このあたりは田舎なのでそんなに頻繁に電車は来ないでしょうけど。

この規則って、各国共通なのかと思っていたのですが、アメリカなどでは一旦停止の義務はないみたいですね。さらに、スウェーデンなどでは、逆に踏切内で氷や雪のため立ち往生する方が危険なので踏切前は停止禁止になっているんだそうです。

Yahoo!知恵袋にも同じ疑問を投げかける人がおりまして、そこを見てたら、日本でもかつて「第一種踏切(警報機と遮断機が併用されている踏切)については一時停止義務を廃止してはどうか?」が国会で検討されたことがあると書かれておりました。

2000年に秩父鉄道で、車両が踏切に侵入して列車と衝突。この時、落雷による踏切の故障で遮断機が降りなかったそうです。修理を怠った西武鉄道はもちろん、一時停止義務をせず侵入したドライバーも免責されることはなかったとか。

この教訓もあって、また事が起きた場合の被害の大きさから「踏切の場合は万全を期すために一時停止を義務として徹底する」ということが国会での合意事項となっているということなんですね。皆さんは遵守されてますか?

目には青葉だよ

テーマ:言葉・漢字
5月に入りましても肌寒い日が続きましたが、ようやく初夏らしい気候になって参りました。いやいや、各地で30℃を超す気温が観測され、このまま一気に真夏になったりして。

ところで、初夏の句といえば思いつくのが、「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」。これ、山口素堂という人の俳句だそうですが、大方の人がこのように誤って覚えていると思います、私も含めて。

まずね、「目に青葉」じゃなくて「目には青葉」と本来字余りなんだそうな。「目に青葉」の方が言いやすいからそうなっちゃったんでしょうけど、ひょっとすると、目には青葉、鼻には(花粉で)青洟的な気持ちだったんかもしれんな。

「山ほととぎす」の部分は本来は「山郭公」と漢字で書いたらしい。でも「郭公」って「かっこう」と違うのか?どうやら、ホトトギスとカッコウがよく似ていることから誤って記されたものらしいですが、実は出だしが字余りだったんで「山カッコウ」と字足らずにして調整した、ってことはないわな。

そして締めの「初鰹」の部分。これは「初松魚」と書いたらしい。「松魚」って言うんですね、知りませんでした。このままだと「まつお」と読んじゃいそうですが、「しょうぎょ」とも言うらしいですね。

何で「松魚」というかははっきりとはわからないようですが、かつお節の色が松の木の赤い色に似ているからというのが有力な説のようです。

ということで、この句正しく書きますと、「目には青葉山郭公初松魚」。何か漢文みたいですな。

短くて山が一つで型破り

テーマ:よもやま話
春の結婚式のシーズンですが、披露宴などでスピーチを頼まれたことありますか?5/11の朝日新聞beによれば、「スピーチは得意ですか?」というアンケート調査をしたところ、7割の人が苦手と答えたそうです。

その理由は「人前に出るとあがる」が圧倒的に多く、「面白い話ができない」「アドリブがきかない」などが続きます。では、あがらないためにはどうすればよいのでしょうか?

スピーチは自分を良く見せるために披露するものではない。「自分目線」ではなく「相手目線」で考えて準備すればそれほど緊張することはない、とあります。自分が受けようとしたり視点を自分に置いたらあかんということでしょうかね。

結婚式のスピーチならば「新郎新婦の良いところ」を一つ決め、結論、理由、具体的なエピソードの順で3~4分の話にまとめる。ジェスチャーやお辞儀なども含め5回程度練習して体で覚えてしまえば、本番でも60点は発揮でき、30点や0点になることはないそうですわ。5回も練習するの嫌やけど。

さて、自分がしたスピーチで印象に残っているのは親友の結婚式でのもの。「結婚とは1+1が2ではなく、一心同体つまり1になることが理想です。でも、現実はそんなことは無理で1.5くらいであれば十分。いや、1.5も難しいかもしれません。そうですねぇ、1.732くらいかなぁ。」

実はこの時の会場がホテルサンルート。「1.732と言えばぁ、そう√3、ルートサン、ルートサン、サンルート、ホテルサンルート。本日はおめでとうございました。」と締めましたらえらい受けまして、ホテルの方からも宣伝していただいてありがとうございました、と礼を言われたことを思い出します。

もっとも、この時のスピーチ、前段も含めてかなり長時間に及びまして、スピーチの理想とされる3~4分と比べると随分長すぎたと反省しています。以前、「長広舌」というタイトルで書きましたけど、長い話は本当にうんざりしますね。

スピーチの要諦は「短くて山が一つで型破り」というのを何かの本で読んで、それが頭に残っておりますが、なかなか思うようにはいきませんわね。

ブラノミクス

テーマ:よもやま話
先日日経新聞を読んでおりましたら、11面のベタ記事がふと目に入りました。見出しが「アベノミクスでバスト成長期待 -トリンプがブラジャー」とあります。お、いつぞやのようにまた路線逸脱か、とお思いでしょうが、私はいたって真面目です。何せ夕刊フジではなく日経新聞ですから。

巷ではやたらアベノミクスがもてはやされる昨今ですが、バストまで成長するんでしょうか?記事によると、「トリンプ・インターナショナル・ジャパンが「アベノミクス」にちなんだブラジャー「ブラノミクス・ブラ」を発表した」とあり、

「カップ内部に日銀のインフレ目標である『2%』を書いたパッドを採用し、『美』『富』『知』の独自の『3本の矢』をあしらった」と書いてあります。何やようわかりませんが、「日本の経済成長とともに女性の活躍への期待をこめた」そうです。

「ストラップに羽衣風の薄い生地を使い、富と芸事の女神『弁財天』をイメージした」。うん、ますますわかりませんな。ほんで、なんぼ?と思いましてよく読みなおしましたら「非売品」と書いたる。

これ、半年に1回発表している世相を反映したブラジャーの53作目なんだそうです。こんなの皆さんご存知でした?

しかし、このブラノミクスブラ、アベノミクスが表向きだけで中身が伴うのはなかなか困難であることを見透かしているようで素直に笑えませんな。うちも、揚げても揚げても実にならない「アブラノミクス・アブラ」売ろかな。
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