踏切一旦停止

テーマ:よもやま話
いつだったか新聞を読んでおりましたら、大阪梅田の踏切で遮断機が下り切らないうちに工事用の臨時列車が通過し、直前に自転車が横断したが事故には至らなかった、ということが書かれておりました。

確かに踏切の事故は一旦起きると、それがとんでもない事故につながることは疑いようがなく、そのために細心の注意を払う必要があることは論を俟たないと思います。

そうは言っても、例えば踏切で電車が通り過ぎるのを待って車両がずらりと並んでいる場合、遮断機が開いた後動き始めた車が、どいつもこいつも踏切で一旦停止するのって辛気臭くないですか?

特に見通しが良い踏切で、電車なんか来てないことが明らかなのに、一台一台一旦停止して。そんな悠長なことしてたら、また電車がきてまうがなぁ、みたいな。ま、このあたりは田舎なのでそんなに頻繁に電車は来ないでしょうけど。

この規則って、各国共通なのかと思っていたのですが、アメリカなどでは一旦停止の義務はないみたいですね。さらに、スウェーデンなどでは、逆に踏切内で氷や雪のため立ち往生する方が危険なので踏切前は停止禁止になっているんだそうです。

Yahoo!知恵袋にも同じ疑問を投げかける人がおりまして、そこを見てたら、日本でもかつて「第一種踏切(警報機と遮断機が併用されている踏切)については一時停止義務を廃止してはどうか?」が国会で検討されたことがあると書かれておりました。

2000年に秩父鉄道で、車両が踏切に侵入して列車と衝突。この時、落雷による踏切の故障で遮断機が降りなかったそうです。修理を怠った西武鉄道はもちろん、一時停止義務をせず侵入したドライバーも免責されることはなかったとか。

この教訓もあって、また事が起きた場合の被害の大きさから「踏切の場合は万全を期すために一時停止を義務として徹底する」ということが国会での合意事項となっているということなんですね。皆さんは遵守されてますか?

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