法事終わった~

テーマ:よもやま話
昨日は、父の23回忌と祖母の43回忌の法要を勤めさせていただきました。折しも街中では戦国歴史アワードin長浜なるイベントが実施されておりましたが、当家も曳山博物館ドッグ前での音楽ライブに負けじと正信偈の大合唱。

2年前の祖父の50回忌の時にも書きましたが、ずっと母任せだった仏事も母がだんだん動けなくなるにつれて、少しずつ覚えて行かざるを得なくなってきました。

以前はお参りの方ももっと多く、店の番頭さんにも手伝ってもらって調度類や仕事机を移動したりと大変だったのですが、参列者も減り番頭さんも退職されましたので、今回は移動せずに屏風で隠す作戦に出ました。ま、いっかぁ、これで、なんて。

仏壇の中は普段の三具足を五具足に変え瓔珞を飾り、内敷からりん台まで法事仕様にいたします。さらに掛軸は「南無阿弥陀仏」に掛け替えたりと。おみがきものは親戚の方がお手伝いに来て下さいました。皆さんのお力添え無くしては法事などやれるものではありません。

いざ本番を迎えましても、分からないことだらけ。蝋燭の色は赤(これは血の色を表すそうです)を使うそうですが、途中休憩の後は、赤のままでいいのか白に変えるのか(赤でいいらしい)とか、いちいちごえんさんに尋ねないとわかりませんがな。

正信偈の途中で焼香盆を回さなあかんのですが、香炭に火をつけるのを忘れておりまして、慌ててマッチで火をつけようと思ってもなかなかつきません。炎がマッチの根元まで来て「あっちっち」と手を振りましたら抹香入れにぶつかって、中の抹香が畳の上にドバっとこぼれてしまい、焦る、焦る。

塗りの箱の中に御文さんを入れて前の日から準備しておいたのですが、いざごえんさんが御文さんを取り出そうとされると、スッポリと隙間なく埋まってしまって箱から出てまいりませんで、ごえんさん、やむなく自らご持参の御文さんを急遽取り出して。

そうそう、法要後のご挨拶でも申し上げたのですが、今回準備していた時仏壇の中に置いてある父の写真が随分若く見えるのに気がつきました。これは、自分が齢を取ったこともさることながら、随分と仏壇にご無沙汰している証拠でもありまして、「もっとお参りせーよ」と父から無言の叱咤を受けたような気がいたします。

「何時まで経っても親は親」と申しますが、亡くなって22年経ってもなお親は親だなと痛感し反省した次第です。ご多忙の中お参りいただきました皆さま誠にありがとうございました。

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2013/05      >>
28 29 30 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 1

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧