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ちやほや

テーマ:言葉・漢字
「ちやほやされていい気になるんじゃないわよ!」なんて言われたことあります?よくテレビドラマなんかに出てきますね、このセリフ。さて、一体どうして生まれたんかいな、この「ちやほや」なる言葉。

「相手の機嫌をとるような様」と辞書には書かれていますが、なぜ「ちやほや」が機嫌をとることになるんでしょうか。そんなこと考えたことも無かったわ、てか。私も考えたことなかったんやけど、考えてもたんやわ。

そう言えば、英語のcheer(チア)、ほれチアガールとかあるやん、応援するとか、元気づけるみたいな。あれと関係あるんやろか?ほや!てか。チアほや。チアホや。ち!アホかいな。う~ん、わからん。

で、調べてみますと、何と「ちやほや」の語源は平安時代に遡ると言うではありませんか。枕草子の中に「みな人の 花や蝶やと いそぐ日も わがこころをば 君ぞ知りける」という歌があるそうです。

現代でも「蝶よ花よと育てられ」という言い方をしますが、この「蝶よ花よ」が縮まって「ちやほや」になったんだとか。さらに昔の中国語では「蝶花」を「チャオフォア」と発音していたそうで、これがいつの間にか「ちやほや」に変化していったという説も。

まあ、いずれにせよ、蝶よ花よとちやほやされる人ってのはそんなに沢山は居ませんわな。どれくらいやあるんやろてか?ほら、「ちらほら」ですやろ。

ひょろ毛

テーマ:よもやま話
朝、洗面所で歯磨いたりしてる時に、ふと耳とアゴのラインの中央あたりに、ひょろ~っと伸びた毛に気づくことありませんか。これってやっぱり老化現象なんでしょうか?

これは、ひげなのかはたまた体毛なのか?ちなみに一口に「ひげ」と申しましても、くちひげ(髭)、あごひげ(鬚)、ほおひげ(髯)と、生える場所によって漢字が使い分けられているんですね。同様に、英語でもmoustache、beard、side burnとやはり言い方が異なるんですね。

え~、話を元に戻しますが、先ほどのひょろ毛なんですが、あれは顎鬚と呼ぶには、ちょっと顎から距離があり過ぎます。ひげの濃い方は、それこそ顎鬚と頬髯の境目が無いくらい生え盛ってますけど、逆にそういう方は、ひょろ毛の生える余地もないかもしれません。

私の場合、基本的に毎日シェーバーでひげを剃りますが、ひげは薄い方で、しかも局所的にしか生えませんので、かえって剃り方がおざなりになっているかもしれません。従って、突然変異のように生えてきたひょろ毛になかなか気が付かず、いつの間にか結構な長さに育ってしまっているということなのでしょう。

剃ったり抜いたりしてしまえばそれでいいことなんですが、妻などは「それは福毛だから抜いたらだめよ」とか言います。そう言えば、何となく仙人のイメージもありますな。ていうか、爺さんやんか。

で、やっぱりこれって福毛なんやろか、と思って調べてみますと、福毛は「宝毛」ともいうみたいです。ほぉ~、宝やったら大事にせなあかんな。しか~し、どうやらこれは透明か白色でないとあかんみたいですね。

じゃあ、あの黒い一本毛は何なんだ?やっぱり、ただの「ひょろ毛」かよ。


湖北残照

テーマ:よもやま話
少し前に、ゆうちょ銀行社員で横浜市在住の豊島さんという方が、「湖北残照」という紀行本3部作を完成させたという新聞報道を目にいたしました。で、そこに須賀谷温泉の経営者Nさんとは大学サークル時代からの友人と書いてありました。

先日、長信さんに行ったらちょうどその須賀谷温泉のNさんを見かけましたので、「こんちにわ」と挨拶し、お座りになられた席に近づきましてお話を。Nさんとは娘同士が懇意にさせて頂いておりまして、また長浜市の景観形成ワーキング会議で何年か前にご一緒させていただいたこともありました。

さて、冒頭の豊島さんという方、私より齢は一つ上なのですが、何と同じ大学だということが後でわかったのです。もちろん面識はないのですが親近感は湧きますわな。実は私の大学とNさんの大学(女子大)は地理的に近く、昔から何やかんやで色々と交流のある関係。

私は学生時代は、いや今もですが極めてストイックでしたので、ほとんどご縁がありませんでしたが、確かに文化系のサークルなどはその女子大と一緒に活動しているパターンが多かったみたいですね。で、Nさんの話によると、そのサークルとは「日本語研究会」という超マイナーな(本人談)サークルだったそうです。

そこで、大層文章が上手だった豊島さん、すでに学生時代から湖北に出入りされていたらしく、どこどこのレストランが美味いとか不味いとか、そんな話でNさんと盛り上がっていたそうです。

ところで、私アメフトで大学3年の秋シーズン終了後の練習中に腰を痛め、入院していたことがあると前も書きましたが、その時にアメフト部とは関係ない女性が2人でお見舞いに来て下さったことがあるんです。

一人は私とは幼稚園から高校まで同じ一緒(ただしクラスが同じだったことはほとんどない)で家が割と近所だった女性。この女性はNさんと同じ女子大に通っていて、多分私の父が知人である彼女のお父さんに相談し、近くだから様子を見に行ってもらえないかとでも頼んだんでしょう。

ま、その時はその時で驚きもしたのですが、そこに付き添いで一年先輩の女性が一緒に来られていました。確かに同級生とはいえ、女一人で見舞いには行けんわな。この付き添いの女性がまさに当の須賀谷温泉のNさんだったのですが、その事実を知ったのは、娘が中学生になってNさんの娘さんとお友達になってから。

何か本の紹介をしたいんか、Nさんとの関係を言いたいんかわからんようになって来ましたが、とにかく本が、そのぉ~、飛ぶようにぃ~、売れてないみたいですわ。ご興味がお有りの方、「湖北残照」、是非お買い求めの上ご一読下さいませ。ちなみに私もまだ読んどりません。

床本完成

テーマ:曳山・歌舞伎
4月に入りまして、いよいよ曳山祭に向けての気運が盛り上がってまいりました。と言うか、あと数日すれば我々竹本(太夫・三味線)も稽古に入らねばなりませんので、床本(ゆかほん)を仕上げねばなりません。

床本というのは、太夫が語る浄瑠璃を書いた台本で、右横に三味線の譜が書かれております。普段は師匠がお作りになられた床本をコピーさせていただき、それを糊付けしたものを使っているのですが、長浜の曳山芝居は何せ時間が40分と短いため、通常よりも幾分浄瑠璃がカットされたり、一部節が変わったりも致します。

従って、それ専用の床本を自分で書き直す必要があります。と言うか、本来どんな場合でも自分自身で床本は作らなあかんのですけどね。何せ面倒くさいもんで。

さて、前回(3年前)の祭には
こんな感じの床本で臨んだんですが、振付の先生から「油甚さんねぇ、まあ字はきれいに書いてるけど、ちょっと細すぎるわぁ。そんなか細い字ではか細い声しか出えへんよ」と。そして、「まあ今回はこらいたるけど、次回はこういう床本作って来てよ」
と渡されたプロの床本数冊
確かに、これならいかにも力強い声が出そうですわな。しか~し、こんな字書けへんし、仮に書けるようになったとしても今度は読めへんがな。まあしかし、努力の跡だけは見せんとね。

てことで、数日前に一番太い筆ペンを買って参りまして、自分が読め、尚且つ何となく浄瑠璃文字っぽく見えないこともない字を紙へ書いていきました。
こんなもんでどないだ?

まあ、プロのと並べるとあまりに貧弱なんですけど、まあこれくらいでこらいといたろ。そして、昨日店番しながら書き終わりまして、しこしこと糊付けを。

てことで、床本完成!


危なじんでした

テーマ:保険・金融
昨日は朝から教育委員会の臨時会。帰って来て、息子と多賀参拝に出かけました。明日はちょっと都合が悪いので一日早いお参りです。多賀大社はちょうど枝垂れ桜が咲き誇っておりました。

その帰り道のこと。外町の交差点から少し北へ行ったところを彦根駅の方に曲がり、陸橋に入って船町の交差点に向かって車を走らせておりました。

2車線の左側車線を走っていたのですが、突然追い越し車線の方から目の前にあずき色の軽自動車が割り込んで来たのです。一瞬何が起こったかわからなくなりながらも、反射的に左側に車体を避け減速しましたが、その時はまず間違いなく、相手の車体の左側が東方の右前部に接触すると思いました。

助手席に座っていた息子は、むしろ車体の左側がガードレールに激突するかと思ったそうで、「危ない!」と悲鳴をあげました。奇跡的にかなんかわかりませんが、何の衝撃も無かったのですが、その後その車は左側車線の前に車があったので、再び追い越し車線の方に車線変更。

よほど急いでたんでしょうか?結局、信号が赤に変わった所でちょうど左側車線の私たちと追い越し車線の当該車が横に並びましたので、「うぬ、何奴め!」と顔を見たら、30代後半から40代くらいの女性。

危険なことをして申し訳ないとかびびったという感じは全く無く、やや虚ろな表情ながら何事もなかったように平然とした感じ。もしかしたら、こっちの車の存在すら気がついていなかったのかもしれません。車番覚えてますんで、何なら公表しましょか。

息子が後で「思い切りクラクション鳴らしたったら良かったのに」と言ったのですが、私の車(アコードワゴン)、クラクション部分が異常に小さく、普通の車のクラクションである中央部は思い切り叩いても「ドン!」て言うだけですんや。

まあしかし、多賀大社に参った直後に交通事故を起こしていては身も蓋もありませんわね。それにしても事故ってのは、こちらに非はなくても、いつどんな風に起きるかわかったもんでは無いということを実感いたしました。皆さんもお気をつけ下さい。

あ、まさかの時の自動車保険も忘れずに....。

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