あまちゃん

テーマ:よもやま話
「気に入った朝ドラはまずBS放送を見て、それから地上波を見るのであるが、早くも『あまちゃん』(NHK)はそのパターンとなる。ようやく朝が明るくなったぞ。あの漫才番組にも使えるような、幼稚園の運動会にだって使えるような軽快なテーマソングで朝が始まるのは気持ちがいい」

あ、これね、私の感想ではなくて、今朝の朝日新聞の番組批評ライターの島崎今日子さんの評。いつもながら、ほぼ100%共感できます。確かに「純と愛」は日本の朝を暗くしたもんな。もっとも、私的には1日2回以上見るレベルには達してないな。これに相当したのは、ちりとてちんとちゅらさんだけかな。

出演者に対する島崎さんの評。まず「ヒロインの能年玲奈は溌剌と生命力にあふれ、『キューポラのある街』の頃の吉永小百合を彷彿させる」と。ほぉ~、何となく意味するところはわかりますな。何か透明感があるというか剥きたてのゆで卵みたいな感じですかぁ?違うか。

そして、「その母、元家出少女が小泉今日子で、祖母が宮本信子と両者ハマり役。海女さんや漁業組合員、北三陸鉄道の鉄道員らを、小劇場出身や個性派&演技派の俳優が演じて、諦念さえ感じさせる底抜けの明るさと、おかしみをふりまいている」。

諦念さえ感じさせる底抜けの明るさ、というのがいいですよね。宮本信子が東京から戻ってきた娘に「おら、この町しか知らねえだども、この町が一番だってことは知っている」というセリフは印象的でした。

クドカンの脚本もべたぼめ。「女の子の成長物語という朝ドラの定番ストーリーをしっかり踏まえながら、母娘の葛藤、夫婦の問題、東北の過疎化、地方と東京の関係、日本の今も描きこんで、しかもそれが深刻にならず、説教臭くもならない」

そして何より、流行らせます意欲満々の「じぇじぇじぇ~」。あまりにわざとらしいんだけど、変に嫌味がない。あれは、「いつやるの?今でしょ」とともに、早くも今年の流行語大賞候補ですな。てな考えは甘ちゃんか。

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