21年連続

テーマ:曳山・歌舞伎
本日の御幣返しをもって、長浜曳山祭が終了いたしました。昨日までの喧騒が嘘のように町はひっそり静まり返っています。御幣返しから戻って朝食を摂り、しばらく仮眠をした後ブログを書いているところです。昨日までのことが嘘のように感じられるこの祭の後の静けさも決して嫌いではありません。

さて、わが町の場合、例年決して参加人数が多いとは言えない、御幣迎え、御幣返しの行事ですが、今年は御幣迎えが24人、御幣返しも14人と、少なくとも私が知る範囲では最多の参加人数でした。特に御幣迎えは他町を圧倒する人数で、いつもは弱小勢力の我が町に対して何が起こったのかと他町からも驚きの視線。

人数の増えた要因は、出番であったことが一つ。さらに奇合(若衆)の人数が増えたこと。今回の祭から新たに祭に参加した若衆が十人以上いたのではないでしょうか。彼らの多くは元役者経験者でこれまで若衆入りを渋っていた者たちです。

今回、筆頭が若返り、彼に近い年齢の層がごっそりと戻って来てくれました。3年前に書いた「若(?)衆」 というブログ。祭のパンフレットにも掲載し、さざなみ通信でも載せていただいたと記憶していますが、その時の若者への呼びかけが通じたようで、これほど嬉しいことはありません。

さて、私は平成4年の春に東京から長浜に帰って来て、その年は出番でしたが帰ってきたばかりだし、父が亡くなった後でもあったので祭には参加しませんでした。しかし、翌平成5年の祭からは、御幣迎えの行事にも出席いたしました。

以後、今年までの21年間、御幣迎え、御幣返しの行事には皆出席しています。他町のことは存じ上げませんが、うちの町ではひょっとしたら私だけなのでないかと秘かに自負しています。

御幣という神様の依代を自町にお迎えし、そして祭の終了とともに再び八幡宮にお返しするこの行事。以前、宮司さんから長浜祭の中で最も重要な行事であると伺ったことがあります。

華やかな子ども歌舞伎の前後に厳かに執り行われるこの重要な行事。これからも健康が許す限り、参加し続けていきたいと思います。

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