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回りませんぷう機

テーマ:よもやま話
扇風機が壊れました。いや、CLAYさんとかだったら「直せるものは壊れたとは言わない」とか多分おっしゃるんでしょうけど、メカ音痴人間的判断では断固「壊れました」。
1987年製NATIONAL
以前から羽根の回転にやや歪みがありまして、回り始めに「キキキキキッ」という軋み音がしておりました。で、シリコンスプレーを差しては、ごまかし、ごまかし使ってきたのですが、昨朝はスイッチを押してもうんともすんとも言いません。

もう一度バラして、と言ってもCLAY ZONE手前までですよ。それ以上進むと別の理由で壊れる。で、軸をくるくる回したり、もう一度シリコンスプレー差したりと手を施したんですが、やっぱり不調。これ以上使い続けると火が出る恐れもありますので、やむを得ず休んでもらうことに。

この暑さ、扇風機無しでは我慢できませんので、早速電機店へ。いや~、扇風機ってめっちゃ種類ありますやん。しかも電機メーカーのだけでなく、ヤマゼンだのアイリスオーヤマだの色々あるんですね。

購入方針としては、「一番安いのは避け、適当に安いのを買う」。一番安いのは3000円前後で、無名メーカーで押しボタン式で機能も単純。見た目も「やっす!」。これはいかんよな、と思い、他のを物色いたします。

しかし、高機能のやつは首が左右のみならず上下に動いたり、風も自然風と紛うような微妙さなんですね。これはええなあ、と値段を見ると、ぎょえっ!22,000円。さらに、今流行のダイソンの羽根なしに至っては、3万とか5万とかしますやん。

結局、MITUBISHI、TOSHIBA、HITACHIのメーカー品の中から、値段(高からず安からず)、機能(タイマー、リズム有でリモコン無し)、デザイン(私の好み)の3点を考慮いたしまして、ちょっと予算オーバーですが、これに決定。(展示品現品限り、箱なし)
日立製6,480円

「あんまり難しいのはかなんでぇ」という母。熱中症にならんようにはよ使い方覚えてや~。

実家

テーマ:言葉・漢字
先日、じゃじゃこさんが実家に帰ってのんびりしたと書かれておりました。結構なことですね。しかし、何で実家っていうんでしょうね?実の家?じゃあ、今住んでる家は嘘の家、仮の家なのか?

それはともかく、「実家」と同じような意味で「生家」、あるいは「里」などとも言ったりします。これらはどう違うのでしょうか?「語感の辞典」によれば、

まず「実家」は、「妻や養子の立場からもとの家をさして会話にも文章にも使われる漢語。近年、別居している子が親の家をさしてこの語を用いる例が増えている」とあります。うんうん、確かにうちの子どもたちもそう言ってるし、自分もそんな風に言っていたような。

で「生家」となりますと、「その人の生まれた家をさし、改まった会話や文章に用いられる」とあります。「生家」が壊されたり売り払われて、親が別の家を建てた場合、あなたの「実家」は一体どちらを指すんでしょうね?

そして「里」はといえば、「妻・養子や住み込みの奉公人などの生家をさして、会話や軽い文章に使われる古風な和語」。「お里が知れる」なんて、いや~な言葉もありますよね。

ま、やっぱり一般的なのは「実家」ですね。で、この場合の「実(じつ)」なんですが、これは「本当の」というよりも「実母」「実兄」などと同じように「血のつながった」というように擬人化して考えると何となく腑に落ちます。

で最近ね、実家に対して嫁入り先(婿入り先)のことを「義実家(ぎじっか)」という人が増えているそうです。義父、義母の家からの連想なんでしょうけど、正しくは何というかわかりますか?「ダンナの実家」?まあ、そうやけど。一応「婚家(こんか)」というそうです。「婚家に来んか?」「イヤ!一人で行って」ですか?

二玉の清涼剤

テーマ:油甚本店
昨日、「すいか」と書いた段ボール箱に入った荷物が到着した。

「すいか」と書いてあるから中身がすいかだとは限らない。その証拠に、うちは胡麻油等の地方発送の注文を受けた際、本数に応じて缶ビールの空き箱などで送付している。すなわち、缶ビールの箱に缶ビールが入っているとは限らないのだ。

上面に貼られた伝票を見る。何と品名「すいか」と書いてある。おぉ、やっぱり「すいか」じゃないか。確かに、このずっしりとした重みは明らかにすいかだ。しかも、これは1個ではない。2個チンだわ。

差出人を見る。すると「◯◯◯◯」とある。あれ?ここって、この間椿油10本送って、その後またポン酢ともろみ送ったとこやん。何でお客さんからすいかが送ってくるのよ?

母が「これは、どっかよそに送るつもりやったものかもしれん。すいかは食べたいけど、間違いやとあかんで開けたらあかん」と言い、事務員さんに「ちょっと、ここに電話して尋ねてみ」と。

実は、先日ゆずポン酢を送った後に、送り先の奥さんから電話があり、「1回目の椿油の分は送金させてもらいましたけど、2回目に送ってもらった分に請求書が入ってなかったんで金額教えてもらえますか?」と尋ねられ返答したことを思い出した。

事務員さんの電話のやり取りを聞いていると、どうやらこのすいかの箱のなかに、その2回目の代金を入れて送ったとのこと。開けてみると、確かに中にその分の代金が。しかも、予想通りぱんぱんに実った立派なすいか2個を従えて。

「商品代の代わりにすいか送ってきゃあったんやろか」と当初冗談とも本気ともつかぬ軽口を叩いていた事務員さんも、こんなものを頂戴する理由はないので、恐縮だとか、心苦しいだとか、頭に浮かぶありったけの美辞麗句を並べ立てて電話口でお礼を述べている。

電話が終わって事務員さんに「はい、お疲れさん、あんたも一つもらい」と母。

しかし、世知辛い世の中に、商品を買っていただいた上に、すいかまで送って下さる方がいらっしゃる。日本はまだまだ捨てたもんじゃありませんね。本当にありがとうございました。

いとこ違い

テーマ:言葉・漢字
先日、辞典を開いて調べごとをしておりましたら、たまたま「親族の呼び名」を図解した頁が現れました。しばし眺めておりますと、あれ?こんな呼び名知らんわ、というのがあります。例えば、あなたから見て次の方たちを何と呼ぶでしょうか?

1.父母のいとこ 2.いとこの子

父母のいとこの子は「またいとこ」なのか「はとこ」なのか?といった質問や、「孫」「ひ孫」のそのまた孫は?などというクイズはよく聞きますよね。

ちなみに、「またいとこ」と「はとこ」は同じ。孫は「孫」「曾孫・ひ孫」「玄孫・やしゃご」「来孫(らいそん)」「昆孫(こんそん)」「仍孫(じょうそん)」「雲孫(うんそん)」と続きます。「くんそん」なんてのも出てきそうですね。

本題に戻りまして、「父母のいとこ」のこと何て言います?つまり、またいとこの親なんですけど。「父の従弟」、とか「母の従姉」という言い方しか思いつかなくないですか。あるいは、「いとこの子」も「誰々ちゃんとこの子」とか名前使って言うてませんか?

実は、この二つの呼び方、共通でして「いとこ違い」というそうです。知ってる人は知ってるんでしょうけど、私は知らんかったなぁ、これ。「いとこ」とは違うから「いとこ違い」なのか、なんやようわかりませんけど。ちなみに、今日のSirMurai先生のブログによれば、イクラちゃんはカツオの「いとこ違い」ですね。

タイトルから別の方を思い浮かべた方申し訳ございません

「いとこ違いやぁ~」

そうそう

テーマ:よもやま話
先日、大同生命から創業110周年記念のペンを頂いた話を書きましたが、その際に「経営者1万人に対するアンケート」の結果が掲載された冊子も同時に頂戴いたしました。その設問の中に「印象に残った本・作家」という項目がありました。

印象に残った作家は「司馬遼太郎」を挙げた人が圧倒的に多く、本の方も氏の代表作である「坂の上の雲」がトップ。そして第2位は「三国志」。経営者は男性が多いですからね、まあ順当なところでしょう。

という先入観のもと、日曜日に朝日新聞の読書欄眺めてたら、「思い出す本 忘れない本」のコーナーで女性漫画家の倉田真由美さんが、吉川英治著の「三国志」を挙げておられました。

「三国志の中心メンバーは劉備、関羽、張飛といった蜀の人々で、特に諸葛孔明に作者の思い入れが強い」と指摘したうえで、倉田さんは「高慢な自信家なのに怖がりで、人間のちっちゃいやつだが自分の中に矛盾を抱え、扱いの難しそうなサブキャラ」、曹操に惹かれると言います。

さて彼女によれば、女はざっくりと2種類に分かれるそうです。一つは「自分が大事で、着飾ったりプレゼントもらったりするのが好きで、男からはお姫様扱いされたい女。キャバクラ嬢に多いタイプ」

もう一つは「男の謎めいた部分が読み解けたと思う瞬間や、自分のことばが男の中に届いたという感じにしびれる女。風俗嬢に多い」と。でね、(吉川三国志の)曹操好きの女は明らかにこのタイプなんだとか。

ダメ男に引っかかる率も圧倒的にこっちが高いと。しかし不幸なばかりではなく「この人の良さを分かるのは自分だけだ」と思えるのが快感なので、夫の苦境や貧乏には強い。

面白いので、そのまま全部書いちゃいますけど「お姫さま女が人形のような、人工的で洗練された女だとすると、私たちはメス性の強い、感覚的で動物に近い女なんでしょう」と締め括られております。誰や?「そうそう」て言うてるのは。
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