じんとにっく

先日、在の方へ集金に回っておりましたら、あるお宅でお寺さんの話になりまして、当代住職は都会でサラリーマンをなさっていたのだけれど、10年ほど前に定年になってこちらに戻って来られて寺を継がれた由。

その方はこちらで生まれ、学校も高校までこちらだったから、そういうことも可能だったけれど、その息子さんは都会で生まれ育っているので、今後はどうなるかわからないと。後継者問題も含めて、お寺の維持はだんだん難しい時代になって参りました。

なんて思っておりましたら、都会では最近若いお坊さんに対する見方が変わって来ているらしい。毒にも薬にもならない「草食男子」に取って代わって、今は女子の間で仏の道に生きる「僧職男子」の人気が急上昇しているとのこと。（6／30日経プラス１「ことばの鏡」より）

そんなはずはなかろ、と疑っておりましたら、本当に「美坊主図鑑」なるイケメン僧侶写真集が出るわ、「坊主バー」は人気だわ、と大変なことになっとるらしい。「袈裟萌え」なる言葉もあるんかい。

で、僧侶のトレードマークである丸刈りの人気が一般男子にも広がってきているらしい。その名も「デザインボウズ」。丸刈りも、このデザイン化によって復権し、ご覧のとおり専門のヘアカタログさえ出てますやん。

私も水疱瘡ハゲで悩んだことがありましたが、いっちょ丸刈りにして「どや？水玉ボウズやで～」、とか言うてみるかな。