改名して~しょん

テーマ:まちづくり
私の記憶が正しければ、何年か前に「田村駅」の改名が検討されたことがあったように思います。長浜ドーム、バイオ大学、サイエンスパークなど諸施設が整備され、「長浜の南の玄関口としてふさわしい名前を」みたいな提案があって....。

今なお田村駅のままだということは、検討の結果、伝統ある田村の名前をおいそれと変更してもらうわけにはいかん、改称の経費を誰が負担するねん?等々の反対論が大勢を占め、うやむやになってしまったということでしょうか。

田村駅に限らず、駅名の改称が検討されることはよくあるようで、実際2008年には滋賀県内でも湖西線の「西大津駅」が「大津京駅」に、「雄琴駅」が「おごと温泉駅」に改称されましたよね。しかし、変更に伴う経費は数億円と云われ、それに見合う経済効果が見込めないと実現は難しいということでしょうか。

私は東京でサラリーマンをしていた頃、武蔵小杉に住んでおり東急東横線を利用しておりました。先日、新聞を読んでおりましたら、「東横線の学芸大学駅に学芸大学はもう無い」と書かれておりましたが、いったん定着してしまうと、駅名の根拠になっているものが無くなっても駅名は残るという例ですね。

ちなみに、この「学芸大学駅」。一番最初は「碑文谷駅」だったそうですが、その後、学校設立・改名に伴い、駅名も「青山師範」→「第一師範」→「学芸大学」と変遷を遂げたそうです。

さらに、「自由が丘」という駅があり、洗練された街並みで住みたい町の上位に常にランクされますが、ここなどは元々は「九品仏(くほんぶつ)」という駅名で、その後地名の「衾(ふすま)」に改称される予定だったのが、自由が丘に変更された経緯を持つようです。「衾」と「自由が丘」じゃ全然イメージ違いますやろ?

そう言えば、先般高松駅が「さぬきうどん駅」という愛称をつけたというような報道がありましたが、正式改称ではなく愛称というのは一つの手かもしれませんね。広域観光の観点から「賤ヶ岳」「観音の里」「小谷城」なんていう駅名があってもいいような気がいたします。

あるいはネーミングライツを売って、「七本槍」「北国街道」なんて駅名もありかもね。飲み過ぎて乗り越しそうですけど。



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