新旧七夕

テーマ:よもやま話
夏中さん、今晩が人出のピークとなるのでしょうか。それにしても夏中降りとはよく言ったもので、本当にこの時期は雨がよく降ります。

何もこんな雨の時期に夏中さんせんでも、と思う方もいらっしゃるでしょうけど、それは本末転倒。元々大通寺の夏中法要は、雨の多い時期に外出を控えて勉学に励む「夏安居(げあんご)」が由来なのですから。

そりゃそうと、今日は七夕。これまた、1年に一度彦星と織姫が天の川でデートする日だというのに、この季節、星空が綺麗に見える年はめったにありません。今日もあきませんやろな。

「なんでこんな時期に七夕を!?」。こりゃ、堂々と声を大にして言いたいところであります。今朝の日経プラス1のコラム「その違いわかりますか?」にその答えが書いてありました。

「その理由は明治6年(1873年)に暦が西洋式の新暦(太陽暦)に切り替わったことにある。そう、改暦前は旧暦(太陽太陰暦)の7月7日だったのだ」と。

新暦でいうと、梅雨が明けて天候の良い7月下旬から8月に当たるそうです。あとね、星がきれいに見えるかどうかは、月の満ち欠けも関係しまんにゃわ。旧暦だと毎年必ず、明るすぎない上弦の月となるので、昔の人はかなり高い確率で七夕に天の川鑑賞を楽しめたんですね。

国立天文台は本来の七夕に近い日を「伝統的七夕の日」と定めて「この日は明かりを消して星を見よう」と呼びかけているそうです。日にちは毎年変わり今年は8月24日だとか。いっそのこと、「中秋の名月」と同様、七夕祭りも旧暦ベースにしちゃってもいいような気がするのですが。

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