たこの吸出し
テーマ:よもやま話
2012/07/27 09:16
先日、「とげぬき」というタイトルで書いた時に、3年D組F班さんからいただいたコメントの中に出てきた「たこの吸出し」。懐かしさのあまりネタにせずには居られない、そんな衝動に駆られてしまいました。
「たこの吸出し」って知ってますかぁ?ちなみに、こういうやつ。
最近は皮膚疾患といえば、もっぱらアトピーなどのアレルギー疾患が話題になりますが、私たちが子どもの頃に流行ったのは「おでき」。「よう」、「ちょう」、「よこね」など色んな種類があるようですが、とにかく皮膚が紫色っぽく腫れて、熱もって化膿するみたいな。
軽い症状の場合は割とすぐ治るのですが、一度中学校2年か3年の頃に、左足の太腿の裏側にかなりしぶといやつが出来た時は往生したことを覚えています。今でも痕が残っているほどなんですが、毎日この「たこの吸出し」をガーゼに塗って絆創膏で止める。
夜にガーゼを交換するんですが、根が取れるまでは何度も再発します。この時に父が患部をぎゅっとしぼって膿を出してくれたことを、独特の痛みとともに覚えています。そんなことして良かったんか悪かったんか今になってみるとわからないんですが、そういう強引なところがありましたね、昔の人は(笑)。
さて、この薬、主成分のサリチル酸が患部の皮膚を軟化させて硫酸銅が膿を吸い出すんだそうです。そんな理屈わからないから、何でこれを塗るとおできが治るんやろと。
ちなみに「たこの吸出し」の正式名称は「吸出し青膏」。硫酸銅の色調が青いことから青膏(あおこう)との名前がつけられたようです。「たこ」は足の裏にできる「たこ」のことではなく、吸いついたら離れない「たこ」のように膿を吸い出し、おできの根を完全に排除することから付けられた愛称だとか。
あ、3年D組F班さんの話だと、これはとげ抜きにも効果あるそうです。っていうか、どこに売ってるの?
「たこの吸出し」って知ってますかぁ?ちなみに、こういうやつ。
最近は皮膚疾患といえば、もっぱらアトピーなどのアレルギー疾患が話題になりますが、私たちが子どもの頃に流行ったのは「おでき」。「よう」、「ちょう」、「よこね」など色んな種類があるようですが、とにかく皮膚が紫色っぽく腫れて、熱もって化膿するみたいな。
軽い症状の場合は割とすぐ治るのですが、一度中学校2年か3年の頃に、左足の太腿の裏側にかなりしぶといやつが出来た時は往生したことを覚えています。今でも痕が残っているほどなんですが、毎日この「たこの吸出し」をガーゼに塗って絆創膏で止める。
夜にガーゼを交換するんですが、根が取れるまでは何度も再発します。この時に父が患部をぎゅっとしぼって膿を出してくれたことを、独特の痛みとともに覚えています。そんなことして良かったんか悪かったんか今になってみるとわからないんですが、そういう強引なところがありましたね、昔の人は(笑)。
さて、この薬、主成分のサリチル酸が患部の皮膚を軟化させて硫酸銅が膿を吸い出すんだそうです。そんな理屈わからないから、何でこれを塗るとおできが治るんやろと。
ちなみに「たこの吸出し」の正式名称は「吸出し青膏」。硫酸銅の色調が青いことから青膏(あおこう)との名前がつけられたようです。「たこ」は足の裏にできる「たこ」のことではなく、吸いついたら離れない「たこ」のように膿を吸い出し、おできの根を完全に排除することから付けられた愛称だとか。
あ、3年D組F班さんの話だと、これはとげ抜きにも効果あるそうです。っていうか、どこに売ってるの?