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51

テーマ:よもやま話
最近めっきりやらなくなりましたけど、子どもの頃はよくトランプで遊びました。トランプゲームも年齢に応じた段階というものがございまして、まずは「ババ抜き」、「七並べ」、「神経衰弱」あたりが入門編。

じゃあ、最上級編は何なんや、ってことになると、やはり「ポーカー」とか「ブラックジャック」になるんですか?高校の修学旅行なんかでは「ナポレオン」をやったような記憶が。「大貧民」が流行ったのはいつだったか?

で、中3の時に担任のSirMurai先生が教えてくださったのが「セブンイレブン」じゃなくて、「セブンブリッジ」。「これはトランプゲームの王様です」とおっしゃったような、おっしゃってないような。その頃覚えかけた麻雀のちょっと面白くないやつ、という印象。

でね、入門編と上級編の間に位置していたのが「51」、そう「ごじゅいち」。「ごじゅういち」とか言いませんで、短く「ごじゅいち!」

3~4人で遊ぶんですが、5枚ずつ配って、場に5枚カードを出し、1枚ずつ手持ちと交換、もしくは全取っ替え。変えたいものがない時は、流してもう1回新たな5枚のカードから選ぶ。確かそんなルールで手持ちのカードの合計が51になったものが勝ち。

51の内訳は、エース、キング、クイーン、ジャック、そして10。絵札と10は「10」換算でエースが「11」、合わせて51という計算なんだけど、これが気に食いませんでね。キングは13、クイーンは12、ジャックは11、エースは1やろ!13+12+11+10+1=47にしかならんやろがぁ~。

と、不満をぶちまけたものです。ということで、見た目は47にしか見えない私も、今日でとうとう「ごじゅいち!」。ゆうこりんさん、くんちゃん、追いついたよぉ~~。

逮夜

テーマ:言葉・漢字
先日、タイヤ交換のことを書きましたら、くんさんが「昨夜、寺の逮夜でした。逮夜の語源を調べてください」などと、得手勝手な注文を出してまいりました。まあ、同級生なんで無下にもできないし、てか結構無下にしてるんですけど....。

「逮夜」。これ「タイヤ」と読みます。意味ですか?辞書には「葬儀の日の前の夜」あるいは「祥月命日の前の夜」とあります。くんさんが、「逮捕された日の夜」みたい、と書いておられましたが、確かに「逮夜」の「逮」という字は「逮捕」という言葉でおなじみですね。そう言われれば「逮捕」の「逮」の意味なんか考えたことなかったですね。

「逮」という字は、辵(しんにゅう)+隶(イ・タイ)から成っているわけですが、「隶」は「又(手の形)+尾の形」からなる字なんだそうで、ここから「しっぽに手が届いてつかまえる」ことをあらわしているのだとか。まさに、「逮捕しちゃうぞ!」的な意味ですな。

「そこまで届く」ってことから「およぶ」という意味も加わり、「逮夜」は「明日に逮(およ)ぶ」夜、すなわち「葬儀、命日の前夜」ということになるわけですね。

現在は「命日の前夜」という意味で使われることがほとんどだと思いますが、実は本来は「葬儀の前夜」という意味だったようです。今はもっぱら「通夜」と称しておりまして、「逮夜」はすっかり席を奪われてしまいました。タイヤがすりへって、つ~やつやになっちまったというわけでしょうか。

客呼びくまさん

テーマ:よもやま話
タイヤ交換の疲れを癒す暇もなく昨日は本店の店番。まあ、江の博覧会も終わったし、寒いし、お客さんもまばらでしょうとタカをくくって、包装の済んでいなかった瓶入り胡麻油を包んでおりましたら、表にお客さんの気配。

「いらっしゃいませ~」と飛び出ていきましたら、黒い体毛、いやコートに身を包んだ何か都会的で妖艶な感じの女性が胡麻油を手に取って、上目遣いで微笑まれますので、「あれ、この人私のこと知ってやあるんやろか?」と思って、ポカンとしておりましたら、

「油甚さん。くまです」と。

え?くまさん?「あ~ん、くまさん」と言ったものの、何かイメージ違うなぁ。いや、前々回のオフ会でお会いしてるんですが、あの時は何かワイルドな感じで、遠目に「こいつがくまか」的な冷ややかな目で眺めていたのも事実。お話も全くしませんでしたし。

その時の印象とは違って、いや~、くまさん、素敵ですやん。声もいいし。外人さんによく声を掛けられる、とブログに書かれておりますが、わかりますわ、それ。と言うか、日本人の男性は「こりゃ、ちょっと敵わんかな」と遠慮してしまうんかもしれませんね。

ブログの文章からもわかる通り、知性的ですし、くまさん、もしかしたらコブログ会で2番目にいい女かも。1番は誰てか?それは、これを読んでるあなたですやん。(なんか「◯◯で二番目にうまい◯◯屋」みたいな手法やな)

何でそんなに持ち上げるんてか?いや、実はくまさん、昨日最初のお客さんだったのですが、お帰りになってしばらくしたら、男性の団体客が来られて、次から次へ胡麻油とポン酢を買われ、その後も女性客が椿油や何やと買っていただき、一時店の中パニック状態に。午前中にこんなにお客さん来られたこと今までにあったかな?

そう言えば、十日戎や酉の市には熊手はつきもの。やっぱり、くまの手は客を呼ぶ「ホットハンズ」ですな。あ、そうそう、くまと言えば「プーさん」。お粗末ながら、エネオスのプーさん卓上カレンダーを進呈させていただきました。

数に限りはありますが、今なら来店時「じんとにっく読んでますよ」の一言で、もれなく、いやもれありつつも、プーさんカレンダー進呈、してもいいかな?

I'm Tyred

テーマ:石油
昨日はブログを休ませていただきました。どっか行ってたんか、って?そうなんです。一昨日、つまり金曜日の昼過ぎ、スタンドの所長から携帯に電話がかかってまいりまして、「あのぉ、スタンドに応援お願いします」「今すぐか?」「今すぐです!」と有無を言わせない口調にただならぬ気配を感じ「はい、わかりました!」

やっぱりなぁ、天気予報で雪が降るって言ってましたからね。雪だるまマークを見ると反射的にタイヤ交換をしたくなる人がこの世の中には山ほどいらっしゃるようであります。前もって換えておけば待ち時間も少ないのに、ぎりぎりにならんと換えない、あわよくば換えたくない、というのが本音なんでしょうか。

スタンドに行ってみますと事態はより深刻なことに気がつきました。社員の一人の親戚の方が亡くなられたため午後から退社、2,3日休むということで、私は忙しいから応援、ならず社員の「代役」を仰せつかったわけです。

てことで、一昨日の午後から夜、そして昨日とミスタータイヤマン状態。たいやじんさんですな。とは言っても、インパクトはよう触りませんので所長任せ。私は「エアチェック当り前~(アルシンド風)」とタイヤを乗っけて仮締めとか、夏タイヤを袋に入れたり、などなど。それでも腕力いりますよぉ。

最近のタイヤは大きいと云うか、重いと云うか、ネジがはめにくいと云うか、面倒臭いですねぇ。プリウスなんてわざと意地悪く作ってあるような感じです。軽自動車なんかが来るとほっとするんですが、そういう簡単なやつはむしろご自分でやられる方が増えました。そして、「エアーだけ見てくれます~?」というお客さんの多いこと。

見た目のかっちょええタイヤほど交換しにくい、重い、時間がかかる、だからわざわざ持ってこられるんでしょうけど、なかなか効率も上がりませんで、待ち時間を聞いて諦めてお帰りになるお客様も結構いらっしゃいました。

一つ驚いたのは、空気充填をしようと思ったら、「それは空気入れたらダメですゥ~!」と咎められたこと。なんでも窒素ガス専用タイヤだとかで、キャップにN2とか書いたる。どうやら、窒素ガス充填機を持ってるところで結構な料金を払って充填するんだとか。

「何かメリットあるん?」と聞いたら、「空気が減りにくいんだそうです」「ふぅ~ん、けど空気の8割くらいは窒素やんか。ほれ絶対だましやわ」。ホンマに効果があるという方がいらっしゃったら教えていただきたいものです。それにしても、ほんま疲れました(I'm tired.)

山中さんからの喪中葉書

テーマ:油甚本店
京都に山中油店さんという油屋さんがございます。私どものようにいわゆる油の専門店というのは全国的にも極めて稀なのですが、山中さんはそうした「油屋」の中でも歴史、風格、品揃え、どれをとっても別格の存在です。

私どもは平成8年に店舗改装を行い、現在の小売形態を整えたのですが、実はそれまでは、古い道具や看板は残っていたものの、食用油の店頭販売は限りなくほとんど無いに等しい状態でした。

ちょうどその頃、県から派遣されたコンサルタントさんから「京都の山中油店さんが店作りの参考になるかもしれない」と助言され、高校の同級生で当時市の商工観光課にいたO君に同行を依頼し、山中さんを訪れました。
今と比べると随分スマートな私
間口がおそろしく広い店舗で、店の端の方には池があって鯉が泳いでいます。同業者であることを伝えると、五代目ご当主が「それなら無下にはできませんな」と、店をくまなく見せて下さり、自ら作成された回転式陳列台や彎曲したレールを滑って出し入れできる雨戸などを披露して下さいました。

何しろ、かつては山中さんところの敷地だけを通って亀岡市まで行くことができる、と言われたほどの大地主で、支払っている固定資産税も莫大だとおっしゃっていたのが印象的でした。それでも、身なりや調度品は決して派手なものはなく、いわゆる「こうとな」感じを受けました。

その後、大企業にご勤務だった娘さんご夫婦が家業を継承される形となり、現在では欧州勤務時の経験からオリーブオイルの展開、古い町家を利用したショップ&カフェの経営など手広く活動されており、いつも京都の地から「油甚さん、いつまでも油売ってたらあきまへんで」と叱咤されている気がいたします。

テレビや雑誌に何回も登場されている素敵なご夫婦で、数回当店にもお越しいただきましたし、私どもも一度妻と二人で山中さんが主催された「油のセミナー」に参加したこともあります。その山中さんから喪中葉書が届いたのが昨日のことでした。

私たちを温かく迎えて下さったお父様が5月に亡くなられた旨が書かれておりました。確か誕生日がうちの母の翌日だったと思いますので、米寿の寿ぎを迎えることなくお亡くなりになられたのですね。急逝されたとありますので、間際まではご壮健であったに相違ありません。実に残念です。謹んでご冥福をお祈りいたします。
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