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利息はwebで定期

テーマ:保険・金融
先日、N信さんの若い外交員の方がいらっしゃいまして、「あの~、またこちらの方もよろしくお願いします」とチラシを手渡されます。見ると盆梅の写真が載った定期預金のPR。

「盆梅定期かぁ。ほぉ~、ほんで盆倍て何倍?」「はいっ!4倍です」「ほうか、けど、盆倍でも4倍でもゼロは結局何倍してもゼロやわな」「いやぁ~、それを言われると」

現在、定期預金の利息って何%かご存知です?普通預金じゃないですよ、定期預金ですよ。1年もので何と0.025%だそうです。で、4倍しても0.1%。そこで、

「あの~、定期預金って、こんだけ利息つきましたってハガキで連絡来るけど、あれって仮に預金の額が10000円くらいでも来るの?」「はい、全部出ております」

「10000円の定期やったら、1年預けても利息2円やで。盆梅定期でも10円やん。それやったら、通知ハガキやめて、その分50円利息上乗せしてもらえんの?」

「いや~、でもシステムがそうなってますからね~」「あゝ、今は無理でも、『利息はwebで定期』とか開発してよ~」「は、貴重なご意見として申し伝えます」

て、ことで帰っていかれましたけど、ハガキ代50円の利息つけるためには、20万円の元本が要るんですね。ちなみに、私どもが扱っている自動車保険などは紙の保険証券を不要とする「(契約内容)web確認割引」というのがあって、500円保険料が割引となります。



入場料戦略

テーマ:まちづくり
半年ほど前の日経プラス1に「スカイツリー入場料、3000円って高い?」という記事が掲載されていました。確かに高いところに上るだけで3000円ってのはどうよ?と思うし、実際ライフネット生命保険が1000人を対象に適正入場料を聞いたところ、平均は832円だったらしい。まあ、そんなもんやろ。

「割高ではないか?」という疑問に対する事業主側の理屈は概ね次のとおり

1.スカイツリーの建設費は650億円。これ以外にも維持費がかかり、入場料収入は大切な収入源

2.国内外の展望台の入場料と比較しても相応なうえ、世界一高い電波塔というPR効果も大きい

3.あまり安くすると、人が殺到して待ち時間が長くなり、かえって評判を落とす

「最初は高い値段を付けて興味のある人を呼び寄せ、一巡して人気が落ちれば値下げして関心の薄い人にも来てもらう。」という戦術をとる可能性もありそうで、これを「スキミングプライシング」と呼ぶ、などと記事には書かれておりました。私も、多分値下がりしてから行く派だな。

この記事読んで、心に浮かぶのは曳山博物館。開館以来、一豊・千代博覧会会場となった平成18年以外は入場者は泣かず飛ばず。展示物や企画内容を充実しても入館者は増えないのが実態。今回の三姉妹博期間中もメイン会場の近くにありながら、入館者は平常年(5万)からやや微増(5.4万)にとどまった。

「メイン会場の近くでも、展示テーマが異なる館は素通りされる傾向」という主催者の評価。今年は曳山博物館の特別展示、すごく気合入ってたんですけどね。江の生きた年代と歌舞伎の発祥がほぼ同時代というところに目をつけた展開は悪くなかったし、大河の映像や着物並べるより高尚だと思ったんだけど。

そもそも600円という入場料が高いという意見は前からあるのだが、開館後、改定や適正価格が真剣に議論されたことが一度もない。博物館は見ていただいてナンボ。曳山博物館こそ、スキミングプライシングが必要なのではないかと個人的には思うんですがね。もう手遅れか?

絆し

テーマ:言葉・漢字
大方の予想通り、今年の漢字には「絆」が選ばれましたね。およそ8人に1人がこの字に投票したそうです。糸偏に半と書くこの漢字。元は一体どういう意味だったのか?

漢和大辞典によりますと、「半」は音符とありますから特に字の意味とは関係なく、「ひもをぐるぐる巻いてからめること」が字義のようです。「馬の足にからめてしばるひも」、また「人を束縛する義理・人情などのたとえ」とあります。

近年では、「人と人との心のつながりや結びつき」というように好意的に使われることが多いですが、元々は「縛って自由に行動できなくする」という意味合いが強い言葉だったんですね。

あまりに自由な世の中になり、人の結びつきが弱くなってくるとこうした言葉がかえって見直されるのか。小学校の時の文集で「もし自由だったら?」という問いに「束縛されたい」と書いたやつが居て印象的だったことをふと思い出しました。

大辞林の定義では「絆」は「家族・友人などの結びつきを、離れがたくつなぎとめているもの」とあり、その後に「ほだし」と書かれています。「ほだし」とは何ぞや?

「ほだし」とは「刑具として用いられる手かせや足かせ」。ここから転じて「人情にひかされて物事を行う妨げになるもの。自由を束縛するもの。きずな」とありまして、この言葉の意味が「絆」という漢字の本来の意味に近いようです。

「ほだし」ではぴんとこなくても、「ほだされる」と言うと「ああ、それか」となるかもしれません。漢字で書くと「絆されて」。情に絆されて「絆」に投票した方も何人かいらっしゃるかもしれませんね。

時若師匠ご逝去

テーマ:曳山・歌舞伎
楽しい出会いあれば、悲しい別れあり

オフ会の日は皆既月食の日でもありましたが、大歌舞伎松竹の三味線奏者であり、わが翁山の振付師、そして義太夫の師匠でもあった豊沢時若先生が、欠けたまま再び満ちることのない月のように、この世からお隠れになりました。

かつて野村が長島を向日葵に喩え、自らを月見草と称したことがありましたが、同じく長年お世話になった故豊沢重松師が天真爛漫で太陽のようであったとすると、時若師匠は決して派手ではないが滋味のある月のような方でした。

昨日、三役塾や翁山の仲間たちと京都でのお通夜に参列。透析を始められた後入院されてからは、結局一度もお会いできないままの別れとなりましたが、すっかり小さくなってしまわれたお顔に手を合わせてお別れとお礼を申し上げて参りました。

平成13年に初めて翁山の振付師をお願いし、この時の外題が「神霊矢口渡」。私の息子が初上がりの年でもありました。3年後の平成16年は自分が若衆筆頭を務めたのですが、曳山上で「俊寛」を上演するという挑戦ができたのも、時若先生(振付名は中村福太郎)が振付師であったからこそでした。
矢口渡の稽古にて
さらに平成16年から3年間ほどは、現在三役修業塾の師匠である桂川千賀龍先生が体調不良の間、義太夫と三味線の指導者として長浜に通っていただきました。この時私は伝承委員会の三役修業塾係として、稽古の日程調整や先生との連絡役や送迎などの事務方を担当しておりました。

そして塾生の新規募集も行なったのですが、思うようには集まらず、既存の塾生諸氏も師匠が代わったこともあり、稽古場から足が遠ざかるといった感じで、なかなか活況を呈するという具合にはなりませんでした。ある日、先生曰く、

「油甚さん、あんた責任とって、太夫しなさい」

というわけで、私の義太夫人生は時若先生の一言から始まりました。先生との出会いがなければ、今の私はありません。本当にありがとうございました。どうぞ安らかにお眠り下さい。

カピに睨まれた◯◯や

テーマ:よもやま話
昨日はコブログのオフ会。前回よりは少し出席者が少なかったのですが、それでも総勢25名程度。毎度のことながらくんさんの名幹事ぶりには頭が下がります。(下げてないけどね)

オフ会初参加のカピパラさんとついに対面。夏のBBQには参加されたのですが、私は不参加でしたので。先に来られて会場内でゲッティさんと談笑されるカピさんを入口から遠目に見て、「あ、あの人かぁ~」

早速ごあいさつに。

私: はじめまして、油甚です

カピさん: あ、どうも。カピパラです。

私: 確か、高校の1年先輩ですよね?何か部活されてました?

カピさん: 柔道を

私: じゃあ、ぱんやさんの先輩じゃないですか。彼が1年の時、カピさんが3年

カピさん: う~ん、ちょっとわからんな~

(そこへ現れたぱんやさん)

私: おい、高校の柔道部の先輩らしいぞ。はよ、挨拶に行かなあかんがな

ぱんやさん: え、誰が?知りませんよ、ほんなもん

私: カピさん、柔道部や言うてやあるて。はよ、行け!

(怪訝そうな顔でカピさんに挨拶にいくぱんやさん)

ぱんやさん: こんにちわ、ぱんやです。柔道部だったんですか?

カピさん: そうや。2年上らしい

ぱんやさん: おかしいなぁ。私が1年の時の3年生て言うたら、◯◯さんでしょ、△△さんでしょ、☓☓さんしかやあれんも。

カピさん: (口をへの字に結んで)☓☓や

ぱんやさん: え゛~~っ!!!随分......



ちなみに、現役時代、ぱんやさん、カピさんに絞め落とされたそうです。カピさん、またたるんだブロガーがいたら、キュイと締めたって下さい。
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