蕪ブログ

テーマ:よもやま話
MashiToshiさんも書かれておりましたが、この季節のカブは本当に美味しいものです。特に油揚げとの相性は抜群。葉っぱごと炊いたんは、私の大好物です。

学生時代~30過ぎまで実家を離れておりましたが、たまに帰郷した時「何が食べたい?」と聞かれますと、今の子どもたちなら寿司だの焼肉だのと言うのでしょうが、私の場合は「菜っ葉の炊いたの」がリクエスト。まあ、それを頼む方も頼む方ですけど、ほんまにそれしかしてくれない母も母。

カブはよく大根と比較されますが、この二つは別種。むしろ、ハクサイや小松菜、ツケナなどが同じ種類の「カブ仲間」なんですね。道理で葉っぱが美味しいはずです。

それから、大根は地中で育った「根」を食べますが、カブの場合は可食部はほとんど土の上に出た「胚軸」と呼ばれる部分なんだとか。だから、大根の辛味とは違う「そこはかとない上品な甘さ」が感じられるんですね。

さて、「カブ」と聞くと他のものを頭に思い浮かべられる方も多いでしょう。「おいちょかぶ」の「カブ」?持ち札が足して9になる場合を「カブ」と言いますが語源は不明だそうです。「おいちょ」はポルトガル語の8からだそうです。まさかカブが美味しいから、「おいちぃょ、カブ」?

バイク好きの方はホンダのスーパーカブですか?この「カブ」は熊などの猛獣の子どもを表す英語「cub」からだそうです。サリーちゃんに出てきた「カブ」もそこからかな?ちなみに魔法使いサリーは原作は「サニー」だったそうですが、アニメ化する時に「サニー」の商標権を持っていた「ソニー」から許可がおりなかったから改名したのだとか。

カブは漢字で「蕪」。中身のない植物みたいなイメージですけど、「無」は「おおい隠されて見えない」ことを意味するようです。「蕪言(ぶげん)」あるいは「蕪辞(ぶじ)」とは、「ごたごたしてよくわからない言葉」。ってことで今日も「蕪ブログ」。

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