日のつく名前

テーマ:言葉・漢字
今月号の広報ながはまの裏表紙。子どもさんの写真が掲載されているのですが、登場された3名のうち、2名の子どもさんの名前に見慣れない文字が。

  日かんむり(日へん)に天という字

お一人は「昊樹」と書いて「こうき」君。そしてもう一方は、そのものずばり「昊」で「すかい」君。そもそも、この文字は「太陽の明るい空」を表しており、そこから「なつぞら」、転じて「大空」、さらに「あかるい」という意味もあるようです。

この漢字が人名に利用できるようになったのが、2006年からということなので、まだあまり馴染みがないはずですね。最近は読めない名前をつけるのが流行っているようです。私も読めない名前ということでは人後に落ちませんが、どうせ読めないのなら上の「すかい(sky)」君のように国際的に通用しそうな名前も一案ですね。

ちなみに、「昊」が「なつぞら」なら「旻」は日光が淡く心細い「あきぞら」を意味するそうです。「ふゆぞら」は何と書くのでしょうか?そういえば「はるぞら」とはあまり言いませんね。

先日結婚した姪のお相手さんは「最」と書いて「ゆたか」さん。お父さんが「晌」さんでお兄さんが「暁」さん。「日」のつく名前でお揃いなのかと思ったら、どうやら「最」の部首は「日へん」ではなく「曰(ひらび)」

日に似て日ならぬこの「」の字、「口+L」から成っているそうな。この字を部首とする文字は他に何があるかと言いますと、「書」、「曲」、さらに「曳山」の「曳」もそうだとか。曰く(いわく)言いがたき漢字の奥深さよ。

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