<<最初    <前    1  |  2  |  3  |  4  |  5    次>    最後>>

只今ちょうど朝四つ

テーマ:曳山・歌舞伎
今日は彼岸の中日、春分の日でございまして、昼の長さと夜の長さが同じになる日ですね。先日、夕暮れ時のカラスの群れの話をいたしましたが、最初その事実に気づいたのが1月でして、その時は夕方の5時ごろで、ほぼ暗くなりかけていたのですが、最近は6時でもまだ日は暮れませんね。

さて、現代では日の出、日の入りは日々時刻が変わりまして、昼が一番長いのが夏至、一番短いのが冬至となるわけですが、江戸時代は夜が明けるのが「明六つ」、日が暮れるのが「暮六つ」ということで、決まっておりました。

これを「不定時法」というそうですが、上図の様に日の出から日没までを6等分したものが「昼の一刻(いっとき)」、日没から翌日の日の出までを6等分したものが「夜の一刻」となります。

江戸時代は時計がわりに時の鐘が鳴ったのですが、その音の数で何刻(一刻は約2時間)と呼ぶのが普通だったそうです。上図のように明け方(早朝)の明け六つ、朝五つ、暮れ方の暮れ六つ、夜四つとか言い、その半分を半刻(はんとき=1時間)といい、九つ半とか、八つ半とか言ったそうです。

ってことは、そうなんです。1時間の長さが夏は長く、冬は短い。お天道様の動きに従って生活するわけで、明るい時に働いて、暗くなったら寝る。究極のサマータイムですね。

さて、本年度わが伊部町翁山組は出番を迎えまして、「双蝶々曲輪日記 引窓」を演じます。この芝居、上記の時刻が物語の重要なポイントとなって参りますので、ぜひ江戸時代の時刻について覚えておいて下さいね。

今日はこれから、稽古場の設営です。行って参ります。
 

レモンの夢

テーマ:よもやま話
(注)本日のブログ、淑女は読むのをお控え下さい。


夢というのは、ほんと突拍子もないものであります。現実の世界では信じられないようなことが起きますよね。

夢の話をしながら大変夢がなくて恐縮なんですが、私、時々おしっこが我慢できなくなる夢を見ます。つい今朝方もそのような夢を見まして、おしっこをしようとパジャマとパンツを下げた瞬間、
あれ!?
ということで、そこにあるはずの私の大切なものが「レモン」になっているではありませんか。

しかし、相変わらずおしっこは漏れそうになるほどしたいわけで、「もしかしたらレモンジュースが出てくるかもしれない」などという想像をしている余裕はその時にはありませんで、「しょうがない、レモンの皮をむいたら下から出てくるに違いない」と爪を立てまして、レモンの皮をがばりと剥きますと、そこには
あれ、また!?
と、一回り小さなレモンが現われまして、「これは一体?」と暗然となったところで目が覚めました。

ちなみに、「夢占いのサイト」で「レモン」と入力いたしますと、「レモンはかなりの疲労がたまっていることを意味します」と出ました。

おまけによ~、wikipediaで「レモン」を調べたら、「英語圏でのイメージは悪く、『無価値』、『不完全』を示す言葉になっている」なんて書かれてるじゃないかよ~。あ~あ、調べなきゃよかったよ。


(注)「不完全」かもしれませんが「無価値」ではありませんよ。

乙な発想

テーマ:曳山・歌舞伎
どちらが優れているか判断しかねることを「甲乙つけがたい」などと申しますが、この場合、甲が第一位で乙が第二位ということであります。「乙」というのはそう言えば数字の2に似ておりますが、2番目というより「乙る」というか「落ちる」「劣る」というイメージがつきまといます。

一方、「乙なもんだね~」とか「乙な事を言う」などと、ちょっと小粋な感じでこの「乙」という言葉が使われることがあります。この場合は「普通と違ってなかなか面白い味わいのあるさま」を意味するわけですが、これって邦楽用語だったんですね。

邦楽で高い音域の音、調子の高い音を「甲」というそうですが、この場合「甲」は「こう」ではなく「かん」と読みます。「かんだかい声」は漢字で「甲高い声」と書くんですね。一方、この甲(かん)より一段低い音を「乙」と申します。洋楽風に申しますと「一オクターブ下がる」ということでしょうかね。

義太夫の稽古をしておりますと、師匠から「そこはね、乙に入った方がいいよ」などと言われることがあります。ずっと高い調子が続いているところで、それ以上に音を高く張り上げて「キーキー声」で語るよりも、むしろ一段下げてしまった方が聞きやすい、というわけです。

確かに、ものにさえすれば語るほうもその方が楽なわけですが、一段下げて唄うというのは以外に勇気が要って難しいものです。こんな感じで、低い音が「普通と違ってなかなか味わい深いやんか」ということで、ここから「乙なもの」という言葉が生まれたようです。

商売あるいは社会生活の中で我々は、ともすれば甲高い音を発することばかりに注意が行きがちですが、一段下がってみるという「乙な発想」で活路が開けることがあるのかもしれませんね。

腹黒い封筒

テーマ:まちづくり
合併によりまして長浜市の角封筒が変わりました。
合併前
合併後
何が変わったのか?

宛先が手書きからシールになった?いや、それはたまたまですわ。
下の方に浅井三姉妹のイラストが入り、大河ドラマ「江」放映の宣伝が入った?うん、そうそう、それはその通り。

他には?と思いまして、中を覗いて見ますと、
合併前
合併後
と、このようにすっかり腹黒くなってくさるではありませんか。

まあ、どうでもええやん、と思う人が大多数の中、私はちょっぴり、いやかなり不満です。以前に「裏(リ)ユース」という題で書きましたように、私は使用済みの角封筒の裏面を利用いたしまして、新しい封筒を作成して再利用いたしております。しかるに、中がこのように黒くなってしまっては、もはや再利用は不可能じゃないですか!

なんで、こんなことしちゃったのかな?中が黒いほうが作成コストが安いのか?そんなことを思いながら、ネットで調べてみると、「中身が透けない封筒」というのが目に入りました。「もしや」と思いまして、名刺の原稿を印刷したものを入れて比べてみると、
合併前
確かに、日にかざして見ると、中身がすけすけなのに対し、
合併後
支所名が印刷されておりますが、中身は全く透けません。

またしても個人情報保護という時代の要請なのでしょうか。何だか、お互いが腹の内を見せ合わないイヤな時代になって参りましたね。

それならわかる

テーマ:政治
友人の友人がアルカイダ
は充分に信憑性があったけれど、
坂本龍馬と親戚き~ぃ~?
おまけに、「私のいとこの妻のいとこのひいばあちゃんの弟」が坂本龍馬ときた。

どんだけ遠い親戚やねん、と皆あきれているけれど、

龍馬の姉ちゃんがひいばあちゃん、ってことは
ひいじいちゃんはこれか?
それなら、わかる気がするよ、温水育ちのポッポ君。
<<最初    <前    1  |  2  |  3  |  4  |  5    次>    最後>>

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2010/03      >>
28 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 1 2 3

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧