置き薬さん

テーマ:よもやま話
この間、帳簿のお手伝いをしている長浜倶楽部でパソコンに向かって数字の入力をしておりましたら、事務所の前に1台の車が止まり、一人の若い男性が中に入って参りました。

私はもちろん一般業務には関係がありませんので、無視してパソコンに向かっていたのですが、その男、事務の女性に向かって「え~加減に顔覚えて下さいよ~、ここ4回目くらいですよ~」と笑いながら言います。事務員さん、「いや、覚えてますよ。〇亀さんでしょ」。どうやら、置き薬屋さんのようです。

置き薬と言えば富山。最近来られる頻度が少なくなったように思えますが、うちにも3社ほど出入りされており、その数だけ箱がございます。もっともこの会社は富山ではなく西宮だそうです。

ご存知のように、使った分だけ代金を払い、また新しく薬が補充されるシステム(先用後利というらしい)なわけですが、この男、代金を聞かれると「〇百万円で~す」とか言ってはしゃいでたんですが、私も事務員さんも無反応だったわけです。

そうしましたら、「何、この雰囲気? いややな~、ちょっとわかりませんでした~?」とか言いましたので、それまで黙っておりましたが、思わず「ギャグが古すぎて笑えんわぁ」とかましてやりました。事務員さんにはこちらの方が受けたようです。

さらに「一生のお願いです、聞いてくれますか?」と事務員さんに言い出しまして、何やろ?と思ったら、「自宅の方にも置き薬置かせて下さい」「考えとくわ」「考えないで下さいよ、仲間じゃないですか~」といつの間にか仲間にしとる、こいつ(笑)。

「お願いです。ノルマがあるんです」と泣き落とし調に変わり、「最悪、決済は自宅ではなくここででも結構です」って、それは最悪ではなくって手間がかからず好都合やろ。そんなこんなで一しきりキャンキャンと吠えて帰っていきましたわ。

昔、うちに来てマシンガンのように喋っていく「置き薬さん(おきやくさん)」がいましたが、その男さんざん喋りまくった最後に「私ね、こう見えても家ではね、ほとんど口きかないんですよ」と言って帰って行ったのを思い出しました。

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