0次健診(下)

テーマ:まちづくり
さて、昨日からの続きの「0次健診」でございますが、尿検査、血液検査の結果等は後日送付されるわけですが、「その場でわかるあなたの健康年齢~」みたいな「知りたいような知りたくない」検査が2つほどございまして、これも当健診の目玉かと存じます。

まず、一つ目なんですが「動脈硬化の検査」であります。「あなたの血管の硬さは〇才に相当します」なんて結果が出ます。まずね~、普通の血圧だけでなくて、「中心血圧」つまり、心臓の近くの血圧を測ってもらえるんです。これは低いほうがいいようですけど、私はどうも普通の血圧自体がいつもより高い結果が出まして,、それが気になって...。

測定して下さった方もやや年配の女性でしたんで、さほどドキドキすることもなかったんですがねぇ。さて、気を取り直して今度は「大動脈波速度」の測定。何ともおどろおどろしい名前の検査です。血液がドロドロして血管が硬いと波の伝わり方が違うんでしょうか。

今度は若くて可愛いおねえさんの指示で、ベッドに仰向けに寝まして、手首や足首に測定器をつけられまして、しばしリラックス状態で横になっておりますと、「はい、終わりましたよ~」。そして、しばらくすると機械からピヨ~ンと結果が出て参ります。「はい、血管の硬さは 40代後半に相当。齢相応でよかったですね。」

うん、よかった、よかった。おまけにここでも血圧を測ってくださったんですが、何と正常やん。血圧は若くてきれいなおねえさんの方がドキドキして高くなりそうなもんですが、なかなか一筋縄では参りませんな。

もう一つの目玉は「呼吸機能検査」つまり「肺の能力検査」であります。まず、鼻を洗濯ばさみみたいなのでつまみまして口呼吸状態に。普段慣れていないので、酸欠状態の金魚みたいな感じになります。

続いて、何かね~、先っぽに紙管を取り付けたピストルのようなものを咥えるんですよ、口に。それでね、息を普通に吸ったり、吐いたりを数回繰り返した後に、検査官の「はい、大きく吸って~え」の合図で思い切り息を吸い込んで、「はい、吐いて~」で吐き出すという一連の作業を行なうんです。

この検査官も若いきれいなお姉さんなんですが、笑えるのはね、「すう~、ふう~」とか呼吸動作を一緒にしてくれて、「はい、大きく吸って~え」の時なんか、自分も目ぇひん剥いてのけぞりましてね、吐く時の指示なんか「まだ、まだ、まだ、まだっ!最後まで~ぇ」と、一体何人の被検者を相手にするのか知りませんが大変な労力です。

私が指示通りに大げさにやったもんですから、横で見ていた妻が笑い出しまして、このお姉さんに、「はいはい、そこのギャラリー、笑わないで静かにして下さい!」って注意されてましたがな。

まあ、そうこうしているうちに結果がまたピヨ~ンと出て参りまして、
やった~!
ということで、とりあえず、2時間弱で検査は終わりました。血液や尿検査の結果が届いたら、こんなおふざけは言ってられなくなるかもしれません。まあ、来年度も行なわれるようですし、特に40~50代の受診率が極めて低いようですので、該当の方いらっしゃいましたら、是非とも受診なさって下さいませ。詳細はコチラ。 

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