YOKEL TIGER
テーマ:スポーツ
2010/03/03 09:23
中広さんが毎月発行して無料で届けて下さる長浜地域密着生活情報誌「ぼてじゃこ倶楽部」。今月号の表紙はこれ、我が母校の虎姫高校アメリカンフットボール部であります。
私自身は高校の時は大人しくアーチェリーというものをやっておりまして、「あんな野蛮なことようするな~」と冷たい視線を彼らアメフト部の連中に送っていたわけですが、結局大学では私もこのスポーツに身を投じることになったのですから、人生わからんもんです。
それはさておき、虎高アメフト部が何でこんなところに登場しているんや?と本文をつらつらと読んで行きますと、昨年12月12日に行なわれた「滋賀県民体育大会(新人戦)」で北大津高校に勝って優勝した、とのことであります。
私たちが高校生の頃も虎高は強くて、関学高にもう少しで勝ちそうになったり、同級生のM君は法政大学に推薦で進学し、QB(クォーターバック:司令塔)として活躍し、日大に次ぐ関東No.2の成績を上げてましたわ。
それはそうと、これ見てちょ
YOKEL TIGER
「ヨーケル・タイガー」と書いてあります。どうやら、虎高アメフトのチーム名のようであります。昔からこんな名前だったんでしょうか。それにしても「タイガー」は虎高の「虎」だってことは容易にわかるんですが、「ヨーケル」って何じゃ?と思い、本文を読み進めますと、「田舎の虎」を意味する、なんて書かれております。
英和辞典にはあっさり「田舎者」としか書かれておりませんが、コウビルド英英辞典には、次のように。
If you refer to someone as a yokel, you think they
are uneducated and stupid because they come
from the countryside.
つまり、ヨーケルってのは「田舎の出だから、あいつは教養がなくて間抜けだ」という気持ちが込められた蔑称、一言でいうと「いなかっぺ~ぃ」ですな。ようこんな名前つけましたな~、と一瞬思ったんですけど、よく考えてみますと、こういうへりくだった表現はかえって効果的なものかもしれません。
例えば私みたいな訳知り顔のイヤな輩が、チーム名なんだから「TIGER」じゃなくて「TIGERS」と複数でしょ?とか、「YOKEL」は名詞だから、「YOKEL TIGER」は単に「田舎者 虎」で意味不明やん、とか突っ込まれても、「あ、ほうでしたか。何せ私らヨーケルですさかいにな、こらいてな」と言ってしまえば勝ちですもんね。
ちなみに、「形容詞+名詞」ではなく、コンパクトな表現にするために名詞を形容詞的に用いる「名詞+名詞」も英語表現ではありですし、最近は「Bluewave」とか「Grampas Eight」とか単数計で終了するチーム名もOKみたいです。
「ヨーケル」って何だろう?「キッカーがよう蹴る?」「タックルをよける?」「屈強な男達がようけいる?」とか色々想像してしまうし、何と言っても「ヨーケル タイガー」という響きが何とも明るく爽やかではないですか。と、「ヨロケル体が」になりつつある、おっさんからの応援歌でした。頑張れ!YOKEL TIGER
私自身は高校の時は大人しくアーチェリーというものをやっておりまして、「あんな野蛮なことようするな~」と冷たい視線を彼らアメフト部の連中に送っていたわけですが、結局大学では私もこのスポーツに身を投じることになったのですから、人生わからんもんです。
それはさておき、虎高アメフト部が何でこんなところに登場しているんや?と本文をつらつらと読んで行きますと、昨年12月12日に行なわれた「滋賀県民体育大会(新人戦)」で北大津高校に勝って優勝した、とのことであります。
私たちが高校生の頃も虎高は強くて、関学高にもう少しで勝ちそうになったり、同級生のM君は法政大学に推薦で進学し、QB(クォーターバック:司令塔)として活躍し、日大に次ぐ関東No.2の成績を上げてましたわ。
それはそうと、これ見てちょ
YOKEL TIGER
「ヨーケル・タイガー」と書いてあります。どうやら、虎高アメフトのチーム名のようであります。昔からこんな名前だったんでしょうか。それにしても「タイガー」は虎高の「虎」だってことは容易にわかるんですが、「ヨーケル」って何じゃ?と思い、本文を読み進めますと、「田舎の虎」を意味する、なんて書かれております。
英和辞典にはあっさり「田舎者」としか書かれておりませんが、コウビルド英英辞典には、次のように。
If you refer to someone as a yokel, you think they
are uneducated and stupid because they come
from the countryside.
つまり、ヨーケルってのは「田舎の出だから、あいつは教養がなくて間抜けだ」という気持ちが込められた蔑称、一言でいうと「いなかっぺ~ぃ」ですな。ようこんな名前つけましたな~、と一瞬思ったんですけど、よく考えてみますと、こういうへりくだった表現はかえって効果的なものかもしれません。
例えば私みたいな訳知り顔のイヤな輩が、チーム名なんだから「TIGER」じゃなくて「TIGERS」と複数でしょ?とか、「YOKEL」は名詞だから、「YOKEL TIGER」は単に「田舎者 虎」で意味不明やん、とか突っ込まれても、「あ、ほうでしたか。何せ私らヨーケルですさかいにな、こらいてな」と言ってしまえば勝ちですもんね。
ちなみに、「形容詞+名詞」ではなく、コンパクトな表現にするために名詞を形容詞的に用いる「名詞+名詞」も英語表現ではありですし、最近は「Bluewave」とか「Grampas Eight」とか単数計で終了するチーム名もOKみたいです。
「ヨーケル」って何だろう?「キッカーがよう蹴る?」「タックルをよける?」「屈強な男達がようけいる?」とか色々想像してしまうし、何と言っても「ヨーケル タイガー」という響きが何とも明るく爽やかではないですか。と、「ヨロケル体が」になりつつある、おっさんからの応援歌でした。頑張れ!YOKEL TIGER