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呆痴自転車

テーマ:よもやま話
自宅の自転車置場にあるはずの自転車がない!こんな経験皆さんはございませんでしょうか?私は割りと頻繁にあるんですな、これが。

街の中に暮らしているせいか自転車に乗る機会が結構あります。車を使わなくてもよい距離に役所やお店や銀行があり、請求書類の配布なども街なかは自転車でいたしております。

これが私の愛車でございます。

お~、マウンテンバイクじゃないっすか、なんて思いましたか?今から16年前に、大阪で行なわれたヨコハマタイヤさんの販売店会に出席した時に余興で抽選会があったんですが、私見事にこの自転車獲得いたしました。

ちょっと派手めでこっぱずかしく、どろよけもかごも付いてなくて機能的でないので、しばらく放置しておいたのですが、先代の自転車のタイヤが再起不能になりまして、もう格好なんか気にしてられません。年甲斐もなくこれを引っ張り出してきて乗り初めてもう7,8年?。格好よりも機能。どろよけ、それに不釣合いですが籠もつけてもらいました。

さて、この自転車が昨日の昼前、忽然と消えておりました。あれ~?と前日からの行動を思い出します。T田さんところまで自転車で行って、食事会が終わった後、曳山博物館まで戻って会議..。

「そうか、曳山博物館に置いてきたんや」、と見に行きます。実はこのように他所へ自転車で行って帰りに博物館に寄った場合はかなり高い確率で置き忘れます。何せ博物館は家のすぐ近所ですんで、歩いて行き来する癖がついております。

しかし、今回は自転車見当たりませ~ん。事務所で尋ねましたら、ドラゴン・スリーさんに「油甚さん、きのう自転車に乗って帰ら~りましたで、間違いなく」とあきれられる始末。あれ~、どこへ行ってしまったんじゃいな?

しばらくあごを両手にのせウンチングスタイルで沈思黙考。「そうだ!今朝用事で100mほど離れたけろっぴ楽器さんまで行くのに徒歩か自転車か迷ったあげく事もあろうに自転車で行ったんや」、と思い出すが早いか全速力で走って行きましたら無事店の前にポツネンと佇むわが愛車。

半径100m以内の場所へ自転車で行った場合、私の場合完全にボケまして用事が済んだら愛車を見捨てて悠然と徒歩でお帰り。放置自転車ならぬ呆痴自転車になることがままございます。この派手で風変わりなマウンテンバイク放置発見の際はぜひ報知してんしゃ。

ちもとだに萌え~

テーマ:曳山・歌舞伎
近江毎夕新聞の報道にあった通り、イラストレーター・絵本作家の永田萠さんの作品展「永田萠の世界展―水の国の妖精たち」が9日から24日まで長浜文芸会館で開かれております。

で、昨日の午後は上草野小学校で特別授業をなされたわけですが、その後、晩に何とご一緒に会食をさせて頂くという栄誉にあずかりました。場所は「ちもとだ」いや、曳山文化協会の前伝承委員長であるT田さん宅にて。

曳山博物館のしおり表紙の子ども役者のイラストを依頼したことから永田萌さんとの交流が始まり、特に平成13年の6月に伝承委員会が主催した「第2回市民曳山まつり講座」の講師としてお招きしてから親交が一層深まり、曳山祭にも何度かお見えになるなどすっかり長浜ファンになってくださっております。

特に「ミスターホスピタリティ」の異名を持つT田さんは、祭の際もさばそうめんを振舞ったりと特にねんごろにおもてなしをされてきたわけですが、今回は萌さんおよびマネージャーさんに是非長浜の冬の味覚「鴨すき」を味わってほしいと自宅にお招きになり、私たち旧伝承委員会のメンバー数名がご相伴に預かったというわけです。

予算の都合上、鴨すきはお二人分だけで、私たちはT田さん特製の長いも+野菜たっぷりのヘルシーお好み焼き(味は絶品)を中心にご馳走になりました。しかし、この鴨すき、実は「千茂登」さんから材料、スープ、鍋をそのまま持ち込み、お給仕も専門の女性(実はTさんの娘さん)が行なうという本格的なものでした。

永田萌さん、しきりに「これはおいしいですねえ」、「私が今まで食べてきた鴨(合鴨)とは全く別物ですね~」、「この野趣がいいですねえ」、「せりとの相性が抜群」などなど称賛の声連発でありました。

祭の話題でひとしきり盛り上がり、新長浜駅についても構造と眺望がすばらしい、とおっしゃっておりました。また湖北方言「やんす」に興味を持たれたようで、「きゃんすの過去形は?」→「きゃんた」、「来なかったは?」→「きゃんせんかった」、じゃあ「来るだろうは?」→「きゃんすやろ」などなど、「きゃんす」の活用について根掘り葉掘り尋ねられました。

生憎、メンバーのうち3人が7時半から重要会議を控えておりましたので、アルコール0.0%のビールしか飲めませんでした(ことにしとこ)が、2時間あまりの楽しいひと時でありました。最初にお会いしてからもう9年。萌さん一言「皆さん本当に大人になられましたね」ですと....。

(*25年ほど前まではジャニーズ系の顔立ちのイケメンだったT田さん、本当にありがとうございました)

小沢一郎と原敬

テーマ:政治
「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で渦中の人となっている小沢一郎氏。目下我が国の最高権力保持者であることはだれの目にも疑いない。小沢氏は師である田中角栄氏と比較されることが多いが、実は小沢氏が最も尊敬している政治家は原敬である。

原敬とは明治~大正期にかけての政治家で初の「平民宰相」として国民的人気を博した、と確か社会の時間に習ったような気がする。が、何故小沢は原敬をそんなに慕うのか。同郷岩手の人だからか?

近代へと歩みだした日本には侵略と戦争への道のほかに進路はなかったのか、というテーマで書かれた「近代日本の分岐点」という本を読んでいたら、先の疑問の答えになるような箇所が登場して来たので、紹介したい。

『原敬政治の基本は、身もふたもないほど明快、率直な「数の論理」だった。彼の理想は藩閥官僚群に代わって政友会を明治国家の権力相続人にすることだったが、その道筋は党の結束-指導力確立-政友会勢力の扶植-絶対多数の確保である。

大正三年、政友会総裁に就任した原は党員に対する挨拶の中で「もとより党勢の拡張、党員の結束は党の利益に相違ないのでありますが、いかにして憲政の発展を図るかということに思い至るならば、わが党のなすことは当然であります。国家の重きを担って国家に貢献せんと欲すれば、ますます党員の結束を強固にせざるを得ず、これ国家に貢献する所以なりと思います」と述べた。

端的にいえば「党勢を拡張して大政友会を築くことが国家に貢献する道だ」ということになり、政友会という政党と国家を同一視して一党独裁国家に流れかねない傾きすらあった。』

まるで、小沢氏を見ているようであるが、作家の武者小路実篤などは世界と日本という角度で原政治を高く評価し次のように述べている。

『僕は総理大臣として及第点を与えることができる人は、原敬以外に一人もないように思っているのだ。少なくとも原敬だけは政治家だったような気がした。それは高段者の碁打ちが、自分の置く石の効果を一々知って石を打ち、将棋の高段者が持ち駒を活かして使うのに似ている。

他の人には気がつかないうちに、かれは日本の地位を自分の思っている方向へ動かそうとしている。そこに政治家らしい思想と実力を持っているのを感じ、信頼できる政治家だと思った』

最後の政治家と言われる小沢一郎。悪いことをしているかもしれないけど、果たして葬り去るに値するようなことなのか?稀有の政治力への期待と剛腕への不安がない交ぜになって、民主党の議員もマスコミも、そして国民自身も扱いあぐねているのではないか?

それにしても、彼らは確かによく似ている
笑えば  
怒れば


お姉さん以上おばさん未満

テーマ:よもやま話
昨日ゆうこりんさんが、団体のお客さんに「お姉ちゃん」と連呼されて悪い気がしなかった、といった内容のブログを書いておられました。

「お姉さん」でなければ何なのか?やっぱり「オバサン」しかないのでしょうか、呼び方として。じゃあ、一体いくつまでが「お姉さん」で、いくつからが「オバサン」なのか?

先日の日経プラスワンのアンケートによれば、「あなたはオバサン?」と聞かれて、30代前半では35%が、30代後半では68%の女性が「YES」と回答したそうであります。

また、約1年前にオリコンが20代、30代、40代の女性各200人の計600人に「お姉さん以上おばさん未満は何歳か?」と尋ねたところ平均は37歳だったそうで、日経の結果とほぼ一致しております。さすれば30代半ばを過ぎれば女性は晴れて自他共に認める「おばさん」になるのかというと、そう単純なものでもないようです。

つまり、先の質問に対する回答結果を年代別に分析すると、20代が34.3歳、30代が36.5歳、40代が40.2歳と年代が上がるに従って境界年齢が上がり、「おばさん」であることを自覚しない人が増えていく傾向にあるようです。

さて、では女性を「おばさん」「お姉さん」と区別して呼ぶ側は、どういう基準で行なっているのか?明らかに「おばさん」としか見えない女性を「お嬢さん」などとからかって呼ぶ司会者もおりますが、そういう恣意的なケースを除いて考えるとどうなのか?

ネットで調べて最も説得力があると私自身感じた説明は、

親の年齢の方に近く見える人、もしくは好意を持てない年上の人 → 「おばさん」

自分と年齢が近いと思える人、好感度の高い人もしくは好意を持てる人 → 「お姉さん」

と呼ぶ、というものでありました。

ゆうこりんさんを「お姉さん」と呼んだ方たちの年齢層は不明でありますが、好感度が高かったためついそう呼んでしまった、ということにしておきましょうね。



週末の食卓(18)

テーマ:週末の食卓
(その1)
昨年末のことですが...。
おせち料理の中の黒豆を炊くのが母の得意技。でも今回は...

妻: お母さん、黒豆焦がさ~ったみたいやで

私: ほんま、何でやろ?

妻: 居眠りしてやったらしいわ。

(母の居るところに行って)

私: 黒豆炊いてて居眠りして焦がしたらしいな

母: 居眠りなんかしてよかいな!
   
   ぐっすり、寝てたんやがな。



(その2)

十日戎の日曜日に店番をしていた妻がお客さんに聞かれたと言って

妻: 今宮戎とかは宝恵籠に芸者さんが乗って華やかですよ、って大阪のお客さんが言うてやったけど、長浜はどうなの?

私: 長浜に芸者さんなんかや~れんやろ。

母: あれ、や~れんかいな?

私: や~れんやろ。

母: いや、や~るはずや。私でも知ってるも。

私: その人、ひょっとしてぇ....年上?

母: そうそう


あの~、乗っていただかなくても結構ですんで


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