みびょうな舌の色

テーマ:よもやま話
日本フルハップ発行の冊子「まいんど」1月号に、東洋医学の基本的な姿勢の一つは「未病を治す」こと、と書かれておりました。「未病」とは何ぞや?「微妙」と言い間違えそうですが「びみょう」ではなく「みびょう」です。それはともかく、「未病」とは「症状が生体に現われていなくても、身体に病が成立しつつある状態」のことなんだそうです。

五臓六腑などと言いますが、東洋医学において人間の内臓全体を言い表すときに用いられる言葉が「五臓」、つまり「肝・心・脾・肺・腎」を指し、特に加齢と密接に関わるのが「腎」だとか。やっぱり「じん」と「おいる」は切っても切れない仲のようです。

腎の衰え(腎虚)が加齢を招くからといって、腎だけの働きを高めてしまうと五臓のバランスが崩れ不安定な状態となるので、とにかく早寝早起きによって身体のリズムを調整することが大切なんだそうです。そして、次のように書かれてありました。

「未病の最たるものは、夜中の12時をまわって起きて仕事をしている人です。人間は大昔から、夜は寝る、昼は起きるというリズムが体内に染みついています。眠くなる時間を午後10時とすると、午前1時に眠くなる人は3時間の時差があるわけです。

短期間にそういう状態があってもまだ修復できますが、固定されたライフスタイルとして慢性的に続くと、よほどその人自身の工夫が必要となってきます」と。

ここからが腎、いや肝心なんですが、ある程度不規則な生活でも大丈夫かどうかは「舌の色でわかる」んだそうです。舌の色が紫系統の人は、不健康だが夜更かしにも強い人。一方、綺麗なピンク色の人は健康でも不規則な生活を長く続けると体を壊す人である、と書かれておりました。

私は、夜更かしには滅法弱く、午前12時を過ぎるとかぼちゃに戻る馬車みたいな男なんですが、確かに舌はピンク色。「ほらね」と舌を出して妻に見せますと「ピンク?あつかましいわ!」と一喝されました。はたして私のこのびみょうな舌の色はみびょうなのでしょうか?

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2010/01      >>
27 28 29 30 31 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧