けれん
テーマ:曳山・歌舞伎
2013/03/05 09:01
「歌舞伎の早変わりや宙乗りなど、見た目の奇抜さで客の気を引く演出を「けれん」という。「外連」と書くが、もとは義太夫(ぎだゆう)が他流派の節で語るのをそう呼んだとか。そこから俗うけを狙い芸の本道から外れた舞台を批判する言葉となった。」
少し前になりますが、2/13の毎日新聞・余録には、そう書かれておりました。コラムは後半で、北朝鮮の今回の核実験をはじめとする瀬戸際外交を、この「けれん」に例えて批判していました。
北朝鮮はともかく、「けれん」って義太夫由来の言葉だったんですねぇ。他流派の節で義太夫を語る、とありますが、他流派ってのはどういうのでしょうね。
よく師匠が「まっすぐ語れ」とおっしゃるのですが、元々義太夫節というのはことさらに抑揚をつけないものなのかもしれません。ところが、それでは寂しいので、ちょっと派手に歌うように語ったりする。
私などは、高音部になると腹の底から声を出すのを惜しんで、裏声に逃げる。昨年末の忘年会の時も師匠の講評の中で「高い音をいつまでも逃げとっちゃいかんよ」と指摘されたのですが、これも「けれん」なのかな。
「ケレン味のない」といった言い方もいたしますよね。「考え・生き方などがオーソドックス」という意味で使われます。オーソドックスといえば、昨晩のQさまで「反対語として間違ってるのはどれ?」という問題で、これが出て参りました。
反対語が「パラドックス」になっていたので間違いだとはわかったのですが、ではオーソドックスの対義語は何なのか?何と「ヘテロドックス」だそうです。そんなの聞いたこと無いがな。それこそ「けれん」やろ。
少し前になりますが、2/13の毎日新聞・余録には、そう書かれておりました。コラムは後半で、北朝鮮の今回の核実験をはじめとする瀬戸際外交を、この「けれん」に例えて批判していました。
北朝鮮はともかく、「けれん」って義太夫由来の言葉だったんですねぇ。他流派の節で義太夫を語る、とありますが、他流派ってのはどういうのでしょうね。
よく師匠が「まっすぐ語れ」とおっしゃるのですが、元々義太夫節というのはことさらに抑揚をつけないものなのかもしれません。ところが、それでは寂しいので、ちょっと派手に歌うように語ったりする。
私などは、高音部になると腹の底から声を出すのを惜しんで、裏声に逃げる。昨年末の忘年会の時も師匠の講評の中で「高い音をいつまでも逃げとっちゃいかんよ」と指摘されたのですが、これも「けれん」なのかな。
「ケレン味のない」といった言い方もいたしますよね。「考え・生き方などがオーソドックス」という意味で使われます。オーソドックスといえば、昨晩のQさまで「反対語として間違ってるのはどれ?」という問題で、これが出て参りました。
反対語が「パラドックス」になっていたので間違いだとはわかったのですが、ではオーソドックスの対義語は何なのか?何と「ヘテロドックス」だそうです。そんなの聞いたこと無いがな。それこそ「けれん」やろ。