長広舌

テーマ:よもやま話
「スピーチとスカートは短いほうがいい」。「いや、いっそ無い方がいい」などとよく言われますように、長い挨拶というのは嫌われます。自己紹介が長いのもうんざり。4/4の日経新聞生活欄に、そのような長広舌を持つ方々にはいろいろなタイプがあり、またなぜそうなるのかが書かれておりました。

まず、いろいろなタイプというのは、次の5つ

1.「質問二の次型」:講演会で質問と称して自説を延々と展開する(いるいる!)

2.「そもそも型」:自分の参加理由や立場を「そもそも」と詳細に説く(いるいる!)

3.「偉い人型」:権威があるため、だらだらした話を誰もとめられない(超~いる!)

4.「歴史うんちく型」:相手が関心なくても、歴史知識をくどくどと解説(うるさいほど!)

5.「欲が裏目型」:場に受ける挨拶を狙うあまり、話の空転が続く(あるな、私)

これだけ、見事に分類されていると気持ちがいいですね。当てはまる人、反省して下さいね。そして、長くなる原因として聖路加国際病院の精神科医の大平氏が挙げていたのが次の3つ。

1.「年齢とともに低下しがちな思考力の問題」。年をとると頭の回転が遅くなり、しゃべりながら考え、またしゃべるという方法をとると思考が追いつかず、話の収拾がつかなくなる。

2.「丁寧すぎる話し方」。意を尽くすためにたくさん説明するが、時間が限られているので早口になったり、詰め込みすぎでくどくなる。

3.「学校教育の場での演説」。小中学校の時代から校長先生の長い話を聞いて育つ。あれが人々の挨拶のモデルに無意識のうちになっている、と。さて今日は小・中学校の入学式ですが、校長舌と呼ばれることがないように気をつけてくださいね。

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