あさりからあさ◯ちまで

テーマ:よもやま話
少し前になりますが、NHKの「あさいち」という番組で、あさりを美味しく食べるための秘訣みたいなものが紹介されていました。まず肝心なことは「死んだあさりを除外する」こと。これが混ざっていると、あさりのすまし汁などが一気に生臭くなるようです。

さて皆さん、あさりが生きているか死んでいるかどうやって見分けます?え?熱を加えても開かないのが死んだやつ?そうですよねぇ。そう思いますよねえ、普通は。でも、考えてみれば、熱を加えないと生死が判明しないようでは遅いのね。その前にわからんとね。さてどうする?

何と水につけてゴシゴシとこするんですってよ、お互いに。するとですね、生きたアサリはギュッと口を閉じるのに対して、死んだアサリは口を少し開いてしまうそうな。熱を加えた時と逆ですね。これは意外でした。

そう言えば、先日紹介した「からだを読む」(養老孟司)って本に、「顔面神経痛は、顔が歪む側が健全な側」と書いてありました。歪んだほうがおかしいと普通は思いますよね。ところが、「筋」というのは収縮だけが仕事で、一見歪んでないと見える側は、この収縮の仕事ができなくなっているということらしい。

人間の体の仕組みは本当に不思議です。最近よく、ノンレム睡眠とかレム睡眠という語を聞かれることがあると思います。端的にいうと、ノンレムは「脳」を休ませる睡眠で、レムは「体」を休ませる睡眠だそうで、いびきをかくのはノンレム時なんだそうです。鬼の居ぬ間に洗濯じゃないけど、脳の居ぬ間にいびきか?

一方、体が休んでいるレム睡眠時には、筋肉が完全に弛緩しておるわけですが、逆にこの時に必ず膨張しておるものがあるんだそうです。そうよ、あれよ、あれ。あれは筋肉ではありまへんね。

あれは、普段は膨張しないように制御されているんだと、「千鶴子には見えていた」(竹内久美子/文藝春秋)という本に書いてありました。あさ◯ちは、興奮しておるからではなく、レム睡眠時に目が覚めたことによるものだったんですね。

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